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環境雑音の意味・大切さ

先週末にT大先端研での鈴木淳也さんの興味あるプレゼン。視覚障がいがある人は、環境認知(壁までの距離、材質、サイズ、形状などまでわかる!)に環境雑音をうまく利用している(無意識下で)とあった。面白いと思った。
目が見えるわたしたちの耳にもその環境雑音は届いている。でも、それを意味が無いものとして、私達の脳は捨てているのでは?と尋ねてみたところ、そのとおりではないかと答えをいただいた。静かな場所でもICレコーダで録音してみると、様々な「環境雑音」があることが思い出された。
人の脳はすごい!

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見えない世界を感じとる

所沢の森にあるキャンパスに視覚障がいがあるKさんが訪ねてくださった.バスを降りた瞬間に「空気がおいしい」と一言つぶやかれた。見ることができるわたしたちはそんな感覚を忘れてしまってはいるのではないかとふと思った

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目のつけどころの面白さ・新鮮さ

 高知ふくし機器展で出あった小林海斗君.彼はデジカメを使って写真を撮る(彼は障がいがあるが,,アングルやシャッターチャンスを言葉で伝える.近い将来,本人ができるように現在,工夫中).
 作品のユニークさには目を見張るものがある.ガードレールの傷(ガードレールが痛いと言っている...),道端にひっそりと咲いている花,自販機の飲み物たちの色鮮やかなパッケージ,空の雲,道端の排水溝の蓋...どれもが一見すると何でもないものだが,とても新鮮な目で捉えられている.
 近い将来,彼のHPが生まれ,多くの人に彼の作品を見てもらいたい.

Photo_3

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