障害者の社会への「全面参加と平等」は、今や全世界の世論です。
しかし、世界一のお金持ちといわれるわが国では、その本格的な歩みは始まったばかりです。危険や困難だらけの歩行・移動、自由に読めない書けない、能力を生かして働けないという悩みは、視覚障害者のだれもがもっています。また、障害を補い、くらしを支える制度施策、視覚障害への啓蒙と理解、政治参加をはじめとする、人権と民主主義の立ち遅れは、私達の生活と権利向上の大きな壁となっています。
「悩みや要求を仲間と力あわせて」
1967年東視協は、結成されました。
失明を理由に職場を解雇されそうになった東京12チャンネルの鈴木さんの職場復帰を実現させ、公務員の点字受験を現実のものにしました。ホームから落ちて事故死した上野さんの事故を二度と起こしてはならないと裁判を支援し勝利するとともに、点字ブロックを普及させました。読み書きの不自由を補うために、文字情報センターの設置をうったえ、東京都障害者福祉会館の読み書き代行サービスを制度化させました。「104番は食堂のメニューと同じ無料があたりまえ」をうったえ、障害者の無料案内を残させました。最近では、断水・濁り水の電話連絡を約束させ、都営地下鉄・都道への点字ブロック敷設、音響式信号機の増設など会員の身近な要求をたくさん実現しています。
また、東視協アンサンブル、うたごえサークルの活動など文化・スポーツ・レクリエーションにも積極的に取り組んでいます。私達の運動は、視覚障害者も能力を生かしていきいきと生活するためのものなのです。
「手をつなぐことを大切に」
東視協は、要求に基づく団結を強めています。視覚障害者団体はもとより、12チャンネル労組、国労、通信産業労組をはじめ多くの国民とともに運動し、歩むことを活動の主眼としています。この道こそ、悩みや要求を解決し実現する確かな道だと考えています。
「入会して下さい」
東視協は、あなたの願い、みんなの要求を束ね、大きな力にしたいと考えています。入会を心からおまちしています。会費は、月額1200円(学生600円)です。また、全視協の季刊誌「点字民報」もお読みいただけます。
「東京視覚障害者協会」(東視協)
〒170−0005 豊島区南大塚2−43−7サンサーラ大塚202号室
TEL: 03−6410−7118
fax: 03-6410-7119
郵便振り替え口座 : 00180−7−44004
メールはこちら
入会申請書
○○年○○月○○日
東京視覚障害者協会
会長 稲垣 実 殿
視覚障害者の社会参加と平等なくらしをめざす当会の目的と運動に賛同し、入会します。
1 : 入会年月日(西暦)
2 : 入会者氏名(漢字の説明も)
3 : 性別
4 : 生年月日(西暦)
5 : 使用文字
6 : 視力の状況
7 : 自宅の住所
8 : 自宅の電話番号
9 : 勤務先の電話番号
10 : 勤務先名
11 : 関心のある活動分野(例えば「街づくり」「雇用」など)
12 : 紹介者氏名
13 : 領収年月日
入会金100円、会費月額1200円・学生600円、
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