センター通信より
ボランティア紹介
リスナーさん、仲間の皆さんに感謝
今年も桜の季節となった。
コロナの発生数も少なくなり、今夏はリスナーさん達との交流会ができるかも…と楽しみにしている。
文章を読むぐらいならできると、深く考えもせず講習会を受け音声訳の会に入ったのは20数年前。
考えの甘さが祟り、今でも「読み」に悩む日々を過ごしている。
最初にぶつかったのは「電話」。いつも通り「デ\ンワ」と読むと「もう一度」と注意を受けた。
アクセント辞典を引き先輩の発音を聞いて練習するが、イザ、マイクに向かうと、また「デ\ンワ」と言ってしまう。もうやめようかとも思った。
文章を読む時に班長さんからご指導を受けた。「耳で聴いて、内容を解ってもらえるように心がけて読むこと」と。
文章は読めても、句読点や段落等のマの取り方に、苦手のアクセントに、語尾に注意して、口中音にも気をつけて等々、今でも四苦八苦しているのに、
音声訳1年生にできるわけがない。「あなた達は、まだ白いハンカチだから」と、気長に丁寧に指導してくださった先輩方には、感謝の気持ちでいっぱいだ。
『コスモス便り』の、市内の様子を紹介するコーナーは好評だったようだ。
西諌早地区を紹介した時、女性のリスナーさんから「同じ斎場に何回か行ったのだが、川の側で、自分が通っている病院も近くにあることが初めて分かった」
と言われたときは、役に立てたんだと、とても嬉しかった。
リスナーさん達の要望を聞き、喜んでもらえるような企画を立てようという思いは、コスモス全会員の願いでもある。
録音方法がテープからCDへ変わった時、機械オンチの私は会をやめようかと思ったが、「加勢するから」のお言葉に甘えて現在に至っている。
何とか録音するだけは一人で操作できるようになったが、細かいところはまだまだで、皆様に迷惑をかけている。
困ったときには、面倒がらずに何でも教えてくださる生き字引のような先輩がいらっしゃるし、機械に強く、気の良い後輩たちとの音訳本談義も楽しいし、
今しばらくは活動を続けたいと思っている。
以上