点字図書
新入図書紹介
1. 思い出の小道 谷口 美津代 全2冊
戦争という運命に翻弄されながらも懸命に生きた、三世代の家族の人間模様が舞台を変えて展開される壮大なヒューマンドラマ。
2.BAD SEX LiLy 全7冊
こんなにセックスが合う女性は初めてだ、と彼が言うたび私は密かに首をかしげる。単に私が上手いからでは? 30歳未満禁制、オンナのための官能小説。
3.にじいろのせかい 刀根 里衣 全1冊
暗闇のなかに立ちつくす絵描きの少年。筆とパレットを手にした少年は、悲しみに沈む世の中にたくさんの色を届けようと考えました。少年によって彩られた世界は、少しずつ光を取り戻していき…。
4.円くんという猫のこと 川村 伸寛 全2冊
犬や猫達とのドタバタの日々を描いた笑えて泣ける物語。我が家へ来てくれてありがとう。動物を飼うということは、その最期を看取るということと同義である。
5.SFにさよならをいう方法 飛 浩隆 全4冊
名作SF論から作家論、書評、エッセイ、自作を語る、対談、インタビュー、帯推薦文の舞台裏まで、日本SF大賞二冠作家・飛浩隆による非小説作品を集成。
6.仕事ください 眉村 卓 全6冊
仕事仕事仕事ください。意のままになる奴隷を求めた男の前に現れた奴は仕事を求め続ける…。現実と幻想の狭間に迷い込む短篇集。
7.地羊鬼の孤独 大島 清昭 全5冊
遺体の入った棺が市内で次々に発見された。動機の見えない一連の殺人を繋ぐものは、現場に残された中国妖怪「地羊鬼」の名前のみ。新米刑事・八木沢は、オカルト担当を自称する警部補・林原とコンビを組み、捜査を進めるが…。
8.大江戸秘密指令 1 隠密長屋の十人 伊丹 完 全3冊
堅物の侍・権田又十郎は、小栗藩主の松平若狭介の下命で、日本橋の裏長屋の大家・勘兵衛になった。店子である藩のはみ出し者たちと共に町人になりすまし、江戸にはびこる悪を懲らしめることに…。
9.首ざむらい 世にも快奇な江戸物語 由原 かのん 全4冊
叔父を訪ねて大坂へ向かった男の道づれは、首だけのサムライだった!? 江戸時代を舞台にした、ちょっと不思議な人情奇譚4篇を収録。
10.横浜・山手図書館の書籍修復師は謎を読む 宮ケ瀬 水 全3冊
横浜の山手図書館でのアルバイトが決まった大学生・藤本読也。図書の修復を手掛ける修復棟で、書籍修復師の波々壁の助手をすることに。波々壁は修復に携わる一方、物語に囚われている人間を救い出す仕事をしていて…。
11.百人組頭仁義 三河雑兵心得 11 井原 忠政 全3冊
ついに侍大将、と喜んだのも束の間、思わぬ横やりで足軽大将に据え置かれた茂兵衛。秀吉の惣無事令に従うため「真田との和睦を天下に示す策を述べよ」と家康に命じられ…。
12.戦国十二刻 女人阿修羅 木下 昌輝 全4冊
長久手の戦いで家康が勝利するまでの24時間、伊達家と最上家を和睦させるまでの24時間…。荒れ狂う世に翻弄された7人の女性たちの濃密な24時間を描いた時代小説。
13.エロマンガ先生 2 妹と世界で一番面白い小説 伏見 つかさ 全4冊
兄妹の夢を叶えるため、「妹小説」の出版を目指すマサムネと妹の紗霧。担当編集に、発売日は一年後と言われるが、どうしても今年中に新作を出したいマサムネは、優勝者に出版枠が提供されるラノベ天下一武闘会に挑む。
14.ひとりの双子 ブリット・ベネット著 友廣純訳 全7冊
アメリカ南部の故郷をいっしょに飛び出した16歳の双子。やがて姉のデジレーは失意のうちに貧しい町に帰るが、妹のステラは白人になりすまし、裕福に暮らす。つながりは切れたかに見えた。あの日までは。
15.WIN ハーラン・コーベン著 田口俊樹訳 全7冊
容姿端麗、頭脳明晰、武術の達人にして大富豪の御曹司。マイロン・ボライターシリーズの名キャラ・冷血王子ウィンが40代になって帰ってきた! 盗まれた名画と殺人事件、一族の謎が…。
16.5分間ミステリー あなたが陪審員 マーヴィン・ミラー著 高橋知子訳 全2冊
裁判クイズ、開廷! 「まちがったバッグ訴訟」「行方不明の遺言書訴訟」など、陪審員になりきって、事件を解く裁判ミステリークイズ。法廷での弁論を模した文章を読み、イラスト数点を見比べながら、事件の真相を暴き出そう。
17.バベットの晩餐会 イサク・ディーネセン著 桝田啓介訳 全3冊
バベットが祝宴に用意した料理とは…。1987年アカデミー賞外国語映画賞受賞作の原作と遺作「エーレンガート」を収録。
18.どうかご自愛ください ユンホンギュン著 岡崎暢子訳 全4冊
自尊感情を下げる承認欲求の手放し方、他人からの批判を受け流すテクニック、簡単に自分に失望しなくなるコツ…。精神科医が、人間関係、恋愛、心の悩みが消える、自分の愛し方を指南する。
19.英国屋敷の二通の遺書 R.V.ラーム著 法村里絵訳 全5冊
数々の事件を解決したアスレヤは、代々の主が非業の死を遂げた英国屋敷・グレイブルック荘に呼ばれる。命を狙われている現主人は、自分の死が不自然か否かで効力の変わる2通の遺書を用意していた。そして惨劇が…。
