No.189 2021/7/1
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も く じ
★ ごあいさつ ホームページ版原稿編集担当:藤田 砂織     
★ 「はがき通信」からのお知らせ
★全員参加企画『いいモノ見つけた!』~38~ ガジェット警部
★開業30年 福岡県:K.Y.
★新型コロナクラスター感染の渦中に 札幌市:戸羽 吉則 
★回答:187号「いいモノ見つけた36」について ガジェット警部
★『臥龍窟日乗』-70- 筆の赴くままに 千葉県:出口 臥龍
★車いすユーザーが家を借りて引っ越す 福岡県:DRY
★小さなおじさん 其の5 鈴木@横須賀
★「はがき通信」collection

ごあいさつ

 コロナの終息が見えてきませんが、皆さまお元気にされていらっしゃいますか。
 私は東京に住んでいて、感染者の人数に怯えながら過ごしています。
 変異株は感染力が強いと言われても、今以上に気を付けることは思いつきません。ワクチンについても賛否両論はありますが、私は打つ以外に選択肢はありません。
 「ベッドの空きがない」や「ベッド数を増やしてもマンパワーが足りない」などを聞くたびに、全介助が必要な頸損が感染したらどのようになってしまうのか、不安で仕方ありません。
 もし、陽性者になり自宅療養になった場合は、誰にお願いできるのか……。どんなに厳重な装備をし、細心の注意を払ってもヘルパーさんにも生活があって、同居されているご家族への心配もあると思います。考えれば考えるほど、依頼は難しいと思ってしまうのです。

 「はがき通信」での私の作業は、編集担当者から届いた原稿を、ホームページにアップロードするための手直しをしています。
 その際、前年の原稿を見ながら作成しているのですが、昨年の瀬出井さんのごあいさつは、とても現在の状況を表しているものではありませんでした。コロナについて触れてはいますが、オリンピック・パラリンピックを楽しみにされていました。「新しい車椅子を颯爽(さっそう)と漕ぎたい!」と、活気に満ちた文章を読むと胸が詰まります。
 そして、前回の私のごあいさつも明るさがありました。「そのうち終息するから窮屈なのは今だけ」という、気持ちに余裕が見えます。今年はカラ元気も出せず、重くなってしまいすみません。
 どうか皆さまがご無事で、乗り越えられることを心からお祈りいたしております。

ホームページ版原稿編集担当:藤田 砂織


 「はがき通信」からのお知らせ 

 1.来年度から購読料無料のお知らせ

 「はがき通信」は1990年に創刊され、今年で32年を迎えます。編集担当の瀬出井・藤田忠の2名は1999年頃より引き継ぎ、年6回の原稿依頼を伴う編集を20年以上担ってきまました。しかし、生活環境等の変化、体力的にも無理が利かなくなったこともあり、さらに続けて心身とも限度オーバーの負担となることは、避けようと判断しました。
 加えて原稿依頼の困難さが増し、購読者の減少等々の「はがき通信」を取り巻く環境が年々厳しくなっていることをふまえて、そろそろ限界が迫ったと感じています。
 つきましては、来年度から購読料を無料にし、継続発行できるところまで、無償で配布させていただきます。ただし無料化後は、原稿依頼を減らしていくため数ページ発行、編集作業が難しいときは、発行遅延および休刊の可能性がございます。また、いよいよ厳しくなったときは事前告知なく、やむを得ず廃刊となる可能性がございます。
 これまで有料ながら発行を続けてこられたのは、ご購読者並びにご投稿者等「はがき通信」を支え、ご協力いただいた皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。
 また、このような事態となり、たいへん申し訳ございません。どうか実情をお察しのうえ、ご理解くださいますようによろしくお願い申し上げます。

 【2021年度まで有料】 
 188号(4月)~192号(12月)
 【2022年度から無償配布】
 193号(2月)~

 ※事前に数年分の購読料を納めていただいている方で、返金を希望される方は、購読者名、返金金額、振込先口座・名義をご連絡ください。お手数おかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp


 2.「はがき通信」を次世代にバトンタッチするためのお願い

 「はがき通信」の廃刊が現実味を帯び、その前に次世代にバトンタッチできることを希求して、(できることならですが、存続危機がしばらく起こりにくいようにアラサー、アラフォーの)編集担当者を募集させていただきます。
 とはいえ、残念ながら数年の内に見つかればという余裕はなく、「はがき通信」の歯車が回っている内に、短期間で(1人では続けることが難しいため)複数人が手を上げてくださいましたら、望みが見えてくると思います。
 新体制で話し合いながら、(今の形を取捨選択されて)新しい発想で「四肢マヒ者の情報交換」の形を作りあげてくださればと思います。その際は、バトンタッチできるように、全力で引き継ぎのサポートをさせていただきます。
 何かご質問等ございましたら、下部の宛先までお問合せください。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp


 なんとか、「四肢マヒ者の情報交換」がどんな形であれ、次世代に引き継がれていけますように、この募集に一縷(いちる)の希望を託します。

 3.ご投稿後の返信メールの不着について
 
ほとんどのご投稿は電子メールにて届いておりまして、届きましたら100%必ず編集担当者からお礼のメールを返信しております。
 もし、ご投稿メールを送信いただいてから1週間経っても返信メールがないときは、何らかの不具合で編集担当者がご投稿メールを確認できていないおそれがあります。そのときはお手数ですが、 編集担当の2名(瀬出井弘美・藤田忠)あてに再送信をよろしくお願いいたします。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp


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