JANNET 障害分野NGO連絡会

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JANNET総会
議事録

日時: 2011年6月5日(日) 午後1時から2時半
場所: 戸山サンライズ2階大研修室B
総会出席者数: 正会員(団体・個人)出席者23名、委任状出席17名。
全体で29名の参加。
事務局: 上野悦子、佐々木由佳

■ 議事録

冒頭で、会長より、事務局長が日本障害者リハビリテーション協会の片石修三から上野悦子に交代することが報告された。

1.会員動向

資料1に従って、事務局より報告した。

2-1 平成22年度事業報告・決算案

資料2に基づいて、事務局および担当役員が次のように説明した後、承認された。

(1) 専門委員会のうち研修・研究委員会について(沼田研修・研究副委員長より)
2月12日の委員会では次年度の事業計画案では役員会への提案事項として、CBIDに関する研究会を3回開催すること、スリランカのCBRの講演会を取り上げること等を話し合った。また、同日午後には、来日中のマヤ・トーマスさんを囲み、CBIDに関する意見交換を行った。

(2) 拡大委員会の開催(田畑財務・組織委員長より)
7月に財務・組織委員会が実施したアンケートへの協力のお礼を述べ、その結果の一つとして、広報・啓発委員会との合同で団体活動報告の作成に結びつき、本日CDで配布している。
アンケート結果からまだ実施していない項目(団体間交流等)があるので今後検討したい。

(3) 会員拡大
会員の活動紹介(CD版)の作成(福山委員より)
まだ作成途中だが、何回かのバージョンアップをはかっている。本日配布されたCDを持ち帰り、ご自分の団体の記載に追加修正があれば事務局までお知らせいただきたいと述べた。

(4) 研究会の開催(沼田研修・研究副委員長より)
昨年8月27日に、インドネシアのナワンさんをメイン講師に招いて災害と障害をテーマに開催した。ナワンさんの講演は、災害をきっかけにコミュニティが発展したことでCBRが発展してきたこと、災害発生後からコミュニティの人といっしょに考えていくことが重要だという内容を含み、示唆的であった。他の講師は阪本真由美さんと野際紗綾子さん。

(5) CBRガイドライン会議、マレーシア(野際委員より)
この会議の目的は、CBRガイドラインへの理解を深めることであった。
野際委員とワールドビジョンジャパンの平本さんがJANNETから派遣された。

(6) 寄贈車いすに関する意見交換会の開催(野際委員より)
前年に続き、2010年は8月2日に開かれ、19人が参加。車椅子寄贈に関する課題などを出しあった。

(7) その他関連する企画の実施

2-2 監査報告

議長より、5月24日に監査が行われたことを報告した。
なお、現在の監事は2名のところきょうされん、安川さんのみであったため総会で募集し、JOCSから出せないか検討していただくこととなった。

2-3 平成23年度事業計画案・予算案

提案どおりで承認された。
いくつかの意見交換や説明は次のとおり。

(1) 情報提供

@ ニュースレター発行(英語版、CD)(青松委員より)
発行予定はことしの11月。10月末までに作成する予定。
内容は各団体の活動紹介の英語版の作成で、日本語版で作成した活動紹介を元にする。

A メールマガジン
今年11月に100号記念号を発行するので特集を組む。担当幹事は田中徹二副会長。

(2) CBR APネットワークへの参加

JANNET予算60万円から、参加希望者の会議参加費の一部を負担する。またその中で発表を希望し、要旨が受け入れられた人には旅費の一部負担も検討する。JANNETへの申し込み締め切りは6月末とする。JANNETの派遣とは別に参加促進は、各団体でも行っていただく。

3.その他

(1) 20周年記念事業について
平成23年度予算案は原案で承認されたが、来年度の予算案に、繰越金の一部を、2013年の20周年記念事業のためにプールしておくことについて了解を得た。

(2) 山口薫前会長より、平成23年度の事業計画に特別支援教育の観点からも取り上げてほしいとの要望が出された。山口さんは教育でのインクルージョンが日本は遅れており、権利条約への批准が待たれると述べられた。

以上。

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