MS-DOS 用音声点字ブラウザ&エディタ ALTAIR(アルティア)
MS-DOS 用インターネットメールソフト WMAIL(Wメール)
最新バージョンのお知らせ
MS-DOS用 Altair Ver5.09 (2003/07/10)
MS-DOS用 WMAIL Ver5.14 (2006/12/25)
改良点につきましては、Altair改良点について、WMAIL改良点についてをご覧下さい。
はじめてダウンロードされる方は、使用条件をご覧下さい。
日本語MS-DOSで動作し、画面に文字情報のみを表示するブラウザおよびメーラーです。音声出力、点字出力にも対応しています。画面上の画像を見ることができない視覚障害者を含む人々が、文字情報を介してインターネットを利用することができます。
ALTAIR3では、DAISY音声の再生が可能となりました。
ALTAIR4では、DOS窓で使用した場合に、ワード、エクセル、一太郎、PDFファイルの読み込みができるようになりました。
文書作成もインターネットもこれ一つ! 音声と点字とで快適な環境をご提供!
ALTAIRは、日本語MS-DOS上で動作するテキストブラウザ&エディタです。
音声出力、点字出力にも対応していますので、画面上の画像を見ることができない視覚障害者を含む人々が、文字情報を介してインターネットを利用することができます。
特に、点字ディスプレイと併用すると、音声では聞き取りにくいものも、確実に読むことができます。
また、点字ディスプレイにタッチカーソルがある場合、タッチカーソルを押すと、画面上のカーソルもその文字のところにジャンプします。
英語点字や情報処理点字への変換もいつでも切り替えられるので、内容にあわせて切り替えることができます。
Version2.0からWINSOCK対応となり、Windows95, 98のMS-DOSプロンプト(DOS窓)で動作させることによって、WindowsのPPPおよびTCP/IPの環境設定をそのままお使いいただくことができます。Windowsを併用される方には、大変便利です。
Version3.0からは、DAISY音声の再生が可能となりました。WAV(PCM), MP3, ADPCMファイルの任意部分を再生することができます。ローカルおよびネットワーク上いずれのファイルも再生可能です。詳細は、Version3.0に同梱されているplayback.txtをご覧ください。
Version4.0からは、WindowsのMS-DOSプロンプトでお使いになる場合、ワード、エクセル、一太郎、PDFファイルの読み込み(テキスト変換・抽出)ができるようになりました。
1-1 エディタとは
「エディタ」は、テキストファイルを作成するためのもっとも効率的な道具です。具体的には、バッチ・ファイルやコンフィギュレーション・ファイルを作るとき、原稿を下書きするとき、パソコン通信やインターネットで相手に送るメールを書くとき、プログラムを書くときなどに使うとたいへん便利です。
1-2 ALTAIRの特徴
(1)「早くて簡単」
ALTAIRは音声表示と点字表示をガイドにして効率よく入力・編集等の作業を行うことができます。動作速度と操作性に優れており、初心者でも楽に使いこなすことができます。
(2)「多機能かつ高機能」
中・上級者のためには、マルチ・ファイル編集、CD-ROM検索、インターネット・アクセス、電話発信、FAX送信、ブロック単位での編集、マーク付け機能、コピー・アンド・ペイスト、コントロールコードまで含んだ検索・置換など、使い方しだいで色々と活用できる機能を数多く用意しました。
(3)「リアルタイム点訳」
ALTAIRは、EXTRAVer.3のかな訳・点訳エンジンEXTRA-COREを利用してリアルタイムに変換精度の高い点字表示を行うことができます。音声だけでは難しい細かい作業も、編集中文書を点字ディスプレイに表示しながら快適に行うことができます。点字ファイルも、点字ディスプレイで快適に読むことができます。
(4)「ファイルサイズ無制限」
巨大文書も編集できるというのもALTAIRの大きな特徴です。一行の長さ、総行数、ブロックの大きさにも制限はありません。メインメモリ、拡張メモリ、ディスクのフリースペースがつきるまで編集作業を行うことができます。1メガ、2メガといった巨大テキストファイルの編集も簡単に行うことができます。
(5)「CD-ROM検索」
ALTAIRには便利なCD-ROM検索機能があります。文章を書きながら国語辞典や英語辞典などを引くことができ、検索結果を文章にペイストすることも簡単です。
