こだま 2005年 9月号 (第328号)


 視 点
 9月は政府が定める「障害者雇用促進月間」である。そこで最近の雇用をめぐる情勢について三つの点から考えてみたい。
 小泉首相は「構造改革」の成果があり、雇用が改善したと言明している。しかしこれは全くのまやかしである。確かに失業率は4%代に下がってきた。しかし、この間の小泉内閣の企業のリストラ支援によって正社員が、300万人減少している。他方、パートや派遣社員が増加している。いわゆる非正規社員は、2000年から2004年の5年間で、230万人も増え1591万人となり、雇用者全体の32%にも達する。この施策の中心をなしたのが産業再生法だ。1999年から2004年3月末までに、9万4000人以上の人員削減計画を立てた大企業に対し、870億円の税金をまけてやったことになる。首切り奨励法ともいうべきこの法案を提出したのは自・公政権であり、民主も同法の5年延長法案(2003年)に賛成している。
 厚生労働省は去る6月24日「富士ハウス株式会社」(浜松市)と「朝日ユニバーサル貿易株式会社」(大阪市)の2社の企業名を公表した。この2社は障害者の法定雇用率(民間は1.8%)未達成で、平成16年度に行われた雇い入れ計画策定勧告にも関わらず改善が見られない特に悪質な企業ということだ。少数の悪質企業を槍玉に挙げるだけでよいのか、甚だ疑問だ。雇用率全体は1.48%にとどまっている。未達成企業の割合は57.5%であり、大企業が多くを占めている。
ここにも大企業に甘い小泉政権の本質が見えてくる。
 会員の内田邦子さんの提起をうけて雇用連と東視協が取り組んできたヒューマンアシスタント制度の期間延長を求める国会請願は、衆議院解散により審議未了廃案となった。
ここだけを見れば残念な結果だが、私たちの運動は確実に情勢を大きく切り開いたといえよう。署名数約6千(うち点字署名500)、衆参の厚生労働委員50名近くの議員がこの請願を照会していた。改正障害者雇用促進法の審議過程でこの問題が3度取り上げられ、尾辻厚労大臣から「前向きに検討する」との答弁があった。そして7月11日開催された手をつなごう集会の厚労省交渉の席上「10月をめどに期間延長する方向で検討中である」との回答を得た。もう一押しの状況といえよう。
9月中に厚労省交渉を実現し、より具体的な回答を得たいと私たちは考えている。
 「ヒューマンアシスタント制度の期間延長は視覚障害者の職業的自立にとって不可欠である」ことを声を大に訴えよう!内田さんの願いを実らせ、遅れている視覚障害者雇用を広げる確かな一歩にしようではないか?
      (編集委員会・田中章治)


夏季要請進んでいます
                         事務局長 山城完治
 東視協は、毎年会員の皆さんの願いを要求書にまとめ、これに基づいて夏季要請行動に取り組んでいます。今年も、一日行動を含めて、6回の行動に取り組み、教育庁、都議会、警視庁、交通局、財務局、産業労働局、人事委員会、水道局、生活文化局、総務局、知事室、都市整備局、福祉保健局(3回)に病院経営本部に要求をぶつけました。
 財政状況が厳しいとしながら、正面から私たちの要求を受け止めようとしないという構図がますますはっきりしてきました。しかし、そんな中でも、都営地下鉄新宿線の曙橋駅の改札口に音声チャイムが設置されるなどの成果も得ています。この行動を足がかりに差し迫った課題については、都議会請願に取り組むなどのことも必要です。
 一方、実現している要求が、また出されている、20年近く同じ要求で交渉しているが埒があかないものがある、開業者や病院勤務者の要求の要請に当事者の参加が少なく迫力に欠ける、荒川区以外地域の要求に対処できていないなどの課題も明らかになっています。
 日程が延期となっている建設局・選挙管理委員会の要請を終えた後、この行動を総括し、次のステップのための要求討議を行うことにしています。
 要求にしっかり向き合って実らせる運動を更に進めましょう。

