記念式典と来賓挨拶〔5月22日土曜日〕

村上実行委員長歓迎の挨拶

村上実行委員長挨拶 右  皆様、おはよう御座います。平成13年栃木県支部の総会で、連合会の全国総会を栃木県で開催しようと決議を行い、以来3年間、本日まで支部会員全員で開催の準備を行い本日を迎えました。本日を迎える事が出来ましたのは、様々な団体の方々のご支援及び企業を超えて多くの方々のご協力を戴いたお陰と、心より、御礼を申し上げます。
又、本日全国から集まっていただきました会員・仲間の方々に、感謝を致しております。

 ここ、宇都宮市の全国総会で、真摯な議論及び討議がなされ、今後の連合会の活動に生かされ、又、障害者の生活向上に役立つ議論をされることを、期待いたしまして、歓迎の挨拶と致します。


社団法人全国脊髄損傷者連合会 妻屋理事長挨拶

妻屋理事長挨拶 皆さん、おはよう御座います。全国から、遙々、お出でを戴きまして本当にご苦労 様です。又、本日は大変お忙しい中、多くの方々のご参列を戴きまして、心から感謝 を申し上げます。  さて、全国脊髄損傷者連合会は今年、45年目を迎えます。法人化されてから3年 になります。  おりしも、平成5年に成立いたしました障害者基本法は、11年ぶりに改正され、 本国会に上程される予定です。この障害者基本法の改正の特徴は、"障害者を差別し てはならない"画期的な改正点であります。又、自治体においては障害者計画を策定 しなければならないとして、義務化をしております。 従いまして、今度の改正により私達障害者を取り巻く環境が、より、改善される運びになると考えております。  一方、障害者の介護の問題では、支援費制度が昨年から始まった訳ですが、早速、 財政難をきたし、介護保険に統合するとの話となっております。 言うまでもなく私達は、介護保険の過労によった為の介護の必要ではなく、支援費制 度により社会活動をするための支援が必要であるわけです。 支援費制度が介護保険に統合されることで、再び、施設に入ったり、あるいは寝たき りになったりする事の無いよう、他の8団体と手を組んで、支援費制度を守ろうとし ております。もっと、改善させようと思っております。  本日の総会では、この件で、色々、意見が出されると思いますが、重度障害者の介 護問題が一番の焦点になると思います。
 皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。
又、私達は45年間、如何に重い障害が有っても、地域で普通に生活できる環境を目指してきました。
 連合会はハートビル法・バリアフリー法等々の成立に努力をしてきました。
この、良い環境を守るための運動を展開し、頑張ろうと考えております。
 本日は皆様の意見を、沢山お聞きし、意見を交わしたいと考えております。
連合会は社会に貢献できる団体として、頑張っていきたいと思います。
 今後とも宜しくお願いいたします。

*来賓の方々の祝辞

福田昭夫栃木県知事の挨拶

福田昭夫栃木県知事祝辞  皆さん今日は、ただ今ご紹介を戴きました栃木県知事の福田で御座います。本日関東地区1都6件の水防訓練が御座いまして、失礼をいたしました。
 社団法人全国脊髄損傷者連合会の第3回全国総会栃木県大会が盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げますと共に、全国各地からご参加されました皆様に心から歓迎を申し上げます。本大会は、脊髄損傷者の方々に対する
人々の理解と認識を深め、その自立と社会参加を推進する上で大きな役割を果たしてこられたことは、誠に意義深いことであり、社団法人全国脊髄損傷者連合会並びに関係者の皆様の日頃からのご努力に対し、深く敬意を表する者であります。
 さて、栃木県では自立と自助、更に互助による幸福の追求であります"分度推譲"の理念に基づき、活力と美しさに満ちた郷土"とちぎ"を実現するため、各般にわたる施策に取り組んでおります。障害者福祉の分野におきましては、障害のある人も障害のない人も、共に支え合い、共に生きる社会作りを進めるため、障害者の自立と社会参加を基本とした"とちぎ障害者プラン21"を昨年3月に策定し、障害のある方が住み慣れた地域で自立した生活を送り、より一層の社会参加が促進されるよう各種施策を積極的に推進している所であります。
 特に、障害者自身の自己決定・自己選択を基本とした自己実現を図るための幅広いニーズに応え、良質な福祉サービスを提供できるよう、地域で生活する障害者やその家族にとって利用しやすく効果的な相談支援や情報提供体制の充実に努めている所であります。今後とも、この様な取り組みを通して、「個人としての尊厳を重視した21世紀」に相応しい、福祉サービスの新たな基盤を構築して参りたいと考えております。
 皆様におかれましては、本大会を契機として、今後とも、スポーツ大会や福祉教室などを通じた地域交流やピアサポートなどの相談支援など各種事業に積極的に取り組まれ、障害者福祉の増進のため御活躍されますことを、心から願っております。
 結びに、本大会の開催に御尽力戴きました関係者の皆様に感謝を申し上げますと共に、社団法人全国脊髄損傷者連合会の益々のご発展とお集まりの皆様方のご健勝とご多幸を祈念いたしまして祝辞といたします。
 本日は、おめでとう御座います。

