夕映の芦の原(北上川)

佐藤 幸之(宮城県)
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■ 寸評 ■
東北の岩手、宮城の人たちにとって、北上川は「母なる川」なのでしょう。その夕景を美しく捉えています。手前の船を入れたのが成功ですね。
 光芒

岩井 時康(岐阜県)
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円原川は伏流水できれいな川で、川巾は7mほど、美しい川で早朝は朝キリもよく出る川です。当日朝7時頃に到着したそのとき美しい光芒に出会い、シャニムにシャッターを切りました。

■ 寸評 ■
貴方は本当に自分が生活しておられる山や川を愛しておいでなんですね。その愛情が画面いっぱいに溢れています。本当に綺麗です。
   狙いを定めて

臼井 志希子(岐阜県)
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美しいカワセミの写真を撮りたい! 私の夢だった!! 待って待ってひたすら待って、来たーッ!! 池に飛び込もうとする一瞬、狙いを定めている姿

■ 寸評 ■
川せみが住んでいる川や池には何時間も三脚を立てて狙っている人たちを見受けます。貴女もその一人なのですね。狙いを定めているのは鳥より人の方なのですね。成功、おめでとうございます。
つらら?

村川 司(岐阜県)
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雨が降りやんだ直後にしたたり落ちる水滴を写し止めるのに苦労しました。40コマ程写した内の1枚です。音声障害者になり、気持ちのいらつきを写真撮影でまぎらせて過ごしています。

■ 寸評 ■
自然が創りだす造詣の妙、プラス、高速シャッターが創りだす機械的造詣の妙を合せて、高速連射で実現した「写真の造詣」です。拍手。
ツクシンボ

白井 正美(岐阜県)
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まだ肌寒い朝、愛機M3を持って散歩に出る時、ふと土手の下にタンポポの花を見つけ、これはと思い下におりたらタンポポの前にツクシが3本、頭の中で構図を描き、被写体を目線の位置に、タンポポを副花としてツクシを3本前に出し作画しました。

■ 寸評 ■
昔は春先、列車の土手などにツクシ摘みに行き味噌汁などに入れてほろ苦い春の味を楽しんだものです。さすがライカ、バックのたんぽぽのボケも綺麗で、私にとって「失われた春」をおもいださせます。
“お仕事中でーす”

出口 正義(三重県)
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ひまわりのしべの中で仕事中の蜜蜂。動きがこちょこちょと早くピント合わせに手間どりましたが、プリントしましたら花粉だらけの体に合焦しており、OKで応募しました。

■ 寸評 ■
蜜蜂の一心不乱の仕事ぶりが楽しく写されています。欲を言うなら蜂がもう少し鮮明に見えるような画像処理が出来なかったのだろうか?と思います。
赤灯台

合場 正憲(岡山県)
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始めての撮影会でした。

■ 寸評 ■
とても素敵です。微妙な空のトーン灯台の赤,街灯の組み合わせ、長い露光で流した船が幻想的です。
チューリップ 蓮の花

東 茂昭(千葉市)
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沢山あるハスの花でチューリップ型が、でシャッターを切りました。前日の雨がきれいに花を飾ってくれていました。

■ 寸評 ■
沢山の蓮の花の中からこれを見つけ出した目の鋭さ。微妙なトーンの中で残りの雨粒をきれいに描写した画像処理はさすがです。
愛情

匿名希望(静岡市)
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■ 寸評 ■
若者の愛し合う姿をこれほど素直に捉えた写真はめったにあるものではありません。


兵藤 雅子(京都市)
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波とたわむれていた孫が自分の影に目を奪われているのでしょうか・・・。6月中ば網野にお墓参りに訪れ、海を見せたくて立ち寄った所を撮りました。

■ 寸評 ■
昔は明るい月夜など広場で「影踏観ごっこ」をしたものでした。今の都会の夜は人工の光がいっぱいで、自分の影を意識する時がありません。広い自然の中で、自分の影を発見するのはとてもすてきなことですね。
第27回 障害者による 書道・写真全国コンテスト