こだま2006年7月号(338号)


目次
視点・・・1
「高齢者医療が大ピンチ」・・・6
東京メトロ丸ノ内線の一部の駅でホームドア使用開始!・・・10
こちら役員会です・・・16
障都連の夏季募金にご協力を・・・19
特養マッサージ師についての東京都要請行動報告・・・20
教養講座の感想・・・24
会の名称についての提案・・・29
(連載30)「自動代筆で国語審議会全委員に差別語の撤廃を要請し成功」[1]・・・32
情報アラカルト・・・35
ありがとうコーナー・・・38
事務局だより・・・39
日程情報・・・41
編集後記・・・45

 視点
 私の手元に、昭和22年5月3日付けで憲法普及会という会の編集になる「新しい憲法明るい生活」という小冊子がある。この会の会長は総理大臣の芦田均氏で彼は「発刊の言葉」で次のように述べている。
 「古い日本は影を潜めて新しい日本が誕生した。生まれ変わった日本には新しい国の歩み方と明るい幸福な生活の標準とがなくてはならない。これを定めたものが新憲法である。
 日本国民がお互いに人格を尊重すること。民主主義を正しく実行すること。平和を愛する精神を持って世界の新憲法に盛られたこれらの点は、すべて新日本の生きる道であり、また人間として生きがいのある生活を営むための根本精神でもある(中略)新憲法が大胆率直に「我々はもう戦争をしない」と宣言したことは人類の高い理想を言い表したものであって、平和世界の建設こそ日本が再生する唯一の途である。」
 当時の新憲法にかける意気込みが伝わってくる文章である。
 あれから60年、日本国憲法、中でも第9条を改悪しようとする動きがかつてなく強まってきている。2005年10月、自民党は結党以来初めて「新憲法草案」を発表した。これに抗し、民主党もその直後に「憲法提言」を発表。公明党もかねてから加憲を主張している。これらの動きを財界やマスコミそして誰よりもアメリカが後押ししているのだ。
 日本国憲法が実現しようとしてきた、武力によらない紛争解決を目指す国のあり方を根本的に転換し、アメリカに従って「海外で戦争する国」づくりを狙っている。そのために、戦争放棄と戦力不保持を規定した第9条が邪魔なのである。また、今国会で継続審議となった教育基本法の改悪法案は、「戦争人」づくりがそのねらいと言えよう。
 2004年6月10日、作家の大江健三郎、評論家の加藤秀一氏ら9氏の呼びかけで「9条の会」が発足した。この呼びかけにこたえ、全国各地域、各分野で「9条の会」が結成され、6月10日現在、5174に達したと聞いている。私達視覚障害者の分野でも「9条の会」結成が進んでいる。そして、9月9日には東京で結成大会を開催する手はずになっている。
 憲法を変えるための手続きを定めた国民投票法案が、先に閉幕した国会で継続審議となった。国会は憲法を変えることに賛成の勢力が多数かもしれないが、国民の過半数が反対すればこの動きを止めることができる。「世界の宝憲法9条」、「平和憲法を守れ」の大波をみんなでおこそうではないか。(編集委員 田中章治)

