【速報】ヘッドセット部品が個別に健康保険適用可能となりました!

人工内耳友の会[ACITA]が衆参両議院に請願していた項目のうちのひとつにつき、以下のとおり厚生労働省において前向きに検討され、ヘッドセットの部品交換について健康保険が適用できることとなりました。

1)請願の内容
<人工内耳の健康保険の適用に関して見直しを検討してください。>
現在保険適用となっている人工内耳については、保険適用となっているものに含まれる部品が破損した場合の取扱いが明確になっていないなど、患者、医療機関からみてわかりにくい状況です。健康保険の適用に関して取扱いを明確化していただくとともに、多くの患者が人工内耳の恩恵を受けやすくするよう、健康保険の適用に関して見直しを検討してください。

2)厚生労働省通達(保医発第0306008号)概要
2-1)ヘッドセット部品の健康保険価格

@ マイクロホン 40,500 円
A 送信コイル 10,800 円
B 送信ケーブル 2,700 円
C マグネット 8,100 円
D 接続ケーブル 4,800 円

※健康保険自己負担3割の場合、上記金額の3割が自己負担額となると思われます。

 ◇各部品の定義
@ 人工内耳用ヘッドセットマイクロホン:音声を受信するためのマイクロホンであること。
A 人工内耳用ヘッドセット送信コイル:人工内耳用音声信号処理装置からのデジタル信
  号を人工内耳用インプラントに伝達する送信コイルであること。
B 人工内耳用ヘッドセット送信ケーブル:マイクロホンと送信コイルをつなぐ送信ケーブ
  ルであること。
C 人工内耳用ヘッドセットマグネット:送信コイルに取り付けるマグネットであること。
D 人工内耳用ヘッドセット接続ケーブル:マイクロホンと人工内耳用音声信号処理装置
  をつなぐ接続ケーブルであること。

2-2)健康保険適用の基準
 (49)人工内耳用材料
人工内耳用材料の交換に係わる費用は、破損した場合等においては算定できるも
  のとするが、単なる機種の交換等の場合は算定できない。
携帯型又は耳掛け型の選択できる人工内耳用音声信号処理装置については、いず
  れか一方を選択し算定できる。 
  なお、耳掛け型を選択した場合は、人工内耳用音声信号処理装置及び人工内耳用
  ヘッドセットの材料価格を合算して算定定する。
人工内耳用ヘッドピースは、マイクロホン、送信コイル、送信ケーブル、マグネットを
  合算して算定する。人工内耳用ヘッドピースケーブルは、接続ケーブルで算定する。
耳掛け型のケーブル付き送信コイルは、送信コイルと送信ケーブルを合算して算定
  する。

※上記 により、個別に価格が定められているスピーチプロセッサについても「破損」し「交換」する場合には健康保険が適用できるものと思われます。

※図添付

以上