障害分野NGO連絡会(JANNET) 清水直治会長 ごあいさつ 国際協力・交流を行う市民社会のネットワークです。 「障害のある人を取り残さない」という理念のもとに、インクルーシブ社会の実現を目指して、 アジア太平洋地域を中心に、障害分野の民間での国際協力や交流を推進するための、 国内の関係団体の間での情報交換および協力・連携の強化、推進を図るとともに、 海外における関係する国際団体との情報交換及び経験交流の推進を図ることを目的に、 1993年に設立されました。 現在、JANNETの会員は、26団体及び個人会員21名からなっており、アジア太平洋地域はもとより、 世界各地において、障害と開発に関連する様々な国際協力事業を展開しています。 JANNETは2023年に、創立30周年を迎えます。 この間、JANNETが継続的に取り組んできたテーマの一つがCBR研究であり、CBR/CBIDの実践や、 障害インクルーシブ開発の課題を積極的に検討してまいりました。 近年では、「障害者の権利条約」やSDGs、「インチョン戦略」なども視野に入れた活動を通して、 それらの実現に向けて、確かな成果を挙げることが求められています。 これまでのJANNETの発展の歴史と経緯を振り返りながら、障害分野の国際協力NGO連絡会として、 今後とも、会員団体の間はもとより、内外の関係団体や企業との連携協力ネットワークを 構築・強化するなかで、障害インクルーシブ社会を形成する国際協力を推進するために、 力を尽くしたいと考えます。 皆様のご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。