 「高齢者医療が大ピンチ」
 南部 野島潔
 皆さんの中で、65才以上の医療費を1969年から、当時の美濃部革新都知事が全国に先がけて、無料にしてきたことをご存じない方も多いことでしょう。これが先輩たちの力で、私たち障害者医療費の無料化につながっており、ほとんどの方が無料もしくは、入院の一部負担で済んでいて、この輝く歴史も40年近くも経つと、当たり前のように感じてしまいます。これが自立支援医療に移行すると、1割の負担を強いられることにもなりかねず、安穏としてはいられません。
 そんな医療制度の改悪が、70歳以上の高齢者にのしかかろうとしているのです。衆参両院とも審議を打ち切り採決が自公により強行された、高齢者医療制度のあらましは、次のようになります。
 (1)今年10月から「現役並み所得」の70歳以上の窓口負担が現在の2割から3割に上がります。「現役並み」とは、夫婦2人世帯で年収520万円以上の場合で、高齢者ほど病気にかかりやすく、3割負担は深刻です。
 (2)'08年4月からは70から74歳の窓口負担を1割から2割に上げます。現役並み未満の方が対象ですからこれも深刻です。
 (3)長期入院の高齢者も今年10月から、療養病床に入院する70歳以上の入院食以外に、調理コストと、水光熱費相当の居住費合わせて1.75倍の引き上げです。
 (4)'08年4月から新たに75才からの「後期高齢者医療制度」をつくり、すべての人から年間74,000円程度の保険料をとります。
 (5)その他、@国民健康保険料を、介護保険同様年金から天引き。A高額療養費限度額の引き上げ。B長期入院の高齢者をベッドの削減で医療から追い出す。などが決められました。
 目が見えないために、尿の色や、便に血が混じっていることが分かりにくい私たちは、こまめに医者にかからないと病気の発見が遅れます。お年寄りが医療から遠ざけられるのを、「まだ先の話だから」などとして、見過ごす訳にはいきません。

 東京メトロ丸ノ内線の一部の駅でホームドア使用開始!
 西部 加藤厚実
 先日、インターネットのとある鉄道趣味関連の掲示板で「東京メトロ丸ノ内線(本線)の一部の駅で、暫定的な形ではあるものの、可動式ホーム柵(以下、ホームドアと略します)の使用が開始されている。また荻窪駅には、今後の各駅のホームドア使用開始予定年月を記した掲示物が張り出されている」という書き込みを見つけ、気になったので早速、7月2日に行われた西部ブロック会の後、岩田利明さん、小林行雄さん、田中ひろみさん、私の4人で、様子を見に丸ノ内線荻窪駅に行ってみました。
 丸ノ内線に設置されているホームドアは、昨年3月頃から使用が開始されている丸ノ内線(方南町支線)や都営三田線・東急目黒線で実績のある、高さ130cmくらいの柵とそれに付随する扉で構成されていますが、丸ノ内線(本線)では当分の間(すべての駅にホームドアが設置されるまで)、扉の開閉を車掌が手動で行うため、電車の扉とホームの扉が動作する際に数秒のタイムラグがあります。(三田線や東急目黒線では両方の扉は連動してほぼ同時に開閉する。)具体的には、電車が到着した際は最初にホームの扉が開き、続いて電車の扉が開く。また電車が発車する際は最初に電車の扉が閉まり、続いてホームの扉が閉まり、安全確認の後発車、という手順が取られています。この、双方の扉が、現在は連動していないために2〜3秒のタイムラグがあるという訳です。
 また今後の各駅のホームドアの使用開始予定年月を記した掲示物も荻窪駅構内(ホームから改札階に上がる階段の上り口)に張り出されていました。それによりますと各駅のホームドア使用開始予定年月は次のとおりです。
 荻窪'06年6月、南阿佐ヶ谷'06年6月、新高円寺'06年7月、東高円寺'06年7月、新中野'06年8月、中野坂上'06年8月、西新宿'06年9月、新宿'06年10月、新宿三丁目'06年11月、新宿御苑前'06年12月、四谷三丁目'07年2月、四ッ谷'07年5月、赤坂見附'07年6月、国会議事堂前'07年7月、霞ヶ関'07年9月、銀座'07年9月、東京'07年8月、大手町'07年7月、淡路町'07年7月、御茶ノ水'07年6月、本郷三丁目'07年4月、後楽園'07年3月、茗荷谷'07年2月、新大塚'06年12月、池袋'06年9月。(なお乗客配布用の資料は現在製作中とのこと。)
 このうち荻窪では6月24日から、南阿佐ヶ谷では6月25日よりホームドアの使用が開始されており、さらに新高円寺から新中野までの各駅には、すでに柵は設置されているものの電車の扉の部分だけ穴が開いている、いわゆる(固定柵)状態、また中野坂上(2・3番線を除く)よりも池袋側の駅では柵も未設置でした。
 なお今後の工事の進捗状況によっては、設置月に多少変動が生じる事もあると駅の方が言っておられました。ということで現在の状況はこんなところです。この資料が皆さんのお手元に届く頃には、新高円寺以東の駅でもホームドアの使用が開始されているかもしれませんね。
 最後になりましたが、今回の見学に際し、お世話になりました荻窪駅職員の皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。

