No.190 2021/9/21
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も く じ
★ ごあいさつ 広報担当:土田 浩敬
★「はがき通信」からのお知らせ (就任のごあいさつ)
★油断大敵 佐賀県:天邪鬼
★J2クッションを長持ちさせる工夫は? 札幌市:戸羽 吉則
★支えられた37年に感謝 長崎県:Y.S.
★在宅生活19年目の再出発 広島市:M.K.
★遊歩道の有効幅員を回復してもらう 福岡県:DRY
★『臥龍窟日乗』-71- 秀吉の素顔 千葉県:出口 臥龍
★全員参加企画 いいモノ見つけた!~39~ 藤田 さおり
★ マスコミから

ごあいさつ

 みなさんこんにちは。私は去年の暮れ、12月22日から1ヶ月半ほど、右大腿骨(だいたいこつ)を骨折してしまって入院していました。15年前、受傷して以来通い続けている病院での入院です。
 1ヶ月を超える入院は頸損になって以来で、15年ぶりでした(1週間くらいの入院はあった)。コロナウイルスの影響でヘルパーが入ることができず、入院当初はとても不安でした。手足が使えないので、全てを他人にゆだねないといけません。大まかな介助はともかく、細かなニュアンスが伝わるか心配でした。急な入院だったので、心の準備も何もできていませんでした。
 いろんな不安はあったのですが、入院中は看護師さんたちにいろいろ気を配っていただき、介助にも慣れてもらって、ストレスはほとんど感じませんでした。入院当初に感じた不安はなくなり、私にとって久しぶりの入院生活は楽しく感じました。頸髄損傷者になった15年前に入院していたとき、お世話になった看護師さんやPT、OTの方々が、わざわざベッドサイドまで来てくれて、昔話に花が咲きました。
 久しぶりの入院も良いものだと、不謹慎ですがそう感じた入院生活でした。それだけ、人に恵まれ良くしていただいたと思います。今回の入院で、人のありがたみを実感しました。
 退院して帰ってきたときは、嬉しい反面少し寂しい気持ちもあり複雑な気持ちでした。それは、15年前に2年間の入院生活を経て、在宅生活に戻ったときと似たような感覚です。
 退院から約半年が経過して、骨折も順調に回復して、今は以前と変わりのない生活を送っています。
 頸損になったときにも思ったのですが、いつ何が起きるか分かりませんね。自分は大丈夫と過信せずに、日々気をつけていきたいものです。まだまだ暑い日が続きますので、みなさんも体調にお気をつけ下さい。

広報担当:土田 浩敬


 「はがき通信」からのお知らせ 

 1.ホームページ編集担当の就任について 

 「はがき通信」ホームページ編集担当は、新担当者の方(匿名希望)に188号の編集から就任していただきましたので、お知らせいたします。

 ◇ホームページ編集担当就任のごあいさつ 

 こんにちは、このたびホームページ編集担当に就任いたしました。
 ホームページ担当募集案内を何度も目にしていたものの、どこか人ごとで、それでも気になっていました。ホームページも未経験で、自分にできるのか自信がなかったこともあります。
 このたび、私事も落ち着いてきたのもあって、手を挙げさせていただいた次第です。経験がないので、Dさんにご相談し、経験者の方からご指導をいただけないかお願いしたところ、ご快諾いただけることになりました。
 何も知らない当初は、説明書を購入しようと思ったのですが、とても詳しいExcelで作られたマニュアルが届いたので必要ありませんでした。また、Eさんが作られる計画図のようなものがあり、その通りに作っていけば良いので、これもまた驚きで、「はがき通信」の歴史とこれまで担当されてきた方々の偉大さを感じました。また、ご指導いただいた方には私の無知にあきらめられることなく、本当に丁寧に教えてくださり、とても感謝しております。
 「大胆に、しかしながら正確に、そして気楽に楽しんでHPを作成して」を思いながら、頑張ります。
 匿名希望

