このページに関する
ご意見・ご要望は
info@k-sonet.jp まで

生い立ち

交通事故・スポーツ事故などによる頸髄損傷者の有志数名が、自らの障害や生活に関する必要な情報交換の場として、または社会に対する問題提起の場として、1973年4月に東京で「頸髄損傷者連絡会」を発足しました。

その後、会の活動地域による細分化が進む中で、神奈川の地で同じ障害を持つ仲間が集まって1977年から活動を始めたのが「神奈川頸髄損傷者連絡会」です。正式な名前が長いので普段は"神奈川頸損会"と呼ぶことが多いです。

会の活動目的

頸髄損傷者がその身体的機能障害を理由に自らの人生をリタイアすることのないように、当たり前に人間らしい生活を送ることのできる世の中を目指して、神奈川頸損会は様々な活動を続けています。

現在では、頸髄損傷者以外の障害を持った人も含めた「車イス会員」とボランティアスタッフで、共に楽しく生きていける社会を実現するために、バーベキューや懇親会などのイベントを通してお互いの理解を深めています。

会のシンボル・キャラクター

『天使な龍』
神奈川県厚木市在住、当会の会員である陽瓏久(はるひさ)さんが描いた、雲の車椅子に乗った「天使な龍」ちゃんです。陽瓏久さん自らも頸損で電動車椅子に乗って生活しています。

陽瓏久さんのコメント:
 神奈川頸損連絡会のキャラを考えるとき、第1条件は「神奈川」「頸損」かなぁと思い、そして「神奈川」といったら何やろ〜って・・・。鎌倉の大仏さん!ヨット!クルーザー!ベイブリッジ!龍!ベイスターズで星!・・・迷ったけれど、やっぱ龍でしょ〜ってことで落ち着きました。龍はどこって限定できないけど、神奈川の龍伝説を定着させねば〜。僕的には龍は自由の象徴!!時を読む力、力強さなどなど好きなんです。ちなみに「辰年」です。一見いかついので、天使の羽をつけて優しさを強調しました。頸損といえば、やっぱ車イスでしょ。手動や電動もあるけど、水晶の玉が運転レバーってことでよろしく…!!雲の車イスに乗った"天使な龍"です。