 こちら役員会です
 東視協総会で、役員会でどんなことが話し合われているのかを、「こだま」などに載せてて欲しいと、要望が出されました。今月より掲載することになりました。さて、6月の役員会は、総会後第1回目だったので、任務分担をしました。以下に紹介する皆さんをリーダーに、1年間活動していきます。会員のみなさまのご協力をよろしくお願い致します。
 東京都障害者社会推進協議会(鈴木彰)・障都連副会長(西原清松)・障都連代表委員(鈴木彰)・手をつなごう代表委員(田中章治)・障害者会館運営懇談会委員(山城完治)・スポーツセンター(王子)運営懇談会委員(織田津友子)・スポーツセンター(多摩)運営懇談委員(栗山健)・こだま編集委員長(織田津友子)・規約検討委員会(野島潔)・街づくり委員会(山城完治)・組織拡大(仲間を増やそう)委員会(内田邦子)・事業委員会(新井康代、織田津友子)・点民編集委員(野島潔)・東視協の点民会計(栗山健)・点民読者会(田中章治)・サークル会計は、かーなづーち(織田津友子)・ステッキーズ(栗山健)・アンサンブル(織田津友子・山城完治)、ブロック長は、東部(梅村秀)・北部(織田洋)・西部(小板橋靖彦)・南部(野島潔)、専門部長は、女性部(沢真由美)、青学部(滝沢由紀子)、特マの会(稲垣実)

 障都連夏季募金にご協力を
 副会長 西原清松
 4月より障害者自立支援法が施行されました。私達は、障害者自立支援法の抜本的改正を要求して引き続き運動を続けます。
 障都連の財政は加盟団体の会費や事業活動などを収入としていますが、夏季要請行動に向けての印刷費・専従職員の一時金を保障するため厳しい財政が続いています。そこで今年も皆様に夏季募金をお願い致します。協力頂ける方は、事務局または西原までお知らせ下さい。振替用紙の手配等をさせて頂きます。
 重ねて皆様のご協力をお願い致します。

 特養マッサージ師についての東京都要請行動報告
 東部 稲垣実
 6月5日に東視協と特養マッサージ師の会とで東京都に対し要請活動を行いました。参加者はボランティアを含め15名でした。
 要請内容は、特別養護老人ホーム経営支援補助事業の継続と4月に改正された個別機能訓練加算についてでした。
 特別養護老人ホーム経営支援補助事業については、要綱事業で福祉局の裁量で予算要求するかが決められてしまうので毎年5月と1月ごろに要請に行くことにしています。この補助事業は介護保険移行にあたっての民間施設が経営難にならないための支援事業という性質の事業です。平成12年以前より継続して雇用されている視覚障害を持つマッサージ師に対して老人ホームの定員により補助金額が決められています。今回の交渉で、現在対象となっている施設が94施設で金額が約2億3千万であることが公表されました。福祉局の回答は、今年も予算計上するとのことでしたが、新しく働く者に対しては、事業の性格上ムリだとの回答でした。
 また、4月に機能訓練加算から個別機能訓練加算に改正されたことでの問題については、各施設の現状を話してもらいました。多くが「記録することが増えて視覚障害者には時間がかかり残業も増えた。」「利用者全員を訓練しろ」などで行政の説明不足が招いていることを指摘しました。回答は、機会があれば施設長会などで説明したいとのことでした。東京都が率先して特別養護老人ホームには、視覚障害を持つマッサージ師が多く働いていることを厚生労働省に説明してほしいということも要望しました。担当者も変わり今までの経過などは引き継がれず的外れな回答ばかりでした。
 この要請行動は、単に民間施設補助金事業の継続にとどまらず東京都内の区や市が公設民営の特養に対する補助事業の根拠にもなっています。なによりも多数の視覚障害者が特養やデイサービスに働いていることは、世界に誇れる視覚障害者就労の1つのモデルであり東京都はそれを高く評価してもよいのではないでしょうか。