学習会と代表者会議に参加して
                         女性部長 沢真由美
 8月7日(日)王子のスポーツセンターで行われた全視協女性部の学習会と代表者会議に出席してきました。
 学習会では、障全協(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会)の白沢仁さんの「『障害者自立支援法』でどうなる障害者福祉」という講演を聞きました。その後、フロアからの質問を受けて答えていました。今となっては衆議院解散となり、廃案になったので「障害者自立支援法」もなくなりました。といって私たちは安心してはいられないのです。次の国会で名前を変え「自立支援法」は出てきて、私たち障害者に1割負担をさせるつもりでいますよ。その証拠が今ある「支援費制度」の予算が今年12月までしか組んでないそうです。
 減免制度があってもハードルは高く、生保並に年金や預貯金をすべてチェックされ、私たち視覚障害者はほとんど減免の対象にはならないのではないかなど私は強く思いました。
 1割になれば介護保険と足並みが揃い、その後は医療保険と同じように3割負担にし、医療保険に足並みを揃え最終的には一本化されるのではないかと懸念しています。
 話はかわりますが、私にとって初めての女性部代表者会議に出席してきました。初めての人は少なくベテランの人が多いように感じました。議案書通り会議は進められていましたが、微妙に脱線するので、発言のチャンスをうかがいながら他組織の意見などを聞いてきました。東視協女性部の意見などみんなから預かってきたものは中央に届けなければという思いで、発言のチャンスがやってきた時はすべて言いました。(笑)言うだけのことをいったらやっと緊張が取れてほっとしました。
 視覚障害者を取り巻く福祉はめまぐるしく変わっていくので、私たちは常にアンテナを四方に張り巡らし情報収集をし、先を見越し素早い行動を取り、運動をして行きたいものですね。
 追伸:東視協女性部では来年の埼玉女性部大会に1人でも多く参加してもらうために、販売活動として赤と茶の2色の革のキーケース、1300円を売っていますのでよろしくお願い致します。

