JANNETの概要と活動紹介/テキストデータ 【表紙】 障害分野NGO連絡会 (JANNET) 1993年〜現在まで 障害分野NGO連絡会 2018年10月31日 【1ページ目】 設立の経緯-1993年設立 国連・障害者の十年(1983-1992)最終年、国民会議(1992)の分科会 「国際協力」に20団体が参加し活動報告を行った結果、共通課題が明らか になった。 それは情報・資金・人材の不足である。 恒常的なネットワークの必要性から、1年間の準備期間を経て、1993年12 月に障害分野NGO連絡会を設立。 もともとの呼びかけ人は松井亮輔現会長【当時:日本障害者雇用促進協会 (現・高齢・障害・求職者雇用支援機構)審議役(国際担当)】と池住義 憲さん【当時:アジア保健研修所事務局長】 【2ページ目】 概要(JANNETとは) キーワードは、障害・国際活動・民間 目的:「障害者を取り残さない」という理念のもと ○アジア太平洋地域を中心に障害分野の民間の国際協力・交流を推進する ための関係団体の情報交換および協力・連携の強化、推進等を図る ○海外の関連国際団体等との情報交換および交流の推進を図る 会員: 正会員27 賛助会員 企業2、個人32 【3ページ目】 会員団体の特徴 障害関係団体(障害当事者団体、支援団体、専門職団体) 国際保健から障害に関わる団体 国際協力全般から障害への関心を持つ団体 難民支援、災害緊急支援に障害事業も含める団体 国際研修(JICA委託、ダスキン委託、独自事業)の実施機関 障害プロジェクトの実施団体 国際障害団体との交流 障害分野に関する情報収集・提供 【4ページ目】 主な活動 1.情報提供:メールマガジン(毎月)、ニュースレター(海外カウンタ−パート向 けに年一回、英語でCDで発行)、会員名簿(日英)、「10年の歩み」 「JANNET20年の歩み」、『CBRガイドライン概要版&CBRマトリッ クス使用マニュアル』作成、その他研究会報告書 2.研究会・研修会の開催(次ページをご覧ください。) 3.他団体との協力 グローバルフェスタ【日本最大級の国際協力イベントへの参加】 SDGsジャパン(一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク)に参加 (持続可能な開発目標に関する日本の官・民・関係学界などのネットワーク) (5ページへつづく) 【5ページ目】 主な活動 3.他団体との協力(つづき) 国際協力NGOセンターJANIC正会員としての参加 国際協力NGOセンターJANIC会員として、外務省との意見交換、企業と NGOの連携、国連防災世界会議に関するNGOネットワークに参加。 世界銀行東京・日本財団と共に、世界銀行コーヒーアワー「障害と開発」 シリーズの企画・開催協力。全39回開催(2006-2013) 第三回アジア太平洋CBR会議を、CBRアジア太平洋ネットワーク、日本障害 者リハビリテーション協会とともに共催(2015) 写真:グローバルフェスタ参加 【6ページ目】 これまでの主な研究会開催 テーマの変遷:各団体の国際活動紹介、その時々で話題になったこと(ICT、ICF、JICAの取り組み、NPO法人設立など)、コミュニティ開発、CBR・CBID、防災関連 1994-2004JANNET会員が発表者となり、それぞれのアジアでの活動を紹介し合う相互学習。 2005-2008個人会員の寄付があり、2005年にバングラデシュからナズムル・バリさんを講師に招聘したことをきっかけにバングラデシュのCBRと開発に関する研究会が続く。 (2005、2006、2007に2回、2008) 2008-2009『CBR』(マルコム・ピート著)を会員有志で翻訳し発行(監修田口順子氏)。それを 基にCBRと開発の勉強会を7回開催。(報告者は会員) 2011-CBRガイドライン(2010)発表後は同ガイドラインの翻訳ボランティアに会員も 活躍。同ガイドラインの勉強会開催。日本の地域福祉とCBRの接点作り。 (社会福祉法人むそう、NPO法人起業支援ネット、松本大学、一般社団法人 草の根ささえあいプロジェクト) 後に日本国内事例集作成(2014)における会員の貢献につながる。 2013-2014海外講師によるアジアの実践紹介を再開。 2015第三回アジア太平洋CBR会議開催 2016講演会開催「カンボジアの村人たちはどうして障害に取り組んだのか?」 2017「ダリットとして生きる-インド社会で虐げられてきた人々の声に聴く-」 【7ページ目】 これまでの研究会海外講師 国内講師:多くはJANNET会員が務めてきた。 外部講師:JICA、JANIC等 海外講師:他団体の招聘で来日した主にCBRで国際的に著名な方を招いた。 *はJANNET独自事業 マヤ・トーマス、インド(2003) パドマニ・メンディス、スリランカ ディビッド・ワーナー、アメリカ(1998、5周年記念イベント) マルコム・ピート、ローナ・ジーン、カナダ(2003) ナズムル・バリ、バングラデシュ、ベンジャミン・ゴバン、フィリピン(2005) アブディン・カーン、バングラデシュ(2007) マーガレット・オレク、ウガンダ(2007) ノーマン・カーン、バングラデシュ、ステファン、インド(2007) ナワン・タカリニ、インドネシア(2010) ナズムル・バリ、バングラデシュ(2013) アルビナ・シャンカー、インド(2013、20周年記念イベント)* マヤ・トーマス、インド(2014) 2015、第三回アジア太平洋CBR会議(JANNET共催にて多数招聘) ムルガル・カリラトム、インド(2017) 【8ページ目】 会員団体一覧(正会員 27、賛助会員 2)@ アジアの障害者活動を支援する会 (ADDP) (公財)アジア保健研修所(AHI) きょうされん (NPO)シャプラニール=市民による海外協 力の会 (社福)全国盲ろう者協会(JDBA) (一財)全日本ろうあ連盟(JFD) (社福)東京へレン・ケラー協会(THKA) (NPO)難民を助ける会(AAR JAPAN) (社)日本義肢協会 (公社)日本キリスト教海外医療 協力会(JOCS) (社福)日本キリスト教奉仕団アガペセンター (AGAPE JCWS) (一社)日本作業療法士協会(JAOT) 日本CBRネットワーク (公財)日本障害者リハビリテーショ ン協会(JSRPD) 日本地域共生協議会 【9ページ目】 会員団体一覧(正会員 27、賛助会員 2)A ベトナムの子ども達を支援する会(SVCA) 南太平洋医療隊 (NPO)ワールド・ビジョン・ジャパン 全国手をつなぐ育成会連合会 (公財)ダスキン愛の輪基金【賛助会員】 (企業)株式会社レデス【賛助会員】 (社福)日本点字図書館 (公社)日本発達障害連盟(JLDD) (NPO)日本ポーテージ協会(JPA) (社福)日本盲人会連合(JFB) (社福)日本盲人職能開発センター (社福)日本ライトハウス (公社)日本理学療法士協会(JPTA) (NPO)ヒーリングファミリー財団 以上