第47回全日本聾教育研究大会(愛知大会)開催要項

2011/08/05〜  last updated 2013/08/12

本大会は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

1.大会名称 第47回全日本聾教育研究大会(愛知大会)

2.大会主題 「一人一人のニーズに応じた指導と支援の実践」

《設定理由》

現在、聴覚障害教育(聾教育)は、聞こえない・聞こえにくい子どもたちの多様なニーズに応じた教育を推進している。学習指導要領に示される「生きる力」を育む理念のもと、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランスよく育てるため、障害特性に応じた聴覚障害教育の更なる専門性の向上に努めている。また、インクルーシブ教育の考え方が広がる中、センター的機能の充実・発展への期待に応え、地域に根ざした学校としての役割を果たすことにも取り組んでいる。このような時代に、聴覚障害教育はこれまで先達が育んできた専門性や実践に学びつつ、新たな教育を切り拓いていく責務を負っている。

聾学校は、将来を担う子どもたちの自立と社会参加に向けて、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高めるため、これまでにも増してきめ細やかな指導を効果的に行うことが求められている。そのためには、子どもたち一人一人の多様な「聞こえ」「言語力」「学力」「コミュニケーション能力」などを的確に捉えた指導と支援に取り組み、豊かな言葉や確かな学力が身に付く授業を展開する必要がある。

本大会は、授業実践を基にした研究協議を通して、一人一人のニーズに応じた指導と支援について更なる充実を図りたいと考えている。そして、聴覚障害教育における今日的な課題を共有するとともに、聾学校が果たすべき使命と役割について再確認する場にしたいと考え、本主題を設定した。

3.期 平成25年10月16日(水)〜18日(金) 3日間

4.場 愛知県立聾学校5校(名古屋・千種・一宮・岡崎・豊橋)

  1. 愛知県立岡崎聾学校(〒444-2111 愛知県岡崎市西阿知和町字御用田1の23)
  2. 愛知県立名古屋聾学校(〒464-0021 愛知県名古屋市千種区鹿子殿21番1号)
  3. 愛知県立千種聾学校(〒464-0071 愛知県名古屋市千種区若水二丁目5番1号)
  4. 愛知県立豊橋聾学校(〒441-8141 愛知県豊橋市草間町字平東100番地)
  5. 愛知県立一宮聾学校(〒491-0934 愛知県一宮市大和町苅安賀字上西之杁30)

5.主催    全日本聾教育研究会 東海地区聾教育研究会

6.主管校   愛知県立岡崎聾学校

7.協力校

8.後援(予定)

9.大会日程 及び 会場 (予定)

 

10.記念講演

【講師】 宗次 コ二 氏(カレーハウスCoCo壱番屋創業者)

【演題】 「人を育てる・人が育つとは」

11.アトラクション

  上映を中心とした「映像アトラクション」。

 愛知県出身の映像作家:今村彩子さんによる30分程度の作品を予定。

 映像作家 今村彩子 オフィシャルサイト  http://studioaya.com

12.設定分科会

(1)授業研究分科会

授業研究分科会(愛知5校で実施)(協議の柱と指導・助言者)

メイン会場(岡崎聾学校)・・・幼稚部、小学部、中学部、高等部、寄宿舎

その他の会場校(名古屋聾学校、千種聾学校、豊橋聾学校、一宮聾学校)

  名古屋 千種 一宮 岡崎 豊橋 授業研究分科会実施校と部
幼稚部  /     一宮聾学校 *1 岡崎聾学校 
小学部       千種聾学校 *2
中学部     名古屋聾学校*3
高等部     豊橋聾学校 *4
専攻科 名古屋聾学校*5
寄宿舎           岡崎聾学校

(2)研究協議分科会  ※研究発表を基にした研究協議

分科会名 分科会協議主題 担当校
主題設定の理由 助言者

早期教育T

(乳幼児)

一人一人の子供に応じた豊かな発達を促し、望ましい親子関係の支援について考える。

三重県立聾学校

医療機関で始まった新生児聴覚スクリーニング検査や人工内耳手術の影響、社会状況の変化で、関係機関との連携がより強く求められている。一人一人の子どものきこえ、発達、家庭環境、地域性を踏まえて、子どもや保護者にどう支援すべきかを研究する。

「きこえとことば」相談支援センター講師

南村 洋子 先生

早期教育U

(幼稚部)

豊かな言葉を身に付け、生き生きと活動するための支援について考える。

愛知県立千種聾学校

幼児は周りの環境との豊かな関わりを通して、コミュニケーションの力や思考力、社会性などを育んでいく。幼児が関わり合いを楽しみながら、一人一人が意欲的に活動し、主体性を発揮していくための支援の在り方について研究する。

筑波大学

教授

松本 末男 先生

自立活動T

(聴能・発音発語)

障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識・技能・態度・習慣を育む自立活動について考える。

愛知県立一宮聾学校

障害による情報収集能力や処理能力の課題を克服するために補聴器や手話、文字等を活用したり、発語・発音の支援につながっていく。その力を付ける効果的な指導方法の在り方を研究する。

信州大学全学教育機構

准教授

庄司 和史 先生

自立活動U

(言語・障害認識・コミュニケーション)

言語力やコミュニケーション能力の向上を図ったり、自己肯定感を高めたりする指導方法の在り方について考える。

愛知県立豊橋聾学校

他者と協調し、自立して生きていくためには、確かな言語力やコミュニケーション能力を身に付けたり、自己肯定感を高めたりすることは重要である。自立と社会参加を目指し「生きる力」を育むために、言語、障害認識、コミュニケーションについて指導方法の在り方を研究する。