 2.臨時的ホームページ編集のお礼 

 「はがき通信」ホームページは、担当者不在のため、更新が遅滞していたところ、臨時的に183~187号まで、Aさん、Bさん、本誌スタッフのご家族のCさんに編集・更新していただきました。さらにBさんには、臨時的な編集に加えて、新担当者の方のサイト編集の練習のサポートまでしていただきました。

 また、(スタッフのご家族の)Cさんは、平日はお仕事がお忙しい中、貴重な休日を使われての編集で、緊急的なやむにやまれぬ選択の形で担っていただくことになりました。

 ご購読者でもあるAさん、Bさん、新担当者の匿名希望さんならびにCさん、それぞれ皆さんは何らかの大変さを抱える事情がある中で、困っている現状をおくみ取り手を差し伸べていただき、心より御礼申し上げます。

 3.来年度から購読料無料のお知らせ

 「はがき通信」は1990年に創刊され、今年で32年を迎えます。編集担当の2名は1999年頃より引き継ぎ、年6回の原稿依頼を伴う編集を20年以上担ってきました。しかし生活環境等の変化、体力的にも無理が利かなくなったこともあり、さらに続けて心身とも限度オーバーの負担となることは避けようと判断しました。加えて原稿依頼の困難さが増し、購読者の減少等々の「はがき通信」を取り巻く環境が年々厳しくなっていることをふまえて、そろそろ限界が迫ったと感じています。

 つきましては来年度から購読料を無料にし、継続発行できるところまで無償で配布させていただきます。ただし無料化後は、原稿依頼を減らしていくため数ページ発行、編集作業が難しいときは発行遅延および休刊の可能性がございます。また、いよいよ厳しくなったときは事前告知なく、やむを得ず廃刊となる可能性がございます。

 これまで有料ながら発行を続けてこられたのは、ご購読者並びにご投稿者等「はがき通信」を支え、ご協力いただいた皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。また、このような事態となり、たいへん申し訳ございません。どうか実情をお察しのうえ、ご理解くださいますようによろしくお願い申し上げます。

 【2021年度まで有料】  
188号(4月)~192号(12月)
 【2022年度から購読の申し込みを停止して無償配布】 
193号(2月)~

 ※事前に数年分の購読料を納めていただいている方で、返金を希望される方は、購読者名、返金金額、振込先口座・名義をご連絡ください。お手数おかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp

 4.「はがき通信」を次世代にバトンタッチするためのお願い

 「はがき通信」存続(廃刊)の危機が現実味を帯び、その前に次世代にバトンタッチできることを希求して、(できることならですが、存続危機がしばらく起こりにくいようにアラサー、アラフォーの)編集担当者を募集させていただきます。とはいえ残念ながら数年の内に見つかればという余裕はなく、「はがき通信」の歯車が回っている内に、短期間で(一人では続けることが難しいため)複数人が手を上げてくださいましたら、望みが見えてくると思います。

 新体制で話し合いながら、(今の形を取捨選択されて)新しい発想で「四肢マヒ者の情報交換」の形を作りあげてくださればと思います。その際は、バトンタッチできるように、全力で引き継ぎのサポートをさせていただきます。何かご質問等ございましたら、下部の宛先までお問合せください。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp

 なんとか、「四肢マヒ者の情報交換」がどんな形であれ、次世代に引き継がれていけますように、この募集に一縷の希望を託します。

 5.ご投稿後の返信メールの不着について
 
ほとんどのご投稿は電子メールにて届いておりまして、届きましたら100%必ず編集担当者からお礼のメールを返信しております。
 もし、ご投稿メールを送信いただいてから1週間経っても返信メールがないときは、何らかの不具合で編集担当者がご投稿メールを確認できていないおそれがあります。そのときはお手数ですが、 編集担当の2名(瀬出井弘美・藤田忠)あてに再送信をよろしくお願いいたします。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp
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