こだま 2005年10月号(第330号)


   視 点
 ここで、人間生活におけるお金の重要さを根本から考え、視覚障害者における現在における紙幣の問題について述べます。
現代の社会生活において、お金を自由に扱えるということは最も重要なことのひとつです。
人間は、原始社会においては、食料など生きていくのに必要なものは自分で得ていました。したがって、全盲の視覚障害者は、独りで生きて行けなかったものと想像します。
それが社会が構成されるようになり、物々交換の時代に入りました。この社会は、さらに発達しお金というものが、物の代わりを成す貨幣時代になりました。
貨幣時代となり、視覚障害者も芸能、音楽、3療などのサービス的行為で生きていき易くなりました。
現在は、お金は、お札やコインの代わりに、直接にお金を手にして扱えない電子マネーの社会に移りつつあります。
私は、紙幣やコインは、電子マネー時代へ移る過渡期の物と考えます。ちょうど、物々交換が貨幣経済への過渡期であったようにです。
 国は、貨幣時代において、紙幣の切り方だけでバリアフリーになるのに、その費用がまったくかからないこんな簡単なバリアフリーのことさえ行わないありさまです。
ですから、これからの電子マネー時代になっても、国がそのような考えの延長では視覚障害者は自分のお金さえ数えられなく、また知ることさえできなくなってしまいます。
そのようなわけで、「紙幣」のバリアフリーは、本格的電子マネー時代へと通じる視覚障害者の将来のバリアフリーにおける大きな問題なのです。
以下は、国が紙幣のバリアフリーについて、いかに考えてこなかったかを訴える、新紙幣発行直後における私の朝日新聞への投稿です。
これは、その5年前の「二千円札発行構想」に際し訴えたものがなぜ生かされなかったかということを述べたものです。
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  朝日新聞2004年11月7日[声]から
  「長さで区別できるお札に」
 新紙幣が11月1日、3種類発行されました。私は視覚障害者ですが、お金を正確に数えることは、日常生活や仕事をする上で最も重要なことです。
今回、新紙幣を手にして、2000年の沖縄サミット記念に発行された二千円札と、3種類の旧紙幣と合わせた7種類を比べて見ました。すると横の長さが154ミリの二千円札から旧五千円札、新五千円札と、この3枚は1ミリ違いで大きくなっています。
1ミリの違いではお札の長さを手では区別できません。触って区別できる識別マークが表面にあると言いますが、これだけでは店頭などで何枚ものお札を素早く区別するのが困難です。
 試しにユーロ紙幣の5ユーロから百ユーロまでの紙幣を小さいほうから比べてみました。この5種類は、横、縦の長さが、それぞれ金額により数ミリずつ大きくなっています。
ばらばらの5種類のユーロ紙幣を、横の長さ、縦の長さのどちらでも私は難なく正しく揃えることができました。
 長さを変えても裁断費用に差はないはず。二千円札発行前にもこの欄で主張しましたが、ユーロ紙幣のように、日本の紙幣でも実現して欲しいものです。
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 投稿は以上ですが、二千円札発行の失敗が、国により何ら反省されていないことがわかります。
(編集部依頼 北部 長谷川 貞雄)

 【特集】
   「少し遅い食欲の秋―こだわりの食事」
≪11月も半ばとなりました。秋真っ盛りの10月にこの話題を持ってきたかったのですが、紙面の都合で今月になってしまいました。視覚障害者は食べることが大好き!
そんなみなさんのこだわりの食事を3人の方に投稿して戴きました。≫

