講演会のご案内
「DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業」成果報告会
〜DAISY教科書提供体制の確立を目指して〜
■趣旨
アクセシブルな情報システムDAISY(Digital Accessible Information SYstem)は、視覚障害者だけでなく、印刷された文字や印刷物を読むことが困難な人々にとって有効であることが国際的に認められてきている。日本でも2008年9月に著作権法が改正され、発達障害等で普通の教科書が読めないまたは読みにくいお子さんのためにニーズに合わせて教科書を複製できることが明示された。
当協会では、ディスレクシア(字を読むことに困難がある人)へのより良い支援を行うための地域活動やネットワークを奨励することを目的とし、平成19年度・20年度の2年に渡り「DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業」を行なってきた。今年度は、ディスレクシアの読みの学習を支援するために、マルチメディアDAISYで教科書を製作して、提供するプロジェクトを開始した。
本報告会では、DAISY教科書製作提供プロジェクトを中心に、この2年間の事業の成果を報告し、ディスレクシアに対するマルチメディアDAISYを活用した支援の到達点と課題を明確にし、今後の活動の方向性について意見交換を行う。
MSワード文書 | テキスト文書 | 音声案内
マルチメディアDAISY版案内
(ダウンロードしたZIP形式のファイルを解凍し、DAISY再生用ソフトウェアで再生して下さい。)
■プログラム(予定) *変更の可能性があります。
- 13:00-13:10
- 開会挨拶
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事 片石修三
- 13:10-14:30
- セッション1「ディスレクシア当事者のニーズと求められる支援」
神山忠(岐阜県立関特別支援学校教諭)
藤堂栄子(NPO法人EDGE 会長)
品川裕香(ジャーナリスト)
- 14:30-14:45
- ワークショップ報告及びビデオ上映
川本雅子(武蔵野美術大学非常勤講師)
- 14:45-15:30
- セッション2「マルチメディアDAISY教科書の製作・提供」
中村芬(NPOデジタル編集協議会ひなぎく 事務局長)
濱田滋子(NPO法人奈良DAISYの会 代表)
野村美佐子(財団法人 日本障害者リハビリテーション協会)
- 15:30-15:45
- 休憩・展示
- 15:45-17:00
- パネルディスカッション「DAISY教科書提供体制の確立を目指して」
- モデレータ:
- 河村宏(DAISYコンソーシアム 会長)
- 指定討論者:
- 井上芳郎(NPO法人全国LD親の会)
山内薫(墨田区立あずま図書館)
寺島彰(浦和大学総合福祉学部 学部長・教授)
山中香奈(兵庫県LD親の会たつの子 副代表)
- 17:00
- 閉会
申込用紙
日本障害者リハビリテーション協会 情報センター 行き
Fax: 03-5273-0615
講演会(2009年2月11日)お申込み
下記にご記入の上、FAX(03-5273-0615)またはメールdaisy-seminar@dinf.ne.jp までお申込み下さい。
お名前(ふりがな)
ご所属
ご連絡先
□〒
□住所
□Tel□FAX
□e-mailアドレス
下記に該当します(該当するものに○を付けてください。)
1)車イス使用
2)手話通訳が必要
3)点字プログラムが必要
4)磁気ループが必要
5)パソコン要約筆記が必要
6)その他
- ※手話通訳、点字プログラム、磁気ループは、ご希望があった場合にご用意いたします。
- ※パソコン要約筆記は、ご希望の有無に関わらずご用意いたします。
- ※ご提供いただいた個人情報は、日本障害者リハビリテーション協会の個人情報保護方針に従い、厳重に管理いたします。
また、この情報に基づきシンポジウム、講習会等のイベントの開催案内、書籍のご案内その他当協会が有益であると判断する情報をご案内させていただくことがあります。ご案内を希望されない場合はその旨お知らせください。