2018年8月度、超ソフト部例会報告
神戸市・人と防災未来センター
 




  

  実施日 2018年8月12日(日)
  天  気 晴れ
  参加者 視障:9名  晴眼:11名  合計:20名
  コース JR大阪駅御堂筋口8:30〜阪神・梅田駅8:50〜阪神特急〜阪神御影9:15
(乗り継ぎ)〜各駅停車〜阪神・岩屋駅9:23〜現地集合9:25〜
人と未来防災センター 10:05〜入館10:10〜西館1F、語り部ボランティア
体験談〜阪神大 震災録画〜大震災被災者の追憶〜大震災後の展示物〜
震災取り組み〜展示〜東日本大震災(大津波と経緯)録画3D映像〜
退場12:40〜渚公園(昼食・誕生会・例会案内)13:50〜
岩屋駅14:20(現地解散)〜阪神各停〜阪神御影特急乗り継ぎ〜
阪神梅田14:50(解散)
  感 想

  お盆休みに入った方、帰省前の方等あわただしい中の例会でしたが、沢山の参加有難う
  御座いました。集合で少しばたばたしましたが、定刻に出発できました。
  特に集合場所の緑の窓口は、今回新たな食品販売所に代わりました。
  お互い気をつけて集合しましょう。
  
  暑い最中での会場までの歩行、何とか皆さんもちましたね。でも今後を考えると、暑い最中の
  ハイキング訓練も必要と思います。
  
  実は小生が参加させてもらっている中学OBソフトボールチームで、練習中、熱中症で意識
  不明で倒れ病院に運んだとか、奥様が病院に駆け付けたとかと、電車の中でラインに情報が
  飛び交っていました。
  このような時は、小生の出番ですので、指示だけは発信しましたが、病院での点滴一本で、
  事なきを得たと最終報告が入りました。西館へ入る前です。
  
  人と未来防災センターは、一部手直しが東館であり、申し込みの内容の変更を求められ、
  その替わりに、震災時に大変な経験をされた説明ボイランティアの話が飛び込みました。
  特に障害を持つ人の取り組みをお願いしましたが、皆さんにその思いを強く感じて頂けたら
  との思いでした。
  詳細については投稿して頂いたNさんの文章をお借りしたいとおもいます。
  
  プログラム変更があり、予定では13時の昼食と思っていましたが、適当な時間となり
  磯公園の屋根付きの休憩所を目指しました、幸いにも海風が抜け、暑さはしのげました。
  食後の誕生会、2名で黒木瞳と同じ日とか、山本富士子と同じ日とか、かざぐるまにも美女が
  多いのもうなずけました。新しい年度で頑張って頂きたいですね。
  
  まだまだ残暑が厳しいと思います。ご自愛で今後の例会にご参加下さい。
  一つ、食後の冷たいブドウは皆さんの参加費から支出しております。
           





参加者からの感想文

神戸市・人と防災未来センターに参加して

  担当の皆様、晴眼者の皆様、私のサポートのTM様、お世話になり有難うございました。
  海岸沿いなんでしょうか? 少し奥まった所に未来センターは立ってます。
  中はホテル並みです。
  
  最初は消防士、隊長歴合わせて36年。卒業して第2の人生で、80歳男性の語り部さんのお話を聞きました。
  まずこれだけの被害が出たのは、昭和の時代、何処でもしていた増改築。地震対策しないで、古い家の
  上に三階を立てるとかしていた事。神戸市もまかり通っていたみたいです。
  それがあの地震で、沢山の家や、高速道路、ビルなどがいっぺんに壊れてしまい、生き埋めの人が沢山
  出て、その上、火事が590箇所でしたかネェ?火の手があがった事、そして火事を消す消火栓がズタズタ
  になり水が出ない!! それと神戸市は消防士が300名しかいない。とてもじゃないけど手も足も出ない。
  でもこの語り部さんは、その時隊長さんで、たまたま日直で消防署だったそうで、命優先、生き埋めの人を
  1人でも助けようと思ったそうです。
  こういった事も入れて、甚大な命、建物の崩壊が重なったみたいです。
  
  「自分の命は自分で守る。」特に障害者、高齢者の方は、「誰か助けに来てくれた時は、せめて持ち出し
  袋位は常に用意して欲しい。それが命を繋ぐ事になるから、助けるのは貴方一人だけではないん
  だから…。」と言われてました。
  
  次は立ったままで、柵を持ち、前のスクリーンに映像に対して効果音が出る仕組みです。
  私は映像ダメでしたが、効果音はなんとなく分かりました。
  
  次は狭い通路を通るのですが、その両側に地震の時の再現、なんかきな臭くて二階が一階になっている
  とTさんに教えてもらいました。
  次は映画館みたいです。
  スクリーンには映像とナレーションの声が入り、地震の事を伝えています。
  ナレーションで映像の半分は分かります。また改めて涙が出ました。
  
  次は壁いっぱいのパネル、地震のクイズ、パズル形態で、皆んなに頭を使うように作られてました。
  地震の時の家の崩壊等が、ミニチュアで作られているとTさんに教えてもらいました。
  目を凝らして見ると、ここまで出来るんやと細部まで作られてました。関心しました。
  液状化したらどうなるか?建物は、地の底に沈んでいきます。そんな装置が小型化されて置いて
  ありました。ハンドルを早くグルグル回すんです。
  その速さで震度5、7度とかになり建物のしずみ具合が決まります。本当に沈んでいくんですよ。
  
  あと、持ち出し袋の中に入れるものは、こんなものがありますよ、と陳列されていました。
  私には細かすぎてあまり分かりませんでしたが、印刷したのを頂いたので、拡大して見ました。
  まだ沢山有りますが、こんなもんでしょうか。
  
  後はお昼タイム。Iさんが冷たい、ヒエヒエの巨峰を持って来て下さいました。甘くて美味しかったぁです。
  八月の誕生日会は、HMさんとIさんのサポートのNさんでした。
  TMさんのオカリナ、手のひらにスッポリ入り可愛いんです。
  高い澄んだ音色で、バースデー吹いてもらいました。癒されました。有難うございました。
  
  入道雲が出てたのですが、雨も降らず、潮の香りに見送られ帰路に着きました。
  参加出来なかった方に、少しでも分かったらと思い書きました。
    


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