Duskin Leadership Training in Japan

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事業内容

事業内容の一覧を解説しております。
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趣旨と特徴

本事業は、「国連・アジア太平洋障害者の十年(1993~2002)」事業推進の一環として、各国・地域の障害者福祉の向上に寄与する人材育成を目的とし、1999年より実施している。

選考は完全公募で行われ、個別研修は研修生が作成した計画をもとに設定するというユニークな特徴を持つ。また、約10ヶ月にわたる研修は原則として日本語または日本手話で行われるため、日本や日本文化への理解を深めることも可能となる。

研修修了生は国や地域、障害種別を越えてネットワークを築き、地域社会のリーダーとして活躍することが期待される。

研修期間

約10ヶ月(9月初旬~翌年6月中旬)

受入れ対象地域

アジア・太平洋地域(オーストラリア及びニュージーランドを除く)

受入れ人員

最大10名

応募条件

  1. 障害のある本人で、将来リーダーとして地域社会に貢献したいと志す個人。
  2. 応募年齢は18歳以上35歳以下。学歴、職歴不問。
  3. 連続した10ヶ月の日本における研修に耐えうる能力があり、日本の生活に適応できること。
  4. 日本語(日本手話)または英語(アメリカ手話)で話すコミュニケーション能力があること。
  5. 介助者を必要とせずに日常生活動作が自分でできること。
  6. 各国または地域で実施する面接に参加できること。
  7. 研修目的、研修計画を自ら立案・作成し、それを実行できること。
  8. 不測の事故等を含め、全てのリスクは参加者の自己責任とし、当協会と合意書を交わすことに異存がない人。

選考方法

申込書をもとに実行委員会が審査し、候補生を選出する。その後、実行委員が候補生の母国/地域で面接を行い、その結果に基づいて実行委員会で審査し最終的に研修生を決定する。

研修内容

語学研修

日本語または日本手話での会話を目標として、来日後約3ヶ月間、研修を行う。

集団研修(講義及び施設見学)

障害者施策、障害者運動の歴史と現状、障害者をとりまく社会環境、障害者の教育・雇用・社会サービスに関する講義及び見学を通じ、日本の障害者福祉の現状を理解する。

また、研修生同士や日本の関係者との意見交換や経験の共有などを通じ、リーダーシップスキルの向上を図る。その他、企画書の作成やプレゼンテーション技法、報告書の書き方なども学ぶ。

個別研修

研修生が関心を持つ分野・ニーズを考慮し、日本各地の施設および団体で体験型研修を中心に行う。

障害関連イベント及び日本文化体験

各種セミナー、スポーツ大会などへの参加を通じ、障害関連分野の知識を習得すると共に、障害当事者あるいは障害分野に関わる人との交流を図る。また、日本文化体験の一環として、ホームステイを実施する。

研修の言語

原則として日本語または日本手話を使用。

研修施設

語学研修中は、当協会所在地である戸山サンライズ(全国障害者総合福祉センター)に滞在。個別研修期間中は、各地宿泊施設に滞在。

研修の評価

  1. 各研修生は3ヶ月間の語学研修終了時に、日本での生活体験、講義や施設見学などに関して、日本語または日本手話による成果発表を行う。
  2. 各研修生は帰国前の成果発表会で、研修成果や帰国後の目標を日本語または日本手話で発表する。
  3. 各研修生は研修終了時に日本語による報告書を提出し、研修の内容やその中で得た知識、経験について総合的評価を行う。
  4. 実行委員会ならびに事務局は、研修生が提出した報告書や質問票などをもとに、プログラムについての総括・評価を行う。

研修主催機関

公益財団法人 ダスキン愛の輪基金

http://www.ainowa.jp/

研修実施機関

公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会

http://www.jsrpd.jp/

本事業ホームページ

ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業実行委員会 委員

委員(順不同)

 

茨木 尚子 明治学院大学 社会学部 教授
廉田 俊二 特定非営利活動法人 メインストリーム協会 理事長
川口 聖 国立民族学博物館 外来研究員
河村 宏 特定非営利活動法人 支援技術開発機構
副理事長
嶋本 恭規 一般財団法人 全日本ろうあ連盟
理事
寺島 彰 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 参与
野村 美佐子 特定非営利活動法人 支援技術開発機構 事務局長
山口 和彦 NPO法人居宅移動支援事業所 TOMO
事務局長

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