大会活動スローガンの朗読

栃木県支部  馬頭町 飯村啓子

活 動 ス ロ ー ガ ン

 私達車椅子生活者は、人間としての尊厳が尊重され、住みよい環境と分け隔てのない社会の恩恵を受けることが、当然の権利として保障されています。
 障害者も障害のない人も共に生きられる社会こそが、健全な社会であることの証なのです。
 高齢化社会を迎え介護の問題などで障害者を取り巻く環境はますます深刻な状況にあります、そこで、生活の質の向上を目指す、私達の会の活動は、今後いっそう重要なものになってくるものと思われます。
 重度障害者の福祉向上と明日への明るい希望を持つ為に、以下の事を訴え、達成すべく、活動するよう提案します。

1、真のノーマライゼーションを実現するために、社会的認識を高め、有効な政策を提言する。           
2、地域のバリアフリーを推進し、機能訓練や生活訓練を障害者が身近で受けられる施設を整備する。  
3、介護してくれる家族への支援体制を確立する。
4、重度障害者の完全な社会参加を目指し、障害を持つ者も持たない者も、女性も男性も共に生きる喜びを実感し、楽しみを分かち合える活動を計画し実行する。
5、様々な福祉団体及び障害者仲間と交流を密にし、障害者が不安なく共に生活できる地域社会を形成する。

以上を基本としてこれからの活動を推進することを提案する。

★盛大な拍手により採択されました。

活動スローガンを提案朗読する飯村啓子さん 活動スローガンを提案朗読する飯村啓子さん

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