 教養講座の感想
 南部 下奥重望
 6月の教養講座は「動き出した障害者自立支援法と障害者福祉のこれから」というテーマで、埼玉大学教育学部助教授の宗澤忠雄先生に講演頂きました。障害者自立支援法が施行されて間もなく3ヶ月。これからの私達の生活を左右する重要な内容でしたので、会場がいっぱいの参加で埋め尽くされ、このテーマに対する関心の高さを感じました。
 本題に入る前に、「私は、今まで自立支援法に関する講演を頼まれたがすべて断ってきた。それらは、この法律が、未確定な要素が非常に多く、参加者に正しい内容をお話しできないからです。」と述べられ、「しかし、今回東視協から講演依頼を受けたので、僭越ながらお引き受けした。」と言われました。
 まず、同法が成立するまでの歴史を説明されました。1938年に厚生省が設置以来、このような法律はなく未曾有の事態であること、同省の前身である内務省の時代にもこんな法律は存在しなかったそうです。
 支援法には、3つの柱、@制度体制の変更Aお金の問題B市町村の位置づけがあることにふれた後、サービスには、介護給付、訓練等給付の2種類があり、どちらも市区町村に利用申請し、区分認定(1〜6)を受けないと受けられないことなどが解説されました。質問項目の中には、視覚障害に関する項目がほとんどないので、答えていることを調査員に訴え、「特記事項」に書いてもらうことが大切であるとのことでした。
 支援費制度が'03年にスタートした年に、すでに「改革のグランドデザイン案(実は私は'04年10月と聞いているので、違うのかもしれませんが)」として、発表されていたこと、生活保護世帯を除く所得の低い人からも、(減免制度はあっても)原則1割の利用料を負担させる法律は悪法であると強調されました。
 施設サービスの体系が変わることにもふれ、支援費制度の時代は、利用者が体調などの都合で休んでも「月割」で費用が支払われていたが、同法ではサービスを利用した日数に基づいて支払う「日割方式」に変わったため、休みがちな人は退所してもらわなければ、事業費が入らなくなり、施設側が利用者を選別せざるを得なくなる状況が今後発生するという問題点を指摘されました。さらに、入所施設では、昼間と夜、それぞれに使用料がかかり、退所者が増え、そのために施設側に事業費が入らず、人件費や今まで行っていたサービスを中止せざるを得ないなど法施行による影響があちこちで出ていることが報告されました。
 最後に、今後運動を行う際は、障害種別が一本化されたので、個別に要求するのでなく、障害者団体で話し合って運動することが望ましいと述べられ、講演は終わりました。

 会の名称についての提案
 西部 菅井孝雄
 先だって開かれた総会報告でも明らかな通り今本会では会の名称をめぐって活発な議論が交わされている。
 振りかえってみればこの問題はずうっと以前から話題にされていたことであり決して今始まったものではない。
 「東視協」という略称、ないし愛称に正式名称が合っていないという点とフルネームが長すぎるし目的の確信を突くいかめしさが一般社会に受け入れにくいのではないかという考えから「何とかならないものか」ということが議論の中心になっている。
 さる総会では当方を含む比較的に古手の会員は今の名称に誇りとこだわりを持った発言に終始していたが若手や普段、会を預かる事務局、執行部の多くは「もっとすっきりとしたスマートな名前が欲しい」というものであったように思っている。
 そこで当方からの具体的提案だが「東京視覚障害者協会」というのはいかがだろうか。これならば略称に一致するばかりか、文字通り東京を中心に結集した視覚障害者と関係者の集まり(組織)であることが誰にでも容易に理解され最もふさわしい名前ではないだろうか。さらに言うなら会の目的や理念は規約と会を知らせる「栞」で十分事足りるものであり、あえて仰々しく名前に目的まで掲げる必要はないだろうと思うものである。
 今後規約検討委員会をはじめ、みんなで考えて頂くために一言する次第である。