リトアニアとフィンランドへの旅行
南部 田中禎一
 7月22日から8月10日にかけて世界エスペラント大会および国際盲人エスペラント大会に参加するためリトアニアへ行き、その後フィンランドの視覚障害者福祉センターを見学してきた。
 リトアニアは、いわゆる「バルト三国」の一つで、地図で見るとヨーロッパ大陸のほぼ中央にあるという。成田空港からコペンハーゲンまで10時間あまり、更に乗り換えて首都のビリニュス空港に着いたのは、現地時間の夜11時半(日本との時差は6時間)。リトアニアの通貨は「リタス」といい、1リタスは約40円。空港の銀行で両替をする予定だったが、銀行は既に閉まっていてできず、ホテルまでのタクシーにも乗れない。空港に待機していたエスペラント大会の関係者の人に自家用車で送ってもらいホテルに着いたのは0時を過ぎていた。ホテルはリトアニアでも一流の23階建てのホテルで、私の部屋は8階。同行した仲間3人はみんな女性で別の階に泊まり私は8階のダブルベッドの二人部屋を独占。朝食がバイキングなので毎朝7時半にエレベータ前で待ち合わせて一緒に行ってもらう。気候は昼間はかなり暑くなるが30度までは上がらず、夜から明け方にかけてはひやりとするほど。
 世界エスペラント大会は62カ国から2千3百人以上が参加し、内容も全体行事のほか、多くの分科会や遠足など多彩でそのプログラムが点字でも作られているので、その中から気に入った分科会を選んで参加する。私の好きなのは「国際コーラス」で、色々な国から40人以上の人が集まってエスペラント語で
コーラスをするもの。その他ほとんどの分科会はホテル内で行われるので人に聞きながら何とか一人で移動するが、幾つかのコンサートが離れた場所にあるホールで行われるので、誰か一緒に行く人を見つけなければならない。日本人とのことが多いが、他の国の人と行くこともある。バルト三国は「合唱の国」と言われるだけあってコンサートで聞いたアマチュアの合唱団の演奏は素晴らしかった。
 7月30日の夜からは国際盲人エスペラント大会が開かれる同じビリニュス市内の別のホテルに移動。こちらはかなり小規模なホテルで、フロントで部屋の鍵を受け取る時なぜか私だけにエアコン用のリモコンが渡される。これはきっと自分の部屋は良い部屋だと思ってエレベーターに乗り込んだが、4階の部屋に行くのにエレベーターは3階止まりであとは階段で上がれという。部屋に入って窓を開けようと奥へ進むと、頭が天井にぶつかる。
よく見ると天井が斜めになっている。つまりここは屋根裏部屋で、いくら涼しい土地でも陽がさすと暑いのでエアコンがついていたというわけだった。夜遅く名古屋から全盲の男性が来て、それから6日間は二人でこの屋根裏部屋で暮らす。
 国際盲人エスペラント大会には16カ国から視覚障害者55人、晴眼者やヘルパー・付き添いなどを含め約100人が参加。食事も、バイキングではなく、毎日スケジュールが組まれていてかなり忙しい。日本からも視覚障害者が5人参加。私は、この大会で「日本の民謡について」と題してテープを聞かせながら40分ほどエスペラントでしゃべる。(かなり緊張)ヨーロッパの視覚障害エスペランティストのレベルの高さと活発さにびっくり。
 8月6日にはビリニュスを発ってヘルシンキに行き、フィンランドのエスペランティストの案内で昨年完成したフィンランド視覚障害者総合福祉センターを訪問し、3泊宿泊し内部を見学する。この施設は大変すばらしいもので4棟からなり、視覚障害者用用具や、視覚障害者が製作した製品の販売、図書館、視覚障害関係の歴史や現状のわかる資料を集めた博物館、それにリハビリテーション施設、宿泊施設、食堂などを備えている。廊下には誘導用のラインがあるが、点字ブロックほど出っ張っていないので、足の裏では分かりにくいが「杖で床面を線に沿って探っていくと曲がり角で直角に交わるところが分かる」と言われた。宿泊棟のエレベーターは、特定の場所にカードをかざさないと宿泊階に行けないようになっていて、宿泊者はそのカードと部屋の鍵のついた紐を首から掛ける。部屋は、日本のビジネスホテルより余程よく、広さもかなりあり、机の上にはラジカセが備えてあった。部屋の入り口には点字表示でなく、部屋ごとに違う形の印が扉についていて点字が読めなくても分かるようになっている。私の部屋のはアニメのキャラクターらしい人形の形だった。
 ヘルシンキでは、ちょうど世界陸上競技大会が開かれていて、町はかなり賑やかだった。
 8月9日にヘルシンキを発って帰途についたのだが、途中乗り継ぎのために立ち寄ったコペンハーゲンで街を歩いて途中公園のカフェテリアでベンチに座り、飲み物を飲んでから立とうとしたら私のカバンがない。足元に置いておいたのにちょっとの隙に盗られてしまったらしい。リトアニアの民族音楽やエスペラントの歌、シベリウスの音楽など約20枚のCDをまだ一度も聴かないうちに失ってがっくり。しかし、まあ何とか無事?で8月10日の朝帰ってきた。

   情報アラカルト
1. 労音コンサート情報
 (1)ピアノリサイタルを三つご紹介します。9月21日中村由利子ピアノリサイタル
5500円、10月10日秋吉敏子、ジャズピアノリサイタル5500円、
同18日ピアノとヴァイオリンのコンサート6000円、会場はいずれも東京文化会館小ホール、19時開演です。
 (2)布施明コンサート10月8日、厚生年金会館、17時開演。6000円
 チケットの申し込みとお問い合わせは労音03-3204-9933まで。
2. 渋谷駅でフレッシュジュースが飲めます。
 JR渋谷駅構内、山手線内回り6の2ドア、外回り8の2ドアから下車すると下り階段があります。音声案内チャイムがなっているところの改札のすぐそばにあります。ミックスジュース・マンゴージュース・バナナジュース・ブルーベリーヨーグルトジュース・生グレープフルーツジュースなど注文してからその場で絞ってくれます。値段は150円から200円、グレープフルーツジュースは少し高いようです。新鮮なフルーツの絞りたてなので美味しさ抜群です。ちょっと疲れ気味の時も最高です。皆さんも渋谷駅を利用されたらぜひ飲んで見てください。
3. 豊島区からコンサートのチケットを頂く予定です!
 毎年恒例となりましたルーマニア友好協会主催のコンサートが10月31日(月)に芸術劇場で行われます。東視協豊島支部にチケット20枚頂くことができました。コンサートの中身はまだ分かっていませんが、今年も皆さんに行って頂きたいと思います。内容等は次号でお知らせしますが、ぜひ行きたいという方は予定に入れておいてください。また、事務局の織田までご連絡ください。

