全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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広島旅行記

2010/6
羽角健二

《1日目》

 6月9日(水曜日)朝6時少し前、山形の自宅を愛車プリウスで出発、一路小林支部長との待ち合わせ場所である新潟空港駐車場へ。

 予定した9時より少し早めに着いたら支部長もまもなく到着し、支部長の車をそこに置き、今日の宿泊地である赤穂市へ向けて出発。

  国道7号線からまもなく日本海東北道、そして関越道、北陸道~。

 長い新潟県を抜け、富山県の【有磯海SA】で昼食。

 運転を支部長に代わり再び西に向けて出発。

 当初、敦賀から琵琶湖脇を通って京都、大阪方面ルートを考えていましたが、ホテルには何時に着いてもいいことから若狭湾ルートに変更。

 さらに助手席で道路地図を見ていたら、ルート近くに日本三景【天の橋立】を発見、寄ることに。

 着いた時には4時半を回っていて、観光客の数はパラパラ。

 事前勉強をしていなかったが、とりあえず中に。

 【橋立】は生活道路も兼ねていましたが、すぐ近くに障害者トイレもあり、我々車椅子でも歩きやすくなっていました。

 しかし、【橋立】本来の美しさは沿岸を見るのが一番で、観光船か高いところから(ケーブルカーで文殊山上に行ったら眺めがよさそう)が良いようでしたが時間がないこともあり、匂いを!?堪能し、入り口にある文殊堂に手を合わせ日本三景を後にしました。

 再び高速道路に乗り今晩の宿泊地赤穂市へ。

 山陽自動車道【赤穂IC】で降りる少し前から燃料ランプが点滅し始め、スタンド探し。

 入ったらそこはセルフ、しかし従業員に車椅子であることを告げたら、快く給油してくれました。

 ここまでの走行距離940k燃料約42L。

 「さすがプリウス!」と支部長に感心され東横イン赤穂駅前店へ着いたのが7時過ぎ。

 チェックインして早速近くの居酒屋『主税(チカラ)』へ・・・・。 つづく

《2日目》

 前の晩、居酒屋の《赤穂塩(卓上塩)》がおいしかったので『お土産に!』と思い、駅前の土産物屋さんへ。

 残念ながら時間が早いこともありまだ開店前。お土産をあきらめて一路広島へ向けて出発。

 午後4時からの代表者会議前に「少しでも広島の有名観光地めぐりを!」との思いで最初は安芸の宮島へ。ルート検索したらまだ230K以上の距離があり、フェリー乗り場に着いたのは11時過ぎ。早速、車を駐車場に置きフェリーで島へ。

 世界文化遺産に指定されているだけある厳島神社は、平日にも関らず観光客の多いこと多いこと。

 土産店が軒を並べる中の食堂に入り《あさりうどん》を注文。

 出てきたうどんの上に乗っているあさりの多いこと。そしてその美味しさも格別でした。

 神社の入り口は階段でしたが、すぐ近くにスロープがあり、我々車椅子は勿論、ベビーカーでもすんなり入れるようになっていました。

 神社内も段差はほとんどなく、ゆっくり楽しむことが出来ました。

  丁度干潮で、海に浮かぶ赤い鳥居は見られなかったのですが、鳥居の下で潮干狩りを楽しむ人たちがいました。

 鳥居には車椅子でも行けるようにスロープ!?もありましたが、砂地に挑戦する勇気はありませんでした。

 見学した後、神社外側を入り口まで戻ってきましたが、段差があってもすぐ隣にスロープがあり、車椅子でもスムーズに散策することができました。

 宮島にはニホンジカが多くいて神社周辺にも沢山いましたが、食べ物がないこともあり我々が持っているパンフレットを食べられてしまいました。

 土産物店街の中にある大杓子(しゃもじ)をバックに記念撮影し、約3時間の宮島見学を終え、広島市街地へ。

 時間的関係から原爆ドームや資料館の見学は総会の翌日に行くことにし、支部長は代表者会議場へ。

 私は部屋へ・・・。   つづく