  「天高く痩せ馬も秋」
        北部 市村 秀雄
 今年は果物や木の実が豊作と聞いている。
天高く馬肥ゆる秋。私は午(うま)年生まれの痩せ馬である。そして、糖尿病と仲良しの痩せ馬なのだ。糖尿病といえばまずカロリー制限だが、痩せ馬だからカロリー制限はあまりできない。
医者からは、「あなたは血糖値云々よりも今以上痩せてしまうことのほうが心配」と言われている。
 痩せ馬の原因のひとつは味覚音痴にあるかもしれない。食うことに執着心がないと、自分で台所に立とうとは思わない。台所は立つ所ではなく、座る所だと思っていた。
これではいけないと思い、今年の年初めに「今年は月に一度は、台所に立とう」と決意した。
この1年、何とかそれは守られている。しかしである。これまで作ってきたのは、いつもカレーライスだけなのである。
そしてその都度誰かに強制的に食べてもらっているのだが、食わされるほうはいい迷惑に違いない。レシピの種類をふたつ以上にしなければと、意欲だけが先行しているこの頃である。
 まあ、この秋は、皮をむくだけでいい果物で、秋の味覚を味わい、秋の夜長を、食う、飲む、読むで過ごしましょうか。これは、藤田香織の「だらしな日記」という本から引用したものである。
ちなみに、彼女の嫌いなことは、掃除、洗濯、運動だそうだが・・・

       北部 菊沢 正
 私はいつも身体に良くて、しかも美味しい物を食べたいと思っています。そのために、できるだけ添加物を使っていない物、無農薬もしくは低農薬の物、新しい物というようなことを考えて食べ物、飲み物を選んでいます。
平成15年の正月早々すい臓がんが見つかり手術を受けました。約2ヶ月入院して退院の時、担当医から
「すい臓がんは予後が悪い。あなたの場合腫瘍は直径が3.5センチぐらいでかなり進んだ状態であった。これからのポイントはいかに再発を防ぐかということと、再発した場合どのように治療するかということだ。」と告げられました。
 化学療法を薦める担当医に対して、私はそれを丁重に断わり、ゲルソン療法という食事療法でやっていきたいとお話しました。
 ゲルソン療法についてご存知の方もいらっしゃると思いますが、ポイントをいくつか挙げてみると、まず塩分と油は極力避けること、白砂糖や白い小麦白米など精白した食品は摂らない、新鮮な野菜や果物の作りたてのジュースを頻繁に大量に摂ることなど、実践するにはなかなかたいへんなものです。
しかし、これをやっていれば再発はほぼ100パーセント防げるらしいことを、本を読んで確信していたので、がんばって2年近くやり続けました。その甲斐があってか腫瘍マーカーの数値も、そのほかの検査の数値もほとんど正常内を維持しています。
すい臓がんの手術が成功しても、そのあと2年半ぐらいの間に亡くなる人は、75パーセントにも達するそうです。
私は術後もうすぐ3年が経過しようとしています。本当に有り難いことだと思います。
 家族をはじめ、私を支えてくれた多くの人々に心から感謝しています。

  わが家に欠かせない秋の一品
          西部 菅井 孝雄
 今年も残すところあと一月余りとなり今や年末年始を語るべき時期であるにもかかわらず「秋の味覚」とは少々間の抜けた話にはなるが、せっかく編集委員から声がかかったことなのでわが家にとって秋には欠かしたことのない一品を紹介しようと思う。
 実りの秋は収穫の秋でもあり、豊富な食材でどこも食卓を賑わすことだろう。
秋を代表するものとして秋刀魚が登場することはご承知のこと。諺か俗説か定かではないが「秋刀魚が出ればあんまが引っ込む」
などと言われるほど健康食としてのイメージも高いが、栄養学的明分析は専門家に委ねるとしてとにかく小生にとって秋とくれば何がなんでも秋刀魚の右に出るものはないと言っても良いだろう。
そこでこの秋刀魚の入手について当方のこだわりについてふれると、当然のことながら秋刀魚は新鮮で十分に脂が乗り丸々とした
食いごたえのあるものに限るが、わが家ではかれこれ十数年前から毎年9月中秋の名月には近くの郵便局を訪ね「旬のものを産直で」というゆうパックを注文することにしている。その年によって産地や値段に若干の違いは
あるがおおよそ三陸(石巻または気仙沼)か北海道(根室または厚岸)あたりのものが注文後約4、5日で送られてくる。わが家では、2、3週間で食べきれる約3キログラム(3千円程度)を購入しているが、防水容器にたっぷり張られた氷の中にまるまるとした十数匹の秋刀魚が臭みもなくゴロゴロ並んでいる姿は実に見事なものであり、これぞ秋本番を感じさせてくれる。
 これをまず、初日には刺身におろし刻み葱と生姜醤油で味わい、二日目には酢〆にしたものをわさび醤油で、そしてそれ以降は塩焼または秋刀魚鍋等で秋の味を堪能している次第だか、新鮮な秋刀魚が食卓にのぼれば欠かせないのが、熱燗ないし焼酎のお湯割りであることは申すまでもないことだ。

