「肢体不自由教育」200号を祝う会・シンポジウムの開催

 日本肢体不自由教育研究会が昭和44年発足後40年、特定非営利活動法人化後十年を迎えたことを記念し、機関誌「肢体不自由教育」第200号刊行を祝い、肢体不自由教育のこれまでの歩みを振り返る趣旨のもとに、平成23年5月14日午後、茗渓会館(東京都文京区)にて、「肢体不自由教育」200号を祝う会・シンポジウムが開催されました。

200号を祝う会・シンポジウムの開催

 始めに、「肢体不自由教育の今昔」の主題のもとにシンポジウムが実施され、歴代の文部科学省肢体不自由教育担当専門職六名がシンポジストとなり、それぞれが在任期間中の画期的事項を中心に肢体不自由教育の歩みを振り返り、今後の展望も含めた議論を展開しました。シンポジストは(所属はいずれも現在)、村田茂氏(国立特別支援教育総合研究所名誉所員)、細村迪夫氏(群馬大学名誉教授)、山下皓三氏(国立特別支援教育総合研究所名誉所員)、西川公司(放送大学客員教授)、古川勝也(長崎県教育庁特別支援教育室長)、下山直人(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官)、また、司会は、長沼俊夫氏(国立特別支援教育総合研究所総括研究員)です。

 つづいて、これまでの本研究会の発展に貢献した個人・団体への感謝状が贈呈され、その後、祝賀会が行われました。

感謝状を授与される三浦和氏。
感謝状を授与される三浦和氏。

 祝賀会では、西川公司副理事長が司会を務め、村田茂理事長のあいさつ、来賓の石部元雄氏(筑波大学名誉教授)よりご祝辞を賜り、三室秀雄氏(全国特別支援学校肢体不自由教育校長会)が乾杯のご発声をされました。おわりに早坂方志専務理事がみなさまにお礼の挨拶をいたしましたが、その後もしばらく懇談が続き、盛会のうちに終了しました。

 70名の参加者がこれまでの肢体不自由教育と本研究会の歩みを振り返り、今後の発展に強い意気込みを感じた会となりました。

リンク:ページトップ
リンク:HOME