8月例会報告

今村彩子監督作品    映画「Start Line」完成記念講演会
スタート・ライン                 
                                                              2017/4/1更新


みみより会8月例会は、今村彩子監督作品の映画「スタート・ライン」完成記念講演会でした。
50名の参加者があり非会員28名という大変うれしい記録となりました。

講師の今村彩子監督は前日、江東区での講演を終え、お忙しい中、また暑さの厳しい中、駆けつけてくださいました。
大変小柄な人ながら、パワーあふれる講演で、57日間の撮影秘話を聞かせてくださり、
また、講演の中では、スポンサーへの挨拶や、道に迷った時の映像なども見せて頂きました。

途中、東京を通過する時に、早瀬憲太郎氏に先導してもらったという映像も見られました。
理由は、沖縄から北海道までの間で、「東京を通過するのが一番怖い」との印象があったということで、
早瀬さんには大変感謝したそうです。

講演後の質疑応答では、やはり、五十七日間の苦労は何だったのか? 困ったこと、体調管理のことなども質問があり、
また、自転車に詳しい参加者も居まして、大変興味深い話も聞けました。

三田の会場では、今村彩子監督作品のDVDの販売や、今回の映画の前売り特別鑑賞券も販売しました。
チケットは事務局にもありますので、買い忘れた方など、お問い合わせください。
9月3日(土)から「新宿
K'Sシネマ」にてロウドショー公開されます。
また、28名の非会員の方々には、旧みみより誌を贈呈もさせていただきました。
終了後は、20名の方々と、講師を囲んで交流会を開催し、美味しいお料理に舌鼓をうちました。

交流会では、ろう者、難聴者、中途失聴者、健聴者がそれぞれの手話とコミ方法で交流をし、まさに、みみより会だなーと感じました。また、今後ともこのような企画を取り入れて、四つばのクローバー本来の形で開催できるよう努めたいと思います。
ご参加の皆様ありがとうございました。
大変お疲れ様でした。

   

遠藤理事長の挨拶の後、司会の宮田理事より講師の紹介があり、今村彩子監督の講演が始まりました。
会場はほぼ満席状態でした。
 
   
 
今村彩子監督は大変気さくな人で、見事な手話としっかりとした発音で話をされ、手話通訳士の方から、手話表示は不要でしょうか
という意見もありました。
   
講演ではホワイトボードに日本地図を描いて、57日間3824キロの自転車の旅のお話ししてくださいました。
重要な話の時は、ボードに書き込んで下さり、とても分かりやすかったです。
   
 
自転車での一人旅ということで、会場の方たちにも、自転車についてのクイズなどを出しながら、会場と講師が一体となって
あっという間の2時間でした。質疑応答では、57日間の体調管理のことや、自転車の詳しい話、コミュニケーション克服の
秘話の話もありました。講演録はみみより11月号に掲載を予定しています。

 映画「スタートライン」は9月3日(土)より新宿K'Sシネマにて、ロウドショー公開されます。
特別割引鑑賞券を取り扱っていますので、事務局までご連絡ください。
一般1800円のところ1300円で販売しています。