  雇用連総会と講演会が開催されました
           南部 田中 章治
 去る11月6日、東京都障害者福祉会館に於いて、雇用連(全国視覚障害者雇用促進連絡会)の第14回総会・講演会が開催されました。
 午前中開催された総会には、約30名の参加がありました。2年間の活動のまとめでは、東視協会員の内田邦子さんの要望を受けて取り組んだヒューマンアシスタント制度の適用期間延長問題で「5年間延長」という大きな成果を勝ち取ったことが報告されました。
続いて来期の活動方針が提案され、参加者の拍手で採択されました。
中でも、拡大幹事会を随時開いて新しい運動構築のための学習会の場とすることが確認されました。
討論では、@視覚障害者特定職種(あんまマッサージ指圧)への雇用に取り組むこと、A中途視覚障害者のリハビリのための休職期間の制度化(当面人事院規則の改定)、B障害者雇用促進法の限界と新たな労働権保障の観点からの法律の必要性等の意見が出されました。
 午後は、@「指定管理者制度について」森田稔(東京自治労連副委員長)
A「障害者雇用促進法の問題点」清水建夫氏(働く障害者の弁護団代表)の2本の講演がありました。
 参加者は約50名、このうち森田氏の講演では、自治体の施設を指定管理者で運営する動きが急速に拡がっていること、これは正規職員を不安定な非正規職員に置き換えられるということに留まらず、住民への公的サービスの切り下げに直結することが明らかになりました。

  「こんにちは! またまた、南部ブロックです」
         ブロック長  野島 潔
 本紙前月号でお知らせした行事の報告などをさせて戴きます。
1.当ブロック恒例となっているJR田町駅頭での宣伝行動を、今年は障害者自立支援法が国会審議の山場を迎える状況の中、東視協と共催して自立支援法の「応益負担に反対する署名」に取り組みました。
 10月24日の当日は、15名(南部から8名)の参加者で、帰宅を急ぐ人波に向かい、ハンドマイクとそれに負けないくらいの、入会後間もない南部のYさんの訴えなど加わり、1時間で署名65筆、カンパは、盲導犬ジョエルの活躍もあって、2万4千578円が集まりました。
 署名欄にペンを走らせながら、「テレビで見ました。ひどい法律ですね」とか、「政府は何でこんなことするのかね」や「がんばってください」などの共感と励ましが寄せられ、手ごたえのある行動となりましたが、残念ながら自民、公明により、31日に成立させられてしまいました。
 今後は、国や各自治体に負担軽減措置を求めて、運動をさらに進めることが課題ですね。
2.日ごろの運動不足をウォーキングで解消しようと、11月7日に代々木公園に西部からのゲスト1名も含め7名で出かけました。
 この日は、日本盲人マラソン協会主催の定例練習会が行われる日で、JR原宿駅改札に定刻までに行けば、だれでも伴走付きのウォーキングやマラソンの練習ができるとのことで、恐る恐る改札を出ると、「マラソンですか」と声がかかり、噂どおりの対応にびっくりしました。
 気にしていた雨はなかったものの、少し肌寒く木々の葉がちょっぴり色づき始めた1周1.7キロのコースを、1時間ほど歩いたり走ったり。「とても気持ちよかった」とNさん、Yさんは「体が温まりました」や「都心にこんな自然が」Kさんなど、それぞれがウォーキングの楽しさを味わっていました。
 そして、その後はお決まりのブルーシート宴会となり、せっかく消費したカロリーを上回るエネルギー摂取でお開きとなりました。

