2016年7月度、超ソフト部例会報告
有馬でニジマス釣りと温泉入浴
 



    

  実施日 2016年7月17日(日)
  天  気 曇のち晴
  参加者 視障:10名  晴眼:10名  合計:20名
  コース 梅田駅〜阪急急行〜宝塚駅・宝塚駅前〜阪急バス〜有馬温泉駅〜徒歩
〜ロープウエイ前〜徒歩〜マス釣り場(釣り・昼食・誕生会)〜徒歩〜
〜炭酸せんべい屋〜徒歩〜温泉(足湯も有)〜土産物〜有馬温泉駅〜
〜阪急バス〜阪急芦屋川・芦屋川駅〜阪急電車〜梅田駅
  感 想

  天気を気にしてたのですが、日頃の皆さんの行いが良かったせいか(?)、雨具は使わずに
  すみました。ほっ。
  ニジマス釣りは、最初は場所が悪かったのか、なかなか釣れませんでしたが、場所を変える
  と入れ食い状態で、どんどんと釣れました。
  魚釣り初体験の方も何人かいて、いい経験ができたと思います。
  自分で釣ったニジマスの塩焼き・から揚げはより一層おいしかったですね。
  
  有馬と言えば、やはり温泉!入る気満々で参加された人もたくさんいました。
  入浴されない人も、それぞれのグループで楽しまれたようです。
  「芸子遊びして来た」ってグループもあって(笑)
  「芸子のお店」って喫茶店では、着物姿の芸子さんが接客してくださるそうです。
  若い芸子さんに「お冷はいかがですか?」と言われて、3杯もおかわりしたそうですよ(笑)
  
  釣りに、温泉に、ごく一部の人は芸子さんにと、いろいろ楽しく過ごせた1日でした。
  慣れないCLでしたが、参加者の皆さんご協力ありがとうございました!
           





参加者からの感想文

『有馬でニジマス釣りと温泉入浴』に参加して

  ひさ〜しぶりに超ソフトに参加しました。
  さて、今回は「柴刈りのおじいさん」ではなく、かみさんからの「おじいさんは、釣り堀で、釣竿から釣れた
  魚をはずしに・・」という特命を受けての参加でした。
  
  いつものことながら、最後まで気になるのがお天気ですよねぇ! 何度天気予報を見ても午前中は雨。
  雨雲レーダーでは、明石付近に赤色の印。重い気分のまま、阪急梅田の集合場所に行きました。
  電車に乗り宝塚に出発。案の定、雨が窓ガラスを打ち始めました。
  宝塚から有馬温泉行きのバスに乗り換えました。車窓から空を眺めると、相変わらずの曇天。
  ところが、バスが有馬に着くころには、日が差してくるじゃあーりませんか!!
  すると、担当のMさんが、「もう雨は降りません。」と言われたので、Mさんがいなくなってから、「うん、
  Mさんがもう降りませんと言ったら、降りたくても、雨もよう降らんやろうなぁ。」と思わずぽろり。
  周りに口止めをしたが、すでに後の祭り。しっかりMさんに伝わっていた。
  かざぐるまの皆さんは、とても優しい人ばかりだ。(涙)
  
  マス釣りは、最初の大きい方の釣り堀では、全然当たりがこなくてちょっと手持無沙汰。
  このままでは、お昼のおかずにありつけない。これは、一大事。
  他のグループは、場所をすでに変えて釣っている。そこから歓声が聞こえてくる。
  我がグループもそちら移動。こちらの釣り堀は、小さめで魚もたくさんいた。針に餌を付けてポチャリ。
  すると浮きが横にスーと流れる。竿を上げて、まず1匹ゲット!針から魚を外して餌を付けてまたポチャリ。
  次のえさを丸める間もなく、2匹目ゲット。後は人数分の10匹釣り上げるだけ。
  私の指が代わりに釣られそうな、息つく間もない忙しさでした。
  
  それをから揚げと塩焼きで戴きました。から揚げは、頭からしっぽまでぼりぼり。美味しかったですね。
  昼食後、超ソフト恒例の自己紹介タイム。
  最近体験で参加して下さる方が多く、これからもかざぐるまで楽しいひとときを一緒に過ごせればと思う。
  
