2011/08/05 last updated 2011/12/31〜
《設定理由》
近年の聴覚障害教育(聾教育)は,特殊教育から特別支援教育への転換,センター的機能への期待,コミュニケーションモードの多様化等目まぐるしく変化しています。この変化の激しいときにこそ,教育の「不易と流行」を見極めることは大変重要なことです。聾学校は,これまで先達が育んできた専門性や実践に学びつつ,時代とともに変えるべきところは変え,新たな聴覚障害教育の可能性を開いていく必要があります。
聴覚障害教育は,聞こえない・聞こえにくい子どもたちに自立と社会参加を促す大切な教育です。私たちは,目の前にいる子どもたちに学習指導要領に示された「生きる力」を育んでいかなければなりません。そのためには,一人一人の「聞こえ」「言語力」「学力」「コミュニケーション能力」等を的確に捉える必要があります。そして,子どもたちが豊かな言葉と確かな学力を身に付けることができるよう,一人一人のニーズに応じた指導・支援を行うことがこれからの聴覚障害教育に求められています。
本大会は,一人一人のニーズに応じた授業実践を基にした研究協議を深めることで,聴覚障害教育の更なる充実を図っていきたいと考えています。そして,聴覚障害教育に携わる私たちが,その使命と役割について再認識することのできる場にしたいと考え,本主題を設定しました。

メイン会場校(岡崎聾学校)…幼稚部、小学部、中学部、高等部、寄宿舎
その他の会場校(名古屋聾学校、千種聾学校、豊橋聾学校、一宮聾学校)
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| 分科会名 | 分科会の主題 | 助言者 |
| 早期教育I (乳幼児) |
一人一人の子供に応じた豊かな発達を促し、望ましい親子関係の支援について考える。 | 「きこえとことば」相談支援センター講師 南村 洋子 先生 |
| 早期教育II (幼稚部) |
豊かな言葉を身に付け、いきいきと活動するための支援について考える。 | 筑波大学附属久里浜特別支援学校副校長 松本 末男 先生 |
| 自立活動I (聴能・発音発語) |
障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識・技能・態度・習慣を育む自立活動について考える。 | 信州大学准教授 庄司 和史 先生 |
| 自立活動II (言語・障害認識・コミュニケーション) |
言語力やコミュニケーション能力の向上を図ったり、自己肯定巻を高めたりする指導方法の在り方について考える。 | 上越教育大学教授 我妻 敏博 先生 |
| 教科教育I (文系) |
確かな学力の定着を図る教科指導について考える。 | 筑波技術大学准教授 長南 浩人 先生 |
| 教科教育II (理系) |
論理的な思考力を育み、確かな学力が育つための授業改善について考える。 | 筑波大学教授 四日市 章 先生 |
| 寄宿舎教育 | 生きる力と豊かな心を育てるための寄宿舎教育について考える。 | 日本福祉大学名誉教授 大泉 溥 先生 |
| 重複障害教育 | 一人一人の特性や教育的ニーズに応じ、生きる力を育むための授業改善について考える。 | 愛知教育大学准教授 岩田 吉生 先生 |
| 進路・キャリア教育 | 一人一人の将来の安心や夢の実現について考える。 | 国立特別支援教育総合研究所 企画部総括研究員 藤本 裕人 先生 |
| 総合的諸問題 | 特別支援学校における聴覚障害教育の諸問題について総合的に考える。 | 筑波大学附属久里浜 特別支援学校校長 宍戸 和成 先生 |
| センター的機能 | 聾学校が担うセンター的機能の役割と実践について考える。 | 東京学芸大学准教授 澤 隆史 先生 |
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第47回全日本聾教育研究大会(愛知大会)事務局 〒444-2111 愛知県岡崎市西阿知和町字御用田1−23 (愛知県立岡崎聾学校) |