スライド1 JDF東日本大震災被災障害者総合支援本部第五次報告会 「震災5年目から未来への提言」 東日本大震災と障がい者〜教訓を、未来へ 2016年3月9日 AAR Japan [難民を助ける会] 野際紗綾子 スライド2 AAR Japan[難民を助ける会]の活動 ?1979年にインドシナ難民の支援を目的に日本で設立 ?政治・宗教・思想に中立な国際協力NGO ・これまでアジア・アフリカなど60を超える国や地域で活動 ?現在16ヵ国で活動を実施中 インドシナ難民(ボート・ピープル) 最初の活動は日本から 活動の場はすぐ海外へ 緊急支援 障がい者支援 地雷・不発弾対策 感染症対策支援 啓発(国際理解教育) 活動の5本柱 スライド3 各国の大災害と障がい者 ミャンマー・サイクロン災害(2008年) インドネシア中部地震(2009年) スリランカ水害(2010年) ケニア干ばつ(2011年) フィリピン台風(2013年) シリア難民支援(トルコ)(2013年〜) 災害時に取り残さないで! スライド4 東日本大震災と障がい者 東日本大震災における死亡率:1.03% ≠ 障がいのある方々の死亡率:2.06% 「障害のある人もない人も、 皆が命を守り安心して暮らすことができる町とは?」 「障害者が地域の中で健常者と共に暮らすために 必要な支援とは?」 映画「生命(いのち)のことづけ〜死亡率2 倍障害のある人たちの3.11〜」より スライド5 ニーズの変化 (2011年3月〜現在) 緊急 ・緊急支援物資(食料、生活用品) をオーダーメイドで配布 復旧 ・障がい福祉施設の修繕を通じた 安全な「場」の確保 復興 ・障がい者の社会参加の促進 ・福祉施設授産品の販路開拓 ・障がい福祉の基盤整備 AARの活動概要は「震災5年報告」を参照(URL: http://www.aarjapan.gr.jp/) スライド6 東日本大震災からの教訓・学び:その@ つながりは、ちから。 つながりは、そなえ。 調整と連携の重要性 スライド7 緊急支援活動(被災直後〜一週間):軽油、灯油の配布 つながりは、ちから。 調整・連携のかたち 宮城県障害福祉課 + 高野興業株式会社 にんじん舎 + AAR Japan ↓ 重症心身障害児施設4施設へ 軽油、灯油を配布 スライド8 緊急支援活動(被災直後〜半年):食料、生活用品、衛星用品の配布 つながりは、ちから。 調整・連携のかたち JDFみやぎ支援センター + JDF本部 + AAR Japan ↓ 宮城県、岩手県の障がい福祉施設で 物資配布を配布 スライド9 復旧支援活動(被災一ヵ月後〜):障がい福祉施設の修繕 つながりは、ちから。 調整・連携のかたち 岩手県障害福祉連絡調整会議 + ジャパン・プラットフォーム + AAR Japan ↓ 障がい福祉施設で修繕工事を実施 スライド10 復旧支援活動(被災一年後〜):仕事づくり、販路開拓支援 つながりは、ちから。 調整・連携のかたち 福島県の障害福祉施設 + 日清製粉グループ、 ジャパン・プラットフォーム + AAR Japan ↓ 障がい福祉施設の販路開拓を支援 スライド11 復興支援活動(震災一年後〜現在):防災訓練の実施 つながりは、そなえ。 調整・連携のかたち いわき自立生活センター、みんぷく + Global Giving、 IMC(米国支援団体)、 AAR Japan + 勿来第二 中学校 ↓ 防災訓練の実施 スライド12 防災(震災2年後):読売新聞記事が防災教材に つながりは、そなえ。 スライド13 防災(震災5年後) :JVOAD 災害時の連携を考える全国フォーラム つながりは、そなえ。 分科会6「多様性に配慮した被災者支援:課題と展望」 パネリスト:池田恵子氏(減災と男女共同参画研修推進センター共同代表)、 北原真理恵氏(認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ/たすけあいセンターJuntos)、 浦野愛氏(認定NPO法人レスキューストックヤード常務理事、 野際紗綾子(認定NPO法人難民を助ける会(AAR)プログラム・マネージャー)、 コーディネーター: 鶴木由美子氏(認定NPO法人難民支援協会(JAR)定住支援部コーディネーター) 2016年2月12日(金)・13日(土) スライド14 東日本大震災からの教訓・学び:そのA 「障害があるがゆえに亡くなられた事実を受け止め、 当事者、関係者の語りを大切に記録し、 広く世界に伝えていくことは、今を生きる私たちの責務でもあります。」 映画「生命(いのち)のことづけ〜死亡率2 倍障害のある人たちの3.11〜」より 日本から世界への発信の必要性 スライド15 日本から、世界へ。 世界防災閣僚会議(震災一年4ヵ月後〜):首相、外務大臣、 復興大臣、行政関係者、NPO/NGO スライド16 日本から、世界へ。 世界人道サミット(震災5年後、2016年5月23日〜24日): ”Together We Stand”で岩手、宮城、福島における障がい者支援の課題と展望を寄稿 スライド17 ご清聴ありがとうございました。 活動やご支援に関するご連絡・お問い合わせ先 AAR Japan[難民を助ける会] 野際紗綾子 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2ミズホビル7F Tel: 03-5423-4511 Fax: 03-5423-4450 Email: sayako.nogiwa@aarjapan.gr.jp