  今回のもう一つのメインイベント「温泉」。太閤秀吉もこよなく愛したといわれる赤褐色の湯で知られる
  「金の湯」に入りました。
  もとは無色透明で、含まれている鉄分が空気に触れて酸化するため独特の色になり、マイルドでまったり
  とした肌触りの湯は、さまざまな効能と共に、美人の湯としても誉れ高いそうだ。
  私は、ゆっくりと湯ぶねにつかり、日頃の家庭での戦いの疲れを癒した。
  何と言っても相手は、伊賀流の手裏剣を操るくのいちだから!(笑)
  そして女性陣は、よりいっそう美しくなられたことだろう。今ほど視障であることを残念に思った事はない。
  担当の皆さん、有難うございました。

    

超ソフト部例会、有馬でニジマス釣りと温泉入浴に参加して

  この日は天気予報では雨だったのですが、少し雨がぱらついた程度で、暑くもなく、ハイキングにはよい
  天候だったと思います。
  有馬温泉街の中心でバスを降りてから、少し上り坂をのぼりながら、マス釣り場を目指しました。
  その途中には保養所などがあり、静かな山あいの良い温泉地だなと思いました。
  
  まず、ニジマス釣りですが、始めはエサばかりを食べられ、釣ることが出来ずにへこんでいましたが、
  釣り場を変更してからはうまく食いついてきて、引きが強く、面白いように釣ることができました。
  その後、釣ったマスを塩焼きと、から揚げに料理していただきました。
  あっさりとしていて美味しかったです。また、ビールとよく合いました。
  
  マス釣り場から温泉宿に向かう途中で、有馬温泉の名産である、炭酸せんべいの製造販売をしている
  ところがあり、焼き立ての炭酸せんべいをお土産に買いました。
  それから、温泉入浴ですが、私も入りたかったのですが、足のつめの調子が悪く、今回は断念し、冷房の
  効いた、おしゃれな洋風喫茶で、みなさんが入浴中に、特産品の有馬サイダーを飲んで待っていました。
  今回の例会では、釣りの準備などお世話いただき、リーダーをはじめ、Hさんのご主人にお礼を申し
  上げます。

  少し、有馬温泉の紹介をしておきます。
  有馬温泉は、「日本を代表する三つの温泉」のひとつとして名前が挙げられます。江戸時代の儒学者の
  林羅山が評した「三名泉」(有馬・草津・下呂)、『枕草子』による「三名泉」(有馬・榊原・玉造)、
  日本書紀・風土記などに登場する「三古泉」(有馬・道後・白浜)や、「三大薬泉」(有馬・草津・松之山)
  にも挙げられています。
  有馬温泉のお湯は、環境省が療養泉として指定をしている単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、
  塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、放射能泉の7つの主成分が含まれています。
  一般に有馬温泉は金泉と銀泉があり、鉄分を含む含鉄強塩泉は、元は無色透明ですが、空気に触れる
  と酸化して独特の赤茶色に変化するため「金泉」と呼ばれ、一方、空気に触れても色が変化しない二酸化
  炭素泉などを「金泉」に対比するように「銀泉」と呼ばれています。
  有馬温泉といえば、赤茶色の「金泉」が有名。海水よりはるかに塩分濃度が高く、舐めるとかなり塩辛い
  泉質です。その塩分が肌に薄い皮膜を形成し、体を芯から温め、湯冷めしにくいのが特徴。
  さらに殺菌力が高く、皮膚疾患に効果があります。そのままお風呂から上がると浴衣が赤く染まり、皮膚
  がひりひりするので、必ず上がり湯を浴びるのをお忘れなく。
  
  珍しい泉質の銀泉
  無味無臭・無色透明の「銀泉」は、二酸化炭素泉と微量のラドンを含んだ放射能泉に分かれます。
  トロリと濃厚な金泉に対し、こちらはサラサラとマイルドな湯ざわり。
  酸味のある発泡性の二酸化炭素泉は、飲用すると炭酸の爽やかな喉ごしが楽しめ、食欲増進の効果が
  あります。また、放射能泉(ラドン泉)は新陳代謝を促進し、食欲増進に効果的です。
                                (財)神戸国際観光コンベンション協会の資料から抜粋

      


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