ホーム > 役立ち情報 > 耳マーク > 平成20年 2月29日:初稿 平成20年 4月 4日:更新

耳マークとは

「耳マーク」ってなんですか?
広める目的で、故高木四良氏(当時名古屋市中途失聴難聴者協会)が発案し、昭和50年10月にまず名古屋市で制定され、やがて全国に普及しました。
下はシールの例ですが、これを病院のカルテや診察券、預金通帳などに貼ることによって受付や窓口での認知を高め、対応がスムーズに行なわれるようになっています。

(当協会パンフ「きこえの不自由なあなたへ」より)

もっと詳しいことは「全難聴 耳マーク部」をご覧ください。
http://www.zennancho.or.jp/distribution/mimimark.html

平成20年2月24日(日)に東京・戸山サンライズにて開催された「平成19年度第2回通常総会」で承認された全難聴の平成20年度 事業計画書では「耳マーク」については以下のようになっています。

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2.難聴者等に対する社会の理解促進のための啓蒙、広報に関する事業

(3)耳マークの普及
 耳マークは昭和50年に「耳のシンボルマーク」を制定し、その後当会が中心となって全国に普及すべく活動を継続してきた。平成15年7月に文化庁に「耳マーク」の著作権を登録した。耳マーク利用者からの多様な要望に応えるべく、最近では耳マークホルダーや車・自転車に貼り付けるステッカー、ポスターなどの新製品を開発し、普及に一役買ってきた。

 近年、耳マークがテレビ・新聞・書籍等のマスメディアに取り上げられることが増えてきていることもあり、社会への普及に伴って「利用申請」が急増してきている。また、2006年12月に施行された「新バリアフリー法」の影響で、公共交通機関等からの耳マーク利用申請や購入の需要が増えた。

 利用申請等の事務処理が増大しているので、その経費を賄うためにも2008年度より「手数料」を徴収することとする。手数料化に合わせて、利用申請時の手続きをホームページ等で周知し、またマークの説明に用いられる“文言”の使用基準を設け、より客観的な審査体制を敷けるようにする。利用申請実績は集計してホームページなどに公表し、更なる社会への普及啓蒙活動に役立てる。

 これらのことを進めるために、加盟協会の耳マーク担当のネットワークを活性化し、互いの情報交換、地域での取り組みの活動を継続する。また、最新の利用者ニーズを幅広く収集するためのアンケート実施を行なう。

 対外的には、当会のみならず全日本ろうあ連盟等の関連団体にも耳マークの趣旨等を理解していただくための運動を継続する。

 なお「耳マーク」の位置付けについての正しい理解のために、「当会の団体のマークではなく、また中途失聴・難聴者を表すマークでもないこと」、「聞こえない人々の存在と立場を社会一般に認知してもらい、コミュニケーションの配慮などの理解を求めていくためのシンボル」であることの周知徹底を図っていく。




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