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ロールキャベツ男子

「先生は意外とロールキャベツ男子なのかも知れません」
ゼミ合宿での朝食の時間,ゼミ生達と一緒に食事をしている時,いつも元気な一人の女子学生からそう言われて意味不明の言葉にとまどった.

最近,女性が男性をいろいろと評価するときに,草食男子,肉食男子などという言葉を耳にしたことはあった.でも,ロールキャベツ男子は初めて聞く言葉だった.
外見は野菜のようにおだやかだけれど,一皮むくと肉食系であるというのがロールキャベツだそうだ.褒められているのか,あるいは嫌われているのか...

その他に,肉巻きアスパラガス男子,クリーミーホワイト男子などがあるそうだ.
それらの言葉を聞かされるごとに,何人かの男子学生の顔が頭に浮かぶ...
いずれも容易に想像することができて,とてもわかりやすい.

「最近の女子学生は男子学生よりも元気」というのが多くの教員の共通した感想ではないだろうか.
人前でもしっかりと質問したり自分の意見を言ってくれるのは,おもに女子学生である.

40歳ほど年齢差がある学生達とのやりとりを通していろいろと教えられることが多い.
女子学生達の表現の豊かさを感じつつ,男子学生達には「もっと表現力を!」と強く言いたい.
一方で,女子学生には自分自身をしっかりと見つめることができる力を育んでほしいと強く願うものである.

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節電は本当に必要だったのだろうか

今日から東京電力と東北電力管内の節電令が解除された。3.11以降のあの節電への呼びかけは本当に必要だったのだろうか。

節電自体はこれからも大切なテーマであることには間違いないが、原発を存続させたいという強い思いに利用されたように思えてならない。

猛暑の中で節電熱中症が多数発生した。
駅のエスカレターが停められ階段をのぼりおりすることを余義なされた高齢者を数多く見かけた。

節電令が解かれた今朝、JR中央線に乗つていて、節電にご協力下さいとアナウンスが流れた後、列車内の照明が切られ真っ暗になり読んでいた書籍の文字が読めない状態になった。

生活者のためでなく原発存続のための節電がこれからも続く…

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