【連載22】
「東洋ハイブリッド製点字装置までの14年間の空白」(2)
                          北部 長谷川貞雄
 私は、今、「体表点字」の研究を行っています。これは、指以外の全身の体表で点字を読めるようにするものです。
 点字のこれまでは、指を読む場所へ持って行かない限り読むことができません。これに対し、音声は、音波として、また、墨字の文字は可視光線として向こうから飛び込んできます。「体表点字」は向こうから飛び込んで来させるための点字です。このことの重要さに気付いている人は少ないです。
 私は、1974年に点字のスペースを含むたった7個のキーで墨字を書く実験をし、翌1975年に特殊教育学会という学会でこの発表をしました。しかし、今日まで、この発表については、私の耳には何も入ってきません。ところが、視覚障害者の世界は、これをきっかけとする墨字が書ける時代になっているのです。いわゆる特殊教育や点字の専門家なるものは、これほど大きなことに気付かないか、或いは無視を決め込んでいるのです。
 私の「体表点字」も多かれ少なかれ、このような途を通るでしょう。以下も、そのような知られざる、或いは無視された研究の記録です。
 私は中山先生に点字ディスプレーの必要性もご説明した。そして私の構想を簡単な図面にしてお渡しした。その特徴は、点字ディスプレーの各々のマスの上に「マスカーソル」という、指先で押す小さなスイッチを設けることであった。その目的は、点字を読んでいて或るマスで挿入、削除などの修正の必要に応じて、そのマスをコンピュータに伝え、点字カーソルの位置を、そのマスに容易に移動するためのスイッチであった。
 その頃は、アメリカにさえパソコンはまだなかった。だから点字ディスプレー付きデータ作成装置、または、汎用コンピュータのオンライン点字端末装置として考えたものである。私はそれ以前に、何かの展示会でフランス製の「エリンファ」という点字ディスプレー装置に触れたことがある。正確には覚えていないが、1行のマス数が、12マス程度だったと思う。しかし、それは展示会に出品されただけで、遂に商品として日本に入ってこなかった。この装置を実際に見た日本の視覚障害者は少ないと思うが、点字ディスプレー装置として、実物が日本に紹介されたのは、これが最初だと思う。その意味で重要である。
 アメリカ製の「バーサブレイル」という装置があった。初期のものは、デジタルカセットが付いていた。そして、主たる機能は、点字文を点字のピンで表示する読書機であった。また各マスには、前述のようなカーソル位置を移動させるようなスイッチは付いていなかった。
 その後、かなり遅れてパソコン時代になってから、「タッチカーソル」等の名前で、各マスにスイッチの付いた点字ディスプレー装置が、何種か発売されるようになった。しかし、私は昭和51年の段階で、その各マスにカーソルをスイッチで移動させる案を既に持っており図にしていたのである。
 私は筑波大学術情報処理センターの中山先生の方で、私の希望も入れて点字情報処理の開発が、かなり進められるものと期待していた。ところがである。文部省の障害者短期大学構想が発表され、付属盲学校がそれに反対の立場をとるようになった。反対理由はここでは省略するが、反対運動はかなり激しいものであった。そして、その障害者短期大学の設立準備室が筑波大に置かれた。更に中山先生が、その設立推進の担当になられた。私は筑波大と付属盲学校との板ばさみになってしまった。こうなっては私が筑波大と連絡を取りながら点字の研究を進めることができなくなった。そのため昭和52年の後半頃から、非常に申し訳ないことであったが、私は全く中山先生と連絡を取らなくなった。短大新設の賛否は別として、私にとって、それは非常につらいことであった。
 それから約14年後の平成の時代になって、東洋ハイブリッド株式会社から、点字ラインプリンターと点字ディスプレー装置が発売された。それは、同社が筑波大から開発を依頼されて製造したものであった。点字ラインプリンターは、岡崎式の騒音が大きい所が見事改良してあり、点字ディスプレーは、マスカーソルが付いていた。その時、岡崎氏は、昭和60年12月に既に亡くなられていた。
  
