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| 要約筆記とは |
・要約筆記とは、発言者の話を聞き、要約して文字で表すことで、聞こえない人にその場の話の内容を伝える通訳のことです。
「通訳」というと、異言語間の通訳がすぐにイメージされますが、同一言語である日本語間であっても、音声言語を文字言語に変換する作業により、聴覚障害者はその場のコミュニケーションが可能になります。文字を介することで、相手と話のやり取りをすることができるのです。音声情報を文字による情報に変えて聴覚障害者に伝達する方法が「要約筆記」であるといえます。
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会発行「要約筆記者養成テキスト〈前期〉」より
・「難聴者、中途失聴者などに、会議、授業などの内容を、手話ではなく文字を筆記してコミュニケーションを図るもの。とくに最近では、大学で障害を持つ学
生の入学数をふやし、健聴のボランティア学生を募り、筆記ボランティアに対し大学が報酬を支払う方法をとっているところが増えてきている。中途失聴者とく
に高齢者などは、手話を習い覚えるのは大変あり、聴覚障害者の社会参加を促す意味でも、この要約筆記の活動が見なおされ、要約筆記奉仕員養成事業を厚生省
が推進し、全国各地で講座が開かれている」
『現代用語の基礎知識1999』自由国民社
・「文章や話の内容を要約して書き記すこと。特に、 聴覚障害者に話の内容を伝える手段の一つにいう」
(『広辞苑 第5版』岩波書店)
・1993年全国要約筆記問題研究会と社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会は、財団法人全日本ろうあ連盟、新光会、全国手話通訳問題研究会、みみより会の了解のもとに、
「要約筆記活動の基本方針」を決定しました。その中で、要約筆記の定義として次のように明記しました。
「要約筆記とは聴覚障害者のためのコミュニケーション保障の手段の一つの方法であって、話し手の話の内容をつかんで、それを筆記して、聴覚障害者に伝達するものです」 |
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