宇都宮市長 福田富一様の挨拶 代読・・宇都宮市障害福祉課長 大竹優様

宇都宮市長代理 大竹課長 前列左2二人目 ご紹介を戴きました宇都宮市障害福祉課課長の大竹で御座います。本日市長は只今の時間公務のため、夜に出席の予定となっております。ご了解を戴きたいと思います。
市長の挨拶を預かってきましたので、代読をさせていただきます。
 社団法人全国脊髄損傷者連合会第3回総会栃木県大会が宇都宮市で開催されることは誠に光栄であり、皆様を心から歓迎を致します。  
 この大会は、車いすを使用されておられる皆様の相互連帯と理解を深めることはもとより栃木県の良さを知っていただく大会でもあると聞いております。
 宇都宮市は平成8年に福祉都市宣言を行い、平成12年には「宇都宮市やさしさをはぐくむ福祉街づくり条例」を制定いたしました。
 現在、障害者だけでなく、高齢者、児童をはじめとする全ての市民が様々な社会活動に参加できる福祉の街づくりを実現するために取り組んでおる所で御座います。
 ハード面では公共建築物や道路交差点の段差解消などをはかり、ソフト面では障害者の皆様に対する理解を得るために心にバリアのない街づくりを、計画的に進めております。
皆様の連合会におかれましても全国に5000名の会員を有し、情報ネットワーク
を活用しながら障害者福祉の向上やバリアフリー社会の実現に努めておられると聞いております。是非、この機会に当宇都宮市内を歩かれ、バリアフリーの在り方など、貴重なご意見を戴ければ幸いで御座います。
 全国各地から参加された皆様、又、開催に際しまして準備の段階からご支援下さいましたボランテイアの皆様や関係者の皆様の御労苦にたいし心から敬意をするとともに、皆様のご健勝と大会の成功をご祈念申し上げまして挨拶と致します、有り難う御座いました。

衆議員議員 船田元様の祝辞

船田 元衆議員議員祝辞 皆様おはよう御座います。全国脊髄損傷者連合会の総会が宇都宮市で開催されることになりました、全国から多くの皆様がお越しを戴き、有り難う御座います。日頃から、障害を乗り越えて、社会で様々な活動に積極的にご参加を戴いている皆様の姿を直接に拝見することが出来、心強く思っております。法律上の又、制度上のバリアを
一つひとつ無くしていこうと皆様のアドバイスを戴きながら、国会の活動あるいは、都道府県、市町村の活動を続けております。国会でも障害者基本法の制定・審議をはじめ、今、まさにその議論を盛んに行って状況であります。制度上のバリアフリーは少しずつ改善されていると思いますが、これに比べて、心のバリアフリーについては、まだまだ、不足している部分が多くあると思っております。法律・制度のバリアフリー、物理的なバリアフリーと共に心のバリアフリーを求めていく、この事が、私達の更に新たな課題であります。今日はこの大会に多くのボランテイアの皆さんが参加をしてくれております。高校生・大学生そして一般の皆さんであります。私は村上支部長から2年前の三重県の大会で、大変素晴らしいバリアフリーマップが出来た。栃木県でも三重県のそれに負けないバリアフリーマップを作りたい。と言うお話を聞きました。マップを作成するため、私は、高校生・大学生にボランテイアで実施調査をしてもらいました。何処に障害者用の駐車場があるか、何処に障害者用のトイレがあるか、エレベーターはあるのか、等々。一つひとつ細かく調べて貰いました。この調査を集大成し、お出かけマップとして本日皆様にお配りいたしました。
こういう活動を通して高校生・大学生に良い機会を与えてくれたことを、改めてお礼をいたしたいと思います。明日は、日光に行かれるとのこと、どうぞ、お気をつけて楽しんで頂きたいと思います。
 今回の大会が大成功に終わり、又、障害者のバリアフリーに大きなステップを踏めるよう期待し、歓迎の言葉といたします。
 おめでとう御座いました。

