全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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主催:全国脊髄損傷者連合会山形県支部   
共催:(公社)全国脊髄損傷者連合会

『車椅子使用者用駐車施設のあり方に関する』シンポジウム報告

令和3年11月6日(土)12時30分開会  会場:山形テルサ

 3月、国交省からの『車椅子使用者用駐車施設等のあり方に関する検討会』開催決定を受け、山形県支部では表題のシンポジウムを企画しました。

 『・・・に関する検討会』の委員長である、東洋大学名誉教授の髙橋儀平先生にお声を掛けさせて頂き、シンポジウムの討論会コーディネーターをお引き受け頂きました。

 4月中旬、支部5役に『・・・に関する検討会』の全脊連委員である半谷さんの6人と、髙橋先生に入って頂き第1回打ち合わせ会を開催致しました。

 当初の表題案も、国交省の題名『検討会』を『シンポジウム』に変えたものだったのですが、その後の打ち合わせ会で等をなくし「車椅子使用車用駐車施設(3.5m駐車場)に特化すべき」となり、表題に決まりました。

 以来10月まで計7回の打ち合わせ会を重ね、本番を迎えました。

 髙橋先生には7回目終了後「これでシンポジウムは終わったようなものだ」とまで言って頂いたほど充実した打合せ会でした。

 本番については当初のZOOMアドレスを変更したにも関わらず、県内外の多くの方に視聴頂きました。厚く御礼申し上げます。

又、髙橋先生のご配慮もあり、計画通り進行し、予定時間に終了出来ました。

 会場にお出で頂きましたシンポジストの皆さん、ZOOM出席頂いた皆さん、本当にご苦労様でした。

 そして、ありがとうございました。

 今後は、打合せ会・シンポジウム結果を整理し、次回『車椅子使用者用駐車施設等のあり方に関する検討会』に全脊連意見としてまとめ、資料提出したいと思います。

 『車椅子使用者用駐車施設』については、本当に長い間不正駐車に悩まされ続けてきましたし、パーキングパーミット制度についても欠陥だらけです。

 それらを長い間放置し続けてきた国の責任は極めて重大です。

 今回の『車椅子使用者用駐車施設等のあり方に関する検討会』で、一定の方向性を示せなかったら、また何十年もそのままでしょう。

 そんな大きな覚悟をもって提言しますので皆様方の応援、よろしくお願い致します。

文責 山形県支部顧問 小林光雄