〔スライド1〕 指定発言(課題提起) 障害者放送協議会シンポジウム 一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 〔スライド2〕 全難聴の従来の主張 1 字幕の付かない生放送番組等への字幕付与 2 緊急時、災害時等、地域放送局の身近な情報 3 政見放送 ・国会中継の字幕(参政権) 4 ネット上の動画の字幕(JIS X 8341-3) 〔スライド3〕 4 ネット上の動画の字幕について JIS X 8341-3で、 収録済み動画のキャプション(字幕)を最低基準のレベルA、ライブ動画でレベルAAとしている。 公共調達においてはJISを尊重する規定がある。 (出典)JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―第3部:ウェブコンテンツ 〔スライド4〕 <新たに大きくなってきた課題1> 生放送の字幕の遅れ  「遅れが気になる」61.3%、画面と字幕がずれて楽しめない」60.8%、「CM前に字幕がカットされてしまう」57.6%等の不満がある。 (2021年全難聴・ぴったり字幕視聴アンケート 回答604件) 〔スライド5〕 <新たに大きくなってきた課題2> 視聴者の受信環境の変化  ネット放送の視聴がNHKプラスやTVerに移ってきている。NHKプラス上の「ぴったり字幕」の取組もある。 だが機器の操作が不得手な高齢者には対応が難しい。従来のテレビ型の視聴環境も必要。