JANNET 障害分野NGO連絡会

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とりのこさないカフェ
―さまざまな「とりのこさない」活動―

日時:2022年2月19日(土)13:00〜14:30
会場:リモート開催(Zoom)
主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
参加費:無料
定員:100名

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チラシ(PDFファイル)
チラシ

趣旨

わたしたちJANNETは1993年に設立した、障害分野の国際協力・交流を行う市民社会組織のネットワークです。

26の加盟団体には、障害分野でプロジェクト協力を実施している団体、難民支援や保健分野から障害に関心を向けてきた団体、国際的な研修を実施する機関、国際交流を行う団体、専門職団体などあり幅広く多彩な仲間がつながり合っています。障害課題をとりのこさないインクルーシブ社会を実現したい、そういう人たちがあつまるつながりの中で、JANNETはそれぞれの経験と専門性を共有する「出会いの場」を提供し、政策提言活動などを実施しています。

JANNNET研修研究委員会では、研修事業や研究事業などを実施しておりますが、特にCOVID-19のパンデミックにおいては、WHO資料の和訳や、他団体とのつながりの中でWebinarなどを実施してきたところです。

また、昨年は東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会も開催されました。

これらにより、障害に関して国内外から人々の関心があつまったとはいえ、継続的に障害インクルーシブな活動をおこなっていくことが、真に後世へつないでいくことではないかと思います。

そこでこの度、JANNETの新たな試みとして、ゆるやかなオンラインイベント(とりのこさないカフェ)をシリーズ化して定期的に行うこととしました。このイベントでは、毎回異なるゲストをお招きし、それぞれのお立場から「とりのこさない活動」を紹介していただきたいと考えております。

初回である今回はオープニングイベントとして、学生の立場から川口夏芽さん(大阪府立大学 理学療法学部)、パラスポーツの立場から向井幸治さん(フライングディスク選手)・正木楓さん(車いす陸上競技選手)、現地ワーカーの立場から岩本直美さん(日本キリスト教海外医療協力会)にお話しいただきます。

関係者以外にも広くご参加を募ります。肩ひじを張らず、お気軽にご参加ください。

プログラム(敬称略)

13:00-13:05 開会挨拶
        清水 直治(障害分野NGO連絡会(JANNET) 会長)

13:05-13:50 それぞれの立場からのお話し
       【学生の立場から】
         川口 夏芽さん(大阪府立大学 理学療法学部)
       【パラスポーツの立場から】
         向井 幸治さん(フライングディスク選手)
         正木 楓さん(車いす陸上競技選手)
       【現地ワーカーの立場から】
         岩本 直美さん(日本キリスト教海外医療協力会)

13:50-14:25 クロストーク・意見交換
        コメンテーター:金子 健(日本発達障害連盟 顧問)

14:25-15:30 閉会挨拶
        伊藤 智典
       (障害分野NGO連絡会(JANNET)研修・研究委員会 委員長)

15:30     閉会

*プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。

【登壇者プロフィール】

・川口 夏芽 さん(大阪府立大学 理学療法学部)

川口夏芽さん写真

大阪府立大学の3回生で理学療法学を専攻している。大学ではボッチャ部とAdapted Sports Clubに所属し、選手のサポートを行ったり、自らが選手としてボッチャを競技している。
その他、ボッチャの大会に審判やボランティアとして参加したり、地域の小学校でボッチャ体験会を開いたりしている。また、東京2020パラリンピック大会ではボランティアとして参加した。

・向井 幸治 氏(フライングディスク選手)

向井幸治さん写真

先天性の聴覚障害。
学生の頃は野球をしており、その経験を活かし、現在はフライングディスク競技の選手、そして審判員として活動している。
2016年〜2021年の6年連続、全国障害者スポーツ大会(2019年は台風18号により中止、2020年、2021年は、新型コロナウィルス感染拡大により中止)の横浜市フライングディスク競技代表選手に選出される。
遠くに飛ばすディスタンス競技では60m飛ばす選手。

・正木 楓 氏(車いす陸上競技選手)

正木楓さん写真

大学在学中の事故で脊髄を損傷、車いすの生活となる。
2019年に参加した大会をきっかけに、パラ陸上と出会い、競技を始める。現在は、競技用車いす「レーサー」で様々な大会に出場。2021年に初めて出場した第40回記念大分国際車いすマラソンでは、ハーフマラソン女子の部で2位となる。
2021年全国障害者スポーツ大会(三重県、新型コロナウィルス感染拡大により中止)の横浜市陸上競技代表選手に選出される。

・岩本 直美 氏(公益社団法人 日本キリスト教海外医療協力会)

岩本直美さん写真

大津赤十字看護専門学校卒業後、地元の病院や福祉施設で障がい児療育に携わる。
1993年にJOCSワーカーとして、バングラデシュ・ボグラ県のハンディキャップセンターで活動をスタートする。
ロンドン大学地域主導型リハビリテーション修士号取得後、1999年にバングラデシュ・マイメンシン県に再赴任し、障害者コミュニティーセンターにて障害を持つ人々の自立援助や、ラルシュコミュニティ (知的な障がいのある者と障がいのない者が共に暮らす共同体)のリーダーとして活動を行った。

【申込方法】

以下のお申し込みフォーム、またはFAXにてお申し込みください。

お申し込みフォームへ

申込受付:2022年2月18日(金)15:00まで
※情報保障が必要な方は、2月10日(木)までにお申し込みください。

定員満員になり次第、締め切りとなりますので、ご了承ください。
お名前、ご所属、ご住所を明記の上、手話通訳、要約筆記、点字資料など必要があれば申し込み時にお知らせください。
参加登録された方へZoomのURLをお送りいたします。

※ご提供いただいた個人情報は、日本障害者リハビリテーション協会の個人情報保護方針に従い、厳重に管理いたします。また、この情報に基づき、このシンポジウム、講習会等のイベントの開催案内、書籍のご案内その他当協会が有益であると判断する情報をご案内させていただくことがあります。ご案内を希望されない場合はその旨お知らせください。

【お申し込み、お問い合わせ先】

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 国際課 仁尾(にお)・村上
〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号
TEL: 03-5273-0601 FAX: 03-5273-1523 Eメール:kokusai@dinf.ne.jp

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