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【会長挨拶】

 令和元年5月の総会において,昨年度に引き続き会長職を仰せ付かりました筑波大学附属聴覚特別支援学校の鄭仁豪と申します。微力ではありますが,本研究会の更なる発展のために,邁進していく所存です。会員皆さまの一層のご協力とご支援を,心よりお願い申し上げます。

昨今の社会における人工知能やロボット技術を軸とする第四次産業革命は,その担い手となる人材育成の面から,学校や学びのあり方,教育政策の方向性に大きな変化をもたらしつつあります。その一つに日本においても,第四次産業革命による社会をSociety 5.0社会(人間中心の超スマート社会)と位置づけ,幼児児童生徒は,地域・家庭・情報ネットワークに支えられる学校において教育ビックデータに基づく個人の認知と性向の特性をふまえた支援を受けながら,自らの学びを実現する教育をめざすことが提案されています。

聴覚障害教育においても,このような情報化や技術革新による医療技術・補聴システム・情報通信システムの進展は幼児児童生徒の多様化をもたらし,保護者や教育者の価値観の変化と相容れ,一人一人の幼児児童生徒に応じた教育の充実が求められている状況にあるといえます。それと同時に,幼児児童生徒に対する教育成果に対する期待はもちろん,その成果と関係者への説明を求める声は一層高まっています。他方,このような社会環境の変化に対応すべく聴覚障害教育の現場においては専門性の維持や発展が,大きな課題として指摘されている状況も見受けられます。

このような複雑多様な時代だからこそ,これまでの聴覚障害教育を牽引してきた特別支援学校(聴覚障害)には,子供の成長への多様な見方,教師の指導力の向上とエビデンスに基づいた実践的学びを蓄積していくことがこれまで以上に強調されており,さらには,それぞれの実践的学びこそ,Society 5.0に標榜されている学びの教育を支える総合的なエビデンスとしてのビックデータの蓄積につながる活動であるといえます。

本研究会は,全国の99の特別支援学校(聴覚障害)や大学・研究機関等から,約4400名の教職員と聴覚障害教育担当者が参画する,日本最大規模の聴覚障害教育研究会であります。昭和42年の第1回名古屋大会以来,今年度で53年目にあたる高岡大会を迎えています。高岡大会では「未来の創り手となる聴覚障害児の「生きる力」を育む教育を考える 〜心と言葉を育み 子供たちが自らの人生を切り拓くために〜」と主題が設定されています。聴覚障害教育を取り巻く社会の変化や多様性を受け入れながら,子供の主体的・対話的で深い学びを実現し,子供たちの考える力,表現する力を高め,育んだ心と言葉が子供たちの「生きる力」を確かなものにするための教育を考えるものになっています。

今年度も,本研究会の基盤である各校・各地における教育実践活動とともに,社会に開かれた全国規模の研究会の構築を目指して努力して参ります。会員の皆さまをはじめ,各教育関係機関と,円滑な連携・協力関係を築いた上で,聴覚障害教育の専門性の向上と発信を目指してまいります。また,高岡大会も全国聾学校長会との同時開催を行って参ります。全国の聾学校が一つになり,聴覚障害教育の発展に寄与する教育研究活動を推進していきたいと考えています。皆さまの一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

        平成31年4月

        全日本聾教育研究会会長


         鄭 仁豪
筑波大学附属聴覚特別支援学校長 
 

  【お知らせ】

  ・(2019.11.22) トップページをはじめ,各ページを更新しました。

  ・(2019.10.1) 全日聾研会報(119号)をアップしました。会員専用ページからご覧ください。

  ・(2019.10.1) 全日本聾教育研究会のホームページを更新しました。



  ★2020年度の全日本聾教育研究大会は,埼玉県で行われます。

   詳細につきましては,本ホームページにも掲載いたします。しばらくお待ちください。





                                                 


                 開設日:2002年02月05日   最終更新:2019年11月22日 
 
【全日聾教育研究会 事務局】
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