  あなたのまわりの身近な差別
      東部 稲垣 実
 先日私が住んでいる葛飾区の図書館で視覚障害者サービス懇談会がありました。4者懇談会といって、葛飾区内のサービスを受けている視覚障害者団体と個人、サービスを提供している朗読・点訳ボランティア団体と図書館との話し合いでした。
その時驚いたのはサービスを利用しているある視覚障害者団体の方の質問でした。内容は紙面に書けないほどでサービスとは無関係な質問ばかりでした。サービスを受ける者の意識が低いとボランティア活動が活性化されないんだなあと実感しました。
 私は、対面朗読について質問しました。
「自宅・図書館以外でいつでも使える対面朗読ができる場所はありませんか」という質問をしました。私が対面朗読で読んでもらうものは、仕事関係の書類や本が多くすぐにでも読んでもらいたいものばかりなんです。職場には拡大読書機とパソコンがあるのですが文書処理が追いつかず家に持ち帰ることもあります。
私は、弱視で中途障害のためか覚えが悪いのか、長い文書や書類は拡大読書機で文字を1字ずつ読んでもなかなか頭に入らず、それを再度対面朗読で読んでもらうとよく理解が深まるんです。それに休みが変則なので月曜日が休みのときは、図書館も休館で使えないときもありました。
 図書館からの回答は「区内の公共施設は団体利用が多く、施設利用が有料になっています。」とのことでした。区内には、多くの公共施設があるのに使えないなんて。机ひとつ、椅子ふたつのスペースがあればいいんです。4年後には京成電車の金町駅前に広いスペースでビジネスマンに対応した多機能の葛飾
中央図書館ができる予定なので意見を聞きたいとのことでした。そこで私は「新しい図書館を365日開館してください」と希望を込めて発言しました。見えていたときには感じなかったことですが、本当に視覚障害者には文書処理は大変です。「対面朗読する場所ぐらい提供してくれよ」と差別を感じるのは私のわがままなんでしょうか。

  情報アラカルト
 今年もあと残り少なくなってきました。
この時期になると、多くの人が「第九」演奏会を聴きにいかれることでしょう。12月に入るとあちらこちらで行われるようです。
いくつかご紹介しましょう。
1.第九コンサート情報
 (1) 12月17日(土):新日本フィル、
   18時開演、サントリーホール、チケット購入は電話5610−3815 新日本フィルチケットボックス。
 (2) 12月18日(日):日本フィル、14時開演、サントリーホール、チケットは電話5378−5911。
 (3) 12月20日(月):読売交響楽団、19時開演、芸術劇場、チケットは電話5391−2111 芸術劇場にお問い合わせください。
 (4) 12月24日(土):労音第九コンサート14時開演、東京文化会館大ホール、S席から6千・5千・4千・3千5百円のものが用意されているそうです。
 チケットは電話3204−9933です。
☆(1)〜(3)についてはそれぞれ電話で料金を確かめてください。

2.商品情報
 水だけで汚れが落ちるスポンジ:
食器洗いクロス「ツヤコ」は汚れを吸い取る吸着力が水に濡らすと生まれるスポンジです。スポンジは綿100%でゴムの微粒子をしみ込ませ、表面にゴムの突起を付けてあります。
そのため汚れを取り除くゴムの吸着効果と強い摩擦力で洗剤がなくても汚れを落とすことができます。皿やコップを傷つけることもありません。大きさは20センチ×20センチ、473円。
送料と代引き手数料を負担すれば取り寄せできますが、販売店もお問い合わせください。 エージー 03−3664−7001まで。

   ありがとうコーナー(省略)

   事務局だより
1. 2006年の新年の集いは、1月8日(日)午後1時半(受付1時)から3時半まで、障害者福祉会館集会室A1・2で行います。今回の企画は、西部ブロックが担当します。各ブロックで12月下旬までに参加者を集約してください。
 会費は3千500円を予定しています。
 新しい年の幕開けにふさわしい楽しい会にしましょう。詳しい内容については、来月号でお知らせします。
2. 都営新宿線の点字表示が改善されることになりました。現在、「1の4 1の3 1の2 1の1 2の4 2の3」のように表示されていますが、都営三田線のように号車番号とドア番号がだんだん大きくなるよう対都要請行動で改善を求めました。乗り入れしている京王線がそうなっているから点字表示もそれにならったと東京都は回答していました。京王線の点字表示は
 まだ行われていません。京王線にも新宿線にあわせて点字表示をするよう、それにあわせて駅の表示を改善するよう求めていかなければなりません。
3. 今年の障全協の全国集会と各省交渉は、12月4日、5日に行われます。
 全国集会の参加費は3千円。今回の記念講演のテーマは、「憲法は誰のため?何のため?」、講師は川村俊夫氏(憲法会議事務局長)です。
4.「手をつなごう」の後期要請行動が12月12日(月)に行われます。
 今回は、厚生労働省、国土交通省、総務省などへの要請を予定しています。いつものように午前9時から厚生労働省ロビーで
 開会集会を行って要請に分かれます。ぜひご参加ください。
5.歩車道段差ブロックのモニターを12月3日(土)に行います。希望者は、事務局の西原和子(電話03−3449−7038)さんまでご連絡ください。