ありがとうコーナー(省略)

 事務局だより
 1.全視協・福岡大会の議案討議を、9月18日(日)午後1時から5時まで障館で行います。2年間の運動の総括と2年先までの運動方針を決める大切な議案です。この討議への多くの皆さんの参加をお待ちしています。
ご参加の皆さんは議案書をお持ちください。
討議日は9月18日(日)午後1時からです。
 2.全視協福岡大会の東視協の代議員(敬称略)は、内田邦子、織田洋、高山米子、
田中章治、山城完治の5人です。議案討議に参加できない方で議案に質問や意見のある方は代議員までご連絡ください。
また活動交流集会を含む参加者は28名(内二人は家族)です。
 3.全視協大会参加者への東視協の派遣費補助は以下のようにします。
なお、役員など全視協から費用が支出される方は対象としません。
 (1)代議員:交通費と10月8日の宿泊費を補助します。
 (2)評議員・交流集会参加者:全視協大会派遣積立金40万円から代議員5人分の上記補助を除いた額を評議員参加者の数で割った額(およそ9000円)を補助します。大会に参加されない方で、カンパでもしようかと思われる方は、事務局の織田までご連絡ください。参加者への補助額を少しでも援助したいと考えています。

日程情報
 9/12(月):東視協将来像委員会
 9/14(水):障館相談(担当・山城完治)
 9/15(木):こだま活字版発行
 9/17(土):「ステッキ―ズ」レッスン
  同:西部ブロック会
  同:「かーなづーち」レッスン
  同:東視協アンサンブル練習
 9/18(日):東視協役員会、午前10時から
 同:全視協福岡大会議案討議午後1時から
 9/19(月):「タンデム車でサイクリング」北部ブロック主催
  同:障都連代表者会議
 9/21(水):障館相談(担当・鈴木彰)
  同:ヒューマンアシスタント制度適用延長問題厚生労働省要請(予定)
 9/22(木):街づくり委員会
 9/24(土):青年学生部例会
 9/25(日):女性部例会
  同:教養講座「手軽でおしゃれなラッピングにトライ」、午後1時半障館教室
 9/26(月):南部ブロック会
 9/28(水):障館相談(担当・織田洋)
 9/29(木):建設局要請(予定)
 9/30(金):雇用を進める会
 10/1(土):「ステッキ―ズ」レッスン
  同:東部ブロック会
  同:北部ブロック会
 10/3(月):点字民報編集委員会
 10/5(水):障館相談(担当・西原和子)
 10/6(木):こだま編集委員会
  同:東視協アンサンブル練習
 10/8~10/10(土~月):全視協・福岡大会
 10/12(水):障館相談(担当・山城完治)
 10/14(金):鉄道記念の日要請行動(予定)
 10/15(土):こだま10月号点字版発行
  同:「ステッキ―ズ」レッスン
  同:東視協アンサンブル練習
 10/16(日):東視協役員会
 10/19(水):障館相談(担当・鈴木彰)
  同:こだまテープ版発行(予定)
 10/20(木):こだま活字版発行
 10/22(土):青年学生部例会
 10/23(日):教養講座「アスベスト問題を考える」
 10/24(月):南部ブロック会

   編集後記
 台風14号の西日本直撃で多くの死者・行方不明者が出ました。地震や台風など、いつどこで私たちの生活を脅かすかと心配する部分もありますが、皆さんも地震やその他の災害に対し、ある程度準備をして置いた方が良いのかも知れません。
 30度を越す毎日、総選挙と今年の夏はいつもより暑さが倍増した気がします。しかし、私達にとってはこれからです。選挙の結果如何では、自立支援法や郵政民営化法案の国会への再提出に反対する取り組みを強めなければいけません。全視協大会も福岡で行われ、新しい体制で運動を進めようとしています。全視協・障都連などと力を合わせ、これらの法案採択を阻止しましょう。
 今月号は、依頼していた原稿が複数集まらなかったため、少し短い会報となりました。東視協活動が停滞したわけではありませんので、ご心配なく。来月号をお楽しみに!!