(6)「インターネット・ブラウザ機能」
ALTAIRはインターネット・ブラウザ機能を装備しています。ホームページの閲覧はもとより、検索エンジンの利用、フォーム入力、FTPなどにも対応しています。
ご利用のシステムが下記の動作環境に合致するかどうかを確認してください。
2-1 対応パソコン
(1) NEC PC-98シリーズおよびその互換機
(2) DOS/V機
2-2 音声環境
(1) NEC PC-98シリーズおよびその互換機の場合
グラスルーツ、VDMのいずれかとそれらがサポートしている音声合成装置が必要です。
(2) DOS/V機の場合
グラスルーツ、VDMのいずれかとそれらがサポートしている音声合成装置が必要です。
2-3 対応OS
(1) NEC PC-98シリーズおよびその互換機の場合
日本語MS-DOS Ver.3以降またはWINDOWS95/98
(2) DOS/V機の場合
日本語 DOS Ver.J5以降、またはWINDOWS95/98
2-4 必要なメモリ
最低メインメモリ300KBが必要です。また快適にご使用いただくためにはEMSメモリもしくはXMSメモリが必要です。
2-5 インターネット用の設定
MS-DOS上でお使いになる場合、インターネット用のソケットは別にMS-DOSに組み込む必要があります。WATTCP(DOSPPP)またはPCTCP(Ver2以降の場合)をあらかじめ組み込んで、インターネットに接続できるようにしておいてください。
Version 2以降のものを、WindowsのMS-DOSプロンプトでお使いになる場合、インターネット用のソケットはWindowsに組み込まれているWinsockを使います。Windowsを設定して、インターネットに接続できるようにしておいてください。
2-6 ワード、エクセル、一太郎、PDFファイルの読み込み
Version 4以降では、WindowsのMS-DOSプロンプトでお使いになる場合、ロードとインサートにおいて以下のデータ形式のファイルを指定すると、テキスト変換・抽出して読み込むことができます。
・Word V6/V7(95)
・Word 97/98/2000
・Excel 97/98 for Macintosh/2000
・Adobe PDF 1.2/1.3
・一太郎 7/8/9/Lite/10
ただし、この機能を使うには、あらかじめ同梱のSETUPDMC.EXEをインストールする必要があります。
SETUPDMC.EXEはWindows環境でインストールしてください。
下記の点が変更になりました。
- wattcp版ブラウザが動作しないという最近混入したバグを修正しました。
- vewww32.exeのバグを修正しました。
注:YAHOOオークションで出品者の評価コメントを書いたりするときに文字化けする現象が出たので、原因を解明し、バグフィックスをしました。
音声と点字とで快適なメール環境をご提供!
近年の視覚障害者のパソコン利用環境は急速に整備されつつあります。
従来は利用不能と思われていたWindows環境においても、いくつかのスクリーンリーダソフトが開発され、その上で動作するアプリケーションソフトも増えてきています。
インターネットの利用環境も、急速に立ち上がってきています。
しかし、依然として、MS-DOSの音声環境を使用している視覚障害者は数多く存在し、MS-DOS環境の整備も決して怠るわけにはゆきません。
本ソフトはそうしたMS-DOS環境整備のひとつの形として、特にインターネット利用をこのプラットフォーム上で確実かつ容易に実現することを目的に開発されました。
MS-DOS用のTCP/IP環境構築用モジュール及び、同時開発されたテキストブラウザALTAIRと併用することで、視覚障害者にも快適に利用できるインターネット環境がMS-DOS上で実現できます。
またWMAIL Version2.Xは、WINSOCK対応となり、Windows95, 98のMS-DOSプロンプト(DOS窓)で動作させることによって、WindowsのPPPおよびTCP/IPの環境設定をそのままお使いいただくことができます。Windowsを併用される方には大変便利です。
このメールソフトには、以下の特徴があります。
・メニュー選択式の簡単なユーザインタフェースを備えている
・添付ファイル処理によるバイナリファイル送受信が容易
・メールを任意フォルダに振り分けて管理することが可能
・保存メールを日付、タイトル、本文内容などから容易に検索することが可能
従来のパソコン通信メールに近い操作性を有し、なおかつ保管メールの検索・再利用が容易になっています。