    日程情報
11/15(火):歩車道段差ブロックモニターについて打ち合わせ
11/16(水):障館相談(担当・鈴木彰)
11/17(木):こだま活字版発行
11/18(金):東視協4役会議
11/19(土):憲法改悪・庶民大増税反対集会会場でカレンダー販売
 同:事務局作業
 同:青年学生部例会
11/20(日):東視協役員会
11/21(月):将来像委員会
11/23(水・祝):北部ブロックハイキング
 同:障館相談(担当・織田洋)
11/24(木):事務局作業
 同:視覚障害者にも識別できる紙幣を求める財務副大臣要請
 同:東京地下鉄要請
11/26(土):事務局作業
 同:関東青年学生部交流会
11/27(日):女性部例会
 同:教養講座「視覚障害者への国際的な支援活動に参加して」、講師 汪徳慧(視覚障害者と共に歩むハーモニーの会会員)、午後1時半障館
11/28(月):南部ブロック会
12/1(木):事務局作業
 同:こだま編集委員会
12/2(金):雇用を進める会、豊島区南大塚社協館
12/3(土):歩車道段差ブロックモニター(予定)
 同:事務局作業
 同:北部ブロック忘年会、障館治療室
 同:東部ブロック忘年会
12/4(日):障全協全国集会、10時開会、オリンピック記念青少年センター国際会議室、9時30分JR代々木駅渋谷寄り改札の外待合わせ
 同:西部ブロック忘年会
12/5(月):障全協各省交渉
 同:点字民報編集委員会
12/7(水):障館相談(担当・西原和子)
12/8(木):事務局作業
12/10(土):こだま12月号点字版発行
12/12(月):「手をつなごう」後期要請行動
 同:雇用連厚生労働省要請
12/14(水):障館相談(担当・山城完治)
 同:こだま12月号テープ版発行(予定)
12/15(木):こだま12月号活字版発行
 同:事務局作業
12/17(土):事務局作業
12/18(日):東視協役員会
 同:教養講座「サリバンとヘレンケラー教育が学ぶこと」
 同:南部ブロック忘年会

    編集後記
 11月、暑くなったり、寒くなったりと体調をこわしている人もあちこちにちらほら。風邪をひいている人もよく見かけます。みなさんお気をつけください。
 自立支援法が10月31日に衆議院で可決成立してしまいました。これにより来年4月より1割の応益負担が始まります。
実際にどのような不利益を被るのか政省令ができないとわからないようですが、現在のサービスより低いサービスであればそれなりに運動し、自治体に補完措置をとらせることも重要となってきます。監視を強めましょう。
また、各区の障害福祉課や福祉事務所からこのことについて情報がありましたら、ぜひ事務局までお知らせください。
 山城さんが全視協の総務局長と兼任でがんばっています。自立支援法の反対運動に始まり、手をつなごう集会の準備、憲法改悪への取り組みなど気を抜けない毎日です。
私たちも協力できることがあれば率先して申し出て東視協・全視協を盛り上げましょう。
 各ブロックでカレンダー販売が始まっています。他人に売ることはできなくても1本は家に飾って東視協活動に協力してください。全視協への事務所維持に役立ちます。
 菊沢さんの投稿を読んで、生きるということの素晴らしさ、心の強さを感じました。
口で言うのは簡単ですが、命の尊さを改めて感じました。がんばってください。



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