上越教育大学

教授

我妻 敏博 先生

教科教育T

(文系)

 

確かな学力の定着を図る教科指導について考える。

愛知県立一宮聾学校

読むこと、書くこと、聞くこと、話すこと、資料を活用すること、考えること等の学習の基盤は体験的な学習や繰り返し学習を通して身に付く。各教科のねらいを達成するために身に付けた知識や技能を使って活発な言語活動を展開し、思考力・判断力・表現力を育む指導の在り方を研究する。

筑波技術大学

准教授

長南 浩人 先生

教科指導U

(理系)

論理的な思考力を育み、確かな学力が育つための授業改善について考える。

岐阜県立岐阜聾学校

理系教科の特性を生かした体験的活動や言語活動を通して、基礎的・基本的な知識や技能を習得し、論理的なものの見方や考え方を育むとともに、それらを活用して考えたり判断したりしながら、確かな学力が育つための授業の在り方と授業改善について研究する。

前全国聾学校長会

会長

鈴木 茂樹 先生

寄宿舎教育

生きる力と豊かな心を育てるための寄宿舎教育について考える。

三重県立聾学校

集団生活を通して基本的生活習慣を確立し、社会自立に向けた様々な生活態度を身に付ける場として寄宿舎の役割は重要である。主体的に行動できる態度を育て、生きる力につなげるとともに、相手を思いやる豊かな心を育てるための指導・支援について研究する。

日本福祉大学

名誉教授

大泉 溥 先生

重複障害教育

一人一人の特性や教育的ニーズに応じ、生きる力を育むための授業改善について考える。

岐阜県立岐阜聾学校

聴覚障害に加え、視覚障害や知的障害、発達障害等、これまでの経験では対応しきれない特別な教育的ニーズをもった幼児児童生徒が在籍するようになってきた。そこで、一人一人の特性やニーズに応じ、生きる力を育むための授業の在り方と授業改善について研究する。

愛知教育大学

准教授

岩田 吉生 先生

進路・キャリア教育

一人一人の将来の安心と夢の実現について考える。

愛知県立名古屋聾学校

一人一人が目的意識をもって学習活動に取り組み、望ましい勤労観・職業観及び職業に関する知識・技能を身に付けるとともに、自己の特性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる活動を通して、社会人・職業人として自立するための指導・支援について研究する。

国立特別支援教育総合研究所企画部

総括研究員

藤本 裕人 先生

10

総合的諸問題

特別支援学校における聴覚障害教育の諸問題について総合的に考える。

 愛知県立名古屋聾学校

一人一人が、将来いろいろな生活場面において適切な判断をし、社会自立・参加していくために必要となる力を身に付けるための支援について、教育活動の一側面だけに焦点を当てるのではなく総合的視点から考えることを通して聴覚障害教育の在り方について研究する。

国立特別支援教育総合研究所企画部

上席統括研究員

原田 公人 先生

11

センター的機能

聾学校が担うセンター的機能の役割と実践について考える。

愛知県立豊橋聾学校

特別支援教育の下で、小・中学校等に在籍している聴覚障害幼児児童生徒をはじめ、他の障害を有する子どもたちへの指導・支援への期待が聾学校に向けられている。多様な障害への対応を迫られる中で、聴覚障害教育の専門機関としての聾学校の役割と実践の在り方を研究する。

東京学芸大学

教授

澤 隆史 先生

12

国際教育・国際交流

グローバル社会に対応できる力をつけるための国際教育・国際交流について考える。また,海外の聴覚障害教育の現状について考える。

筑波大学附属
聴覚特別支援学校

世界の国々との関係がより深まる昨今,聴覚障害教育においても「異文化や多様性の受容と理解」「共生」「コミュニケーション能力の育成」が重要視されてきた。時代のニーズに合った国際教育・国際交流の在り方について研究する。また海外の聴覚障害教育の現状について知り,世界的視野に立った教育の在り方を研究する。

東京大学

先端科学技術研究センター客員教授

大沼 直紀 先生

13.開会式次第(予定)

 (1)開会の辞   全日本聾教育研究会副会長

 (2)挨拶      全日本聾教育研究会会長

  愛知大会実行委員長(愛知県立岡崎聾学校長)

 (3)来賓挨拶   文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官

             愛知県教育委員会教育長

             全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会会長

 (4)来賓紹介   東海地区聾教育研究会副会長

 (5)閉会の辞   全日本聾教育研究会副会長

 (6)諸連絡    大会事務局

14.閉会式次第(予定)

 (1)開会の辞   全日本聾教育研究会副会長

 (2)挨拶      全日本聾教育研究会会長

  愛知大会実行委員長(愛知県立岡崎聾学校長)
  全日本聾教育研究会副会長(次期開催校校長)

 (3)閉会の辞   全日本聾教育研究会副会長

15.大会参加費用

会員 4,000円  会員外 5,500円

 

16.研究集録費

1部 4,000円(事後収録代及び送料を含む) 

17.大会参加・研究集録の申込

終了しました

18.その他

「大会通信第3号」 8月上旬に発送予定

内容:「領収書」「開催要項」「参加者数」「公開・指定授業一覧」「研究協議分科会発表一覧」等

19.大会事務局及び連絡先

第47回全日本聾教育研究大会(愛知大会)事務局

〒444-2111 愛知県岡崎市西阿知和町御用田1-23 

愛知県立岡崎聾学校)

TEL  0564-45-2830  FAX  0564-45-6248

E-mail  (事務局専用アドレス)

大会実行委員長 校長 三宅 聡

大会事務局長  教諭 神本 聰

 

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