使い慣れたエディタと組み合わせることにより、通常の文書作成感覚でインターネットメールを存分に利用することが可能になっています。
下記の点を改良いたしました。
- ある種のメール(スパム等)で、リストにメール情報を表示できないという問題を修正しました。
- 1.の問題の副作用として、その後のメールにも同じ症状が出てしまう問題を修正しました。
- Message-Idというヘッダー情報が、想定しているより長いときにフリーズする問題を修正しました。
- 送信認証のlogin, plainに対応しました。
- 送信ポートと受信ポートを変更できるようにしました。
ご利用のシステムが下記の動作環境に合致するかどうかを確認してください。
1 対応パソコン
(1) NEC PC-98シリーズおよびその互換機
(2) DOS/V機
2 音声環境
DOS用スクリーンリーダーが必要です。
3 対応OS
(1) NEC PC-98シリーズおよびその互換機の場合
日本語MS-DOS Ver.3以降またはWINDOWS95/98
(2) DOS/V機の場合
日本語 DOS Ver.J5以降、またはWINDOWS95/98
4 必要なメモリ
最低メインメモリ400KBが必要です。また快適にご使用いただくためにはEMSメモリもしくはXMSメモリが必要です。
5 インターネット用の設定
MS-DOS上でお使いになる場合、インターネット用のソケットは別にMS-DOSに組み込む必要があります。WATTCP(DOSPPP)またはPCTCPをあらかじめ組み込んで、インターネットに接続できるようにしておいてください。
Version 2.Xを、WindowsのMS-DOSプロンプトでお使いになる場合、インターネット用のソケットはWindowsに組み込まれているWinsockを使います。Windowsを設定して、インターネットに接続できるようにしておいてください。
1)ALTAIRおよびWMAIL(以下「ソフトウェア」)は、(財)日本障害者リハビリテーション協会が開発したフリーウェアです。
2)原則として複製、配布は自由ですが、複製、配布の際は、付属のドキュメント類を含め、アーカイブすべてをオリジナルのまま複製、配布してください。また複製、配布に当たって金銭の授受があってはなりません。特に、商業目的で頒布することを禁止します。
3)ソフトウェアを他のサイトやBBS等に転載されたい場合は、その旨当協会までご連絡ください。
4)ソフトウェアの使用、改変等により生じた直接、間接の結果については、当協会は一切責任を負いません。またバージョンアップ、バグなどに対する責任も負わないものとします。
5)ソフトウェアのサポートは、メーリングリストによる情報交換をもって代えさせていただきます(下記参照)。使用法やトラブル等について、当協会または開発者個人へ問い合わせることはご遠慮ください。使用法やトラブルに関する情報は他のユーザーにも有益ですので、特別な理由がないかぎりは、メーリングリストをご利用ください。
<ALTAIR分割版ダウンロード>
ネットワーク環境のないパソコンにフロッピーディスクで上記の圧縮ファイルを移動できるように分割ファイルを用意いたしました。
分割ファイルを同じディレクトリに置いて、拡張子がbatのファイル名を実行すると結合が開始され圧縮ファイルができます。また結合と同時に分割ファイルは削除されます。
- ALTAIR 509 PC98版 GR版 VDM版
- 以下の5個のファイルをそれぞれダウンロードして下さい。batファイルを実行すると結合されます。
- ALTAIR 509 DOS/V版 GR版 VDM版
- 以下の4個のファイルをそれぞれダウンロードして下さい。batファイルを実行すると結合されます。
<旧バージョン>
なお、バージョンアップ履歴はこちらをご覧下さい。
ALTAIR、WMAILに関する情報交換には、下記のメーリングリストをご利用ください。
【メール投稿用アドレス】 alw@mx.normanet.ne.jp(全角で記載しておりますので実際は半角でお願いいたします。)
【コマンド送信用アドレス】 alwーctl@mx.normanet.ne.jp(全角で記載しておりますので実際は半角でお願いいたします。)
2000年1月21日に福岡で開催された「ALTAIR、WMAIL利用研修会報告」を公開。
Last updated 2006/12/25
(財)日本障害者リハビリテーション協会
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