 (連載30)−内閣告示「常用漢字表」原案に差別語を発見−「自動代筆で国語審議会全委員に差別語の撤廃を要請し成功」(1)
 北部 長谷川貞雄
 昭和52年3月30日に、第13期国語審議会が、それまでの「当用漢字表」に代わる「常用漢字表案」の答申を文部大臣に行なった。これは、その後の手続きを経て、内閣告示として、今日の「常用漢字表」となるものであった。
 以下は、この内閣告示「常用漢字表」原案から、現代においては、視覚障害者に対する極端な差別語である「メクラ」を、いかにして撤廃させたかの19年前の記録である。
 この答申の2カ月余り前の昭和52年1月中頃に、近く当用漢字表に代る、新漢字表が国語審議会から答申されるという情報が入った。
 私はこれを聞いて、特に心配になることがあった。
 それは、六点漢字を最初に作る時から始まったことである。
 具体的に言うと、当用漢字の音訓など、読み方についての資料で、同じく内閣告示による、昭和24年の「当用漢字音訓表」があった。
 それは、終戦直後に作られたもので、まだ障害者に対する人権意識が徹底していなかったせいか、そこには盲人の「盲」の字に「メクラ」という差別語が掲載されていた。
 昭和48年6月18日に、その昭和24年版の改訂版である新しい内閣告示「当用漢字改訂音訓表」が出た。しかし、この新しくなった「音訓表」にさえ、24年前と同じ差別語が掲載されていた。(次号に続く。)

 情報アラカルト
 1.演劇情報
(1)青年劇場公演「博士の愛した数式」
 公演日:8月16日(水)〜23日(水)
 公演場所:青年劇場スタジオユイ
 料金:4,200円。
  80分しか記憶が持たない博士と、シングルマザーとその息子の心温まる物語。
 お問い合わせ:03−3352−9418。
 (2)劇団俳優座「罪と罰」(ドストエフスキー原作)
 公演日:10月5日(木)〜15日(日)
 公演場所:紀伊国屋ホール(新宿)
 料金:5,250円(学生3,675円、前売日未定)。
 問い合わせ先:劇団俳優座 03−3405−4743、03−3470−2888
 2.手作り麺汁
 東視協の素麺を、手作り麺汁でおいしく食べて下さい。
 材料(カップ6杯分の濃縮タイプ)
 だし汁用がコンブ10cm角、干ししいたけ3〜4枚、水5カップ、合わせ調味料は、ミリン1カップ、酒カップ半分、醤油1カップ、塩小さじ1杯半、削り節40g
 作り方:だし汁用の材料を容器に入れて、一晩冷蔵庫で寝かす。合わせ調味料のミリンと酒を鍋に入れて火にかけ、一煮して火を弱め、静かに3〜4分煮立てたら、だし汁と合わせて中火で煮立てる。残りの醤油・塩・削り節を加えて、火を弱めてアクを取りながら、5〜6分煮出す。粗熱が取れたら、こし器に布巾かペーパータオルを敷いてこす。完全に冷えたら、冷蔵庫で3週間保存できます。使い方は、つけ汁用には、麺汁対だし汁2対1、かけ汁用は麺対だし汁1対2。作り置くと煮物などにも便利。ぜひお試しください。

 ありがとうコーナー(省略)