20.ペインフル・ピアノ 上 サラ・パレツキー著 山本やよい訳 全5冊
シカゴの環境問題に関する集会に参加したヴィク。その帰り道、おもちゃのピアノを弾くホームレスの女性と出会う。彼女の正体は、かつて一世を風靡した歌姫だった。不思議な出会いに驚くヴィクだったが…。
21.炎の爪痕 アン・クリーヴス著 玉木亨訳 全7冊
シェトランド本島に移住してきたヘレナは、前の持ち主が納屋で自殺して以来、何者かが家に侵入し謎めいた紙片を残していくことに悩まされていた。その納屋で、今度は近所の家の子守りが死体で見つかり…。
22.5分間ミステリー 裁くのはきみだ マーヴィン・ミラー著 高橋知子訳 全2冊
「燃えた納屋訴訟」「ホテルでの盗難訴訟」「危険な犬訴訟」。あなたは陪審員です。原告側と被告側の論戦を注意深く聞き、証拠物件をくわしく検討して、事件の真相を見極めてください。法廷ミステリー・クイズ。
23.嘘と聖域 ロバート・ベイリー著 吉野弘人訳 全6冊
無敵の検事長ヘレンが殺人容疑で逮捕された。愛する妻と師を喪い失意の底にいた弁護士ボーは、たった一人で圧倒的不利な裁判に挑む。しかし事件の背後には38年間隠され続けてきた禁忌があり…。
24.フローリングのお手入れ法 ウィル・ワイルズ著 赤尾秀子訳 全5冊
神経質で完璧主義の友人の留守宅を預かることになったぼく。フローリングを汚さないことと2匹の猫の世話をすることが条件だったが…。次第に追い詰められていく主人公の、恐ろしくもおかしいカフカ的不条理の世界を描く。
25.謎解きはビリヤニとともに アジェイ・チョウドゥリー著 青木創訳 全6冊
殺人事件の捜査が原因で刑事の職を追われたカミルは、ロンドンのインド料理店のウェイターになった。だが給仕を担当した大富豪の誕生日パーティーで殺人事件に巻き込まれる。過去と現在の事件を解き明かした先にある真相とは?
26.暗殺者の回想 上 マーク・グリーニー著 伏見威蕃訳 全6冊
暗殺者グレイマンことジェントリーは、依頼を受けてアルジェリアのトルコ大使館へ潜入した。12年前に関与した、南アジアの事件にまつわる情報の獲得を目論む彼の前に、死んだはずの男が現われ…。
27.暗殺者の回想 下 マーク・グリーニー著 伏見威蕃訳 全5冊
12年前、テロ組織KRFの副司令官の情報を得るべく、パキスタンへと向かったジェントリーは、彼らの大規模な陰謀に巻き込まれた。そしていま、拉致された仲間の救出と、過去の因縁に決着をつけるため、ムンバイに赴き…。
28.鏡の男 上 ラーシュ・ケプレル著 品川亮訳 全5冊
5年前の誘拐事件で行方不明となった少女が、公園のジャングルジムに吊された状態で発見された。国家警察刑事ヨーナ・リンナは、警察内で唯一目撃者とみなす男マルティンに催眠療法を試みる。すると彼は途端に饒舌になり…。
29.鏡の男 下 ラーシュ・ケプレル著 品川亮訳 全5冊
捜査線上に浮かぶ謎の男。ヨーナは公園で吊されていた遺体の頭部に小さい烙印が押されているのを発見し、過去の事件との接点を見出す。催眠で得たマルティンの謎めく目撃証言と僅かな手がかりで事件を追うヨーナだったが…。
30.ダーウィンの警告 上 ジェームズ・ロリンズ著 桑田健訳 全5冊
カリフォルニアの軍事研究施設から、謎の物質が流出した。山間部を死の世界に変えながら拡散する正体不明の物質。施設での実験内容を探っていたグレイは、要請を受け南極大陸に飛ぶ。しかし、現地には調査を妨げる勢力が…。
31.ダーウィンの警告 下 ジェームズ・ロリンズ著 桑田健訳 全6冊
敵の攻撃部隊と南極大陸の影の生物圏との間で苦戦するグレイ。一方、ブラジルの熱帯雨林の奥地では、環境保護論者エルウェスが禁断の遺伝子実験を行っていた。未知の生物が解き放たれれば6番目の大絶滅が…。
32.合戦で読む戦国史 伊東 潤 全4冊
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしは本当か。桶狭間、関ケ原など、歴史の転機となった12の野戦の勝因・敗因を新史実を踏まえて徹底分析。ビジネスにも人生にも役立つ教訓を導き出す。
33.お白洲から見る江戸時代 尾脇 秀和 全5冊
江戸時代のお裁きの場、お白洲という空間と、そこに可視化される江戸時代の身分の秩序を追う。お白洲の詳細から、その歴史、身分と座席をめぐる諸問題、明治初年のお白洲が消えた日までを解説。
34.キウイを食べると腸が健康になる! 松生 恒夫 全1冊
キウイの食物繊維で、腸を元気にする酪酸が増える! ヨーグルトよりキウイが腸にいい理由を専門医が解説する。腸が元気になる生活習慣のコツも紹介。
35.そうざい料理帖 巻1 池波 正太郎 全2冊
作家・池波正太郎の食日記や食エッセイから厳選したメニューをイラストで再現し、作り方を指南。巻1は、白魚の椀盛り、焼太打ち冷やむぎ、松茸のフライ、どんどん焼といった、春夏秋冬のそうざいを紹介する。
以上