衆議院議員 佐藤勉様

佐藤 勉衆議院議員祝辞  ご紹介を賜りました佐藤で御座います。ようこそ、栃木県にお出でを戴きました。心から歓迎を申し上げます。船田先生から、縷々お話が御座いましたので私からは多くを申し上げる必要はないと思います。皆様がお困りの点、等々を私共充分に理解することは身を持ってすることは出来ません。しかし、皆様のご意見をしっかり受け止めて、皆さんが生活する上で困っていること、それを改善することに
一生懸命勤めていきたいと考えております。皆様もどうか、頑張っていただきたい。この機会に、栃木県の良さを満喫していただきたいと思います。この大会が成功裡に終了することを心から御祈念申し上げ、私の祝辞といたします。
 誠におめでとう御座います。


衆議院議員 水島広子様

水島広子衆議院議員祝辞 皆様今日は、衆議院議員の水島広子で御座います。本日はこうして全国総会が開催され、地元の一人として大変誇らしく思っております。全国総会の開催のため3年間頑張ってきた栃木県支部の皆様、そしてご協力を戴きました皆様に、心から敬意と感謝をいたしますと共に、全国からお集まり戴きました皆様に、本当に、
ようこそ栃木県にと申し上げたいと思っております。全国大会を栃木県で開催するという大きな目標を立てられてから皆様は色々な形で準備と努力を積み重ねられてこられまして、その活動を通して、脊髄損傷と言う問題に対しての理解が深まったと思います。又、新たなネットワークが見えてきたのではないかと思います。栃木県に取りまして、この全国大会が開催できたということは、それだけ大きな意味を持つものだと思っておりますし、益々、障害者福祉、又、バリアフリーな街づくり等々、色々な形で、改善していきますよう、心から望んでおりますし、私も微力ながら、頑張って参りたいと思っております。栃木県大会が開催されました今年は、奇しくも、無年金障害者に関する画期的な判決がでた直後のタイミングとなったわけです。不作為が有ったと言うことは皆様には充分認識されていた事であると思いますし、私も国会に参りましてから
その様に思っておりまして、なんとかしまければと、常々、思っておりました。皆様方の長い間の努力の結果でもありますが、このように画期的な判決が出されたお陰で、急速にこの動きが国会でも進んでいる所で御座います。
 私達は、この無年金障害者の問題を、年金の制度の枠の中で解決していく為、議員立法を作りまして、早速、提出いたしました。国会全体の多数の意見にしていくために、更に努力をしていきたいと思っております。野党と言うことで、もどかしい点も御座いますが、実質的な意見を反映させたのではないかと思っております。日本が少しでも暮らしやすい社会になっていくために、皆様にとって暮らしやすい社会というのは他の人達にとっても暮らしやすい社会であることは間違いのない事実と思っております。皆様のご意見を戴いて、しっかりと国政の場に反映させられる様に頑張りたいと思っております。本日こうして栃木県大会が開催され、多くの方々が全国大会にお集まり下さり、改めて、心からお慶び申し上げますと共に、これからも皆様方と共に頑張って参りたいと思っておりますので、今後とも、ご指導いただけますよう、お願い申し上げます。
本日は、本当におめでとう御座います。 