 事務局だより
 1.2006年度の東視協の要求書と会員名簿を、7月9日に印刷・発送します。どうぞよろしくお願いいたします。
 2.要求書に基づいて、2006年度の対都要請行動を7月24日から月曜と木曜の午後6時30分から障館で行うよう準備します。また、1日行動は、8月30日(月)に都庁で行います。しかし、要請の申し入れはこれからですので、詳しくは7月16日の役員会で確認して、行動への参加を呼びかけます。要求を出している方はこの行動に参加して、担当者に直接訴えて下さい。このような機会は東視協ならではのものです。
 3.障害者自立支援法のもとでも、ガイドヘルプ及び日常生活用具給付事業の切り捨てを許さないために、東視協では、これまでに、荒川・足立・江戸川・葛飾・北・江東・品川・新宿・豊島・中野の11区と、武蔵市と東京都の議会に陳情もしくは請願を提出しています。地域生活支援事業の詳細はどこでもこれからだということも、これらの議会の傍聴から明らかになっています。請願・陳情は1人でもできます。多くの所で声を上げたいと考えています。詳しくは事務局(03−3207−6014)までお問い合わせ下さい。

 日程情報
7/12(水) 障館相談(担当・山城完治)、同事務局会議、同こだま7月号テープ版発行(予定)
7/13(木) こだま7月号活字版発行、事務局作業
7/15(土) 事務局作業、同「ステッキーズ」レッスン、同青年学生部例会、同東視協アンサンブル練習
7/16(日) 東視協役員会
7/17(月) 「手をつなごう集会」代表者会議
7/19(水) 障館相談(担当・鈴木彰)、同事務局会議
7/20(木) 事務局作業
7/22(土) 事務局作業、同組織拡大行動
7/23(日) 教養講座「笑いと健康」、午後1時半・障館教室
7/24(月) 対都要請行動(予定)
7/26(水) 障館相談(担当・栗山健)
7/27(木) 対都要請行動
7/29(土)〜30(日) 西部ブロック旅行
7/30(日) 女性部例会
7/31(月) 対都要請行動(予定)
8/ 2(水) 障館相談(担当・織田津友子)、同事務局会議
8/ 3(木) 事務局作業、同対都要請行動(予定)、同こだま編集委員会
8/ 4(金) 雇用を進める会
8/ 5(土) 全視協関東事務局長会議、同「ステッキーズ」レッスン、同北部ブロック会
8/ 7(月) 対都要請行動(予定)
8/ 9(水) 事務局会議
8/10(木) 事務局作業、同対都要請行動(予定)
8/12(土) こだま8月号点字版発行
8/19(土)〜20(日) 全視協女性部埼玉大会
8/19(土) 「ステッキーズ」レッスン
8/20(日) 東視協役員会
8/24(木) まちづくり委員会
8/27(日) 教養講座「沖縄の文化」
8/30(水) 対都1日要請行動

 編集後記
 暑い夏がやってきました。暑いと言えば対都交渉。今年も24日から月木の両日午後6時30分を予定しています。毎年集まる人数が少なくヒヤヒヤする場面も時々あります。会議の開始時には東視協会員より都の役人のほうが多いということも何度となくありました。世の中が厳しくなる時代、声をあげるに越したことはありません。ぜひ皆さんご参加下さい。
 総会が終わり、新しい体制で東視協もスタートしましたが、自立支援法を始め、憲法改悪など、私達のこれからが心配になってきます。皆さんの思いをぜひ東視協にぶつけて下さい。批判も結構。色々な意見を出し合い解決する、一緒に何かをやることこそが今の私達には必要です。会に結集し、人と人とのふれあいの中で信頼関係をつくり、素晴らしい会にしたいと思います。
 会の名称問題について多くの皆さんのご意見をお待ちしています。若い人、新しい人のご意見を特にお待ちしています。こだま編集委員会か事務局までお寄せ下さい。次号をお楽しみに。