参議院議員 谷博之様

谷 博之参議院議祝辞 皆さん、おはよう御座います。ご紹介を戴きました参議院議員の谷博之で御座います。今日、実は参議院の国井正幸厚生労働委員長がお見えですが、ご指名で御座いますので、先に、御挨拶を申し上げます。先程、栃木県の村上支部長からお話がありましたが、三年前に栃木県において全国総会を開催するお話を聞き、それ以来、今日まで連合会の栃木県大会開催について、様々な協力をさせていただき、本日を迎えました。特に明日、車いす障害者の方々が、大勢、日光東照宮に行かれると思いますが日光市のボランテイアの方、大勢が対応いたしますが、車いすでの玉砂利の参道移動は大変、困難である状況です。しかし、栃木県の素晴らしい文化及び素晴らしい自然
をボランテイアさんと共に見学できると言うことは、双方にとって、得難い体験になると考えております。どうか、満喫して下さい。一方、皆さんにとって大変大きな問題が進行いたしております。それは、地方財政の逼迫により、支援費制度が制度発足から1年余りの現在、介護保険に統合されるという問題であります。私達は、当事者である皆様方の様々なご意見、御議論を聞かせていただき、この問題に対応していきたいと考えております。
 今大会の成功を祈念いたしまして、御挨拶といたします。本日は誠におめでとう御座います。


参議院議員 国井正幸様

 国井正幸参議院議員祝辞 ご紹介賜りました地元選出を戴いております参議院議員の国井正幸で御座います。本日は全国から多くの皆さんにご参加を得て第3回の栃木県大会を開催できます事を、皆さんと共に、心からお慶び申し上げます。又、栃木県にお出でを戴きまして本当に有り難う御座います。この宇都宮市は、餃子の町であります。 どうぞ、美味しい餃子を食べていただきたい。
  世界遺産の日光も又見ていただきたい。併せて相撲が明日千秋楽を迎えます。今場所、大活躍をしている地元、北闘力の出身県でもあります。
どうか、栃木県を堪能していって戴きたい。
 ただ今、多くの方々から色々なお話が御座いましたが、皆さんの活動を通じて、健常者も障害者も共に、しっかり生き抜ける福祉の向上に、しっかり取り組んで行きたいと考えております、私は今、厚生労働委員長を仰せつかっておりますが、今、話題の年金の問題でも持続が可能な形で、誰でも安心出来る制度を作り上げたいと思いますし、併せて介護保険の見直しの問題も御座いますが介護保険のありよう、あるいは保証のありようこういうものについて、多くの皆さんが、安心できる制度を、作り上げたい、この様に思っております。皆さんの活動が一層活発になって、社会に向けてしっかりとした福祉の向上へのメッセージを発信して戴きますよう、ご期待をいたし、私共も、一生懸命取り組むことをお約束申し上げ、一言、御挨拶にさせていただきます。おめでとう御座います。


県会議員 野田尚吾様

野田尚吾県会議員祝辞 おはよう御座います。ようこそ栃木の地にお越しを下さいました。心から歓迎を申し上げます。第3回の栃木県大会の開催、誠におめでとう御座います。御祝辞を申し上げます。私は、ご紹介を戴きました栃木県県議会福祉推進議員連盟会長の野田尚吾で御座います。実は本日、大勢の議員の諸君の参加を戴いていたのでありますが、11時から大きな大会が御座いまして、それぞれの役目がありまして、
そちらの方に既に何名かが行きました。私どもの会員は、昨年3月に誕生いたしましたが、他の議連と違いまして、民主党の諸君、公明党の諸君、そして議会の全ての党派を超えて38名が結集をして21世紀の福祉政策を栃木県から発信しよう、こういう意気込みで頑張っております。皆様方のこの大会開催につき、私共として、協力をさせていただきました。誕生して間もないわけで御座いますが、微力ではあります。今日、支部長にも御出席を戴いております。又、障害福祉課長並びに課長補佐が受付で頑張っておりますが、行政の皆様方と協力をしながら、一生懸命、力を発揮して参りたい、この様に思っておる所で御座います。既に、御来賓の皆様方から御挨拶を戴きましたのでその問題については申し上げませんが今日、栃木県の隠れた名産品であります"ブドウ"巨峰をお昼に皆様方に、ご賞味戴きますよう用意をさせていただきました。どうぞ、ご賞味下さい。
 本大会が成功裡に開催できます事を、心から、御祈念申し上げ、祝辞とさせていただきます。本日は、誠におめでとう御座います。

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 参加者に記念のプレゼントを用意する文星芸術大学の皆さん

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