ご挨拶

第41回全日本聾教育研究大会
熊本大会実行委長 平川 貞俊
(熊本県立熊本聾学校)

全日聾研第41回大会を熊本の地で開催できますことを、主管校校長として大変嬉しく思いますと同時に大変誇りに思います。今、特別支援学校における教師の専門性がクローズアップされておりますが、私は教師の専門性を高めることはこれまでも、これからも普遍的な課題であると考えています。

全日本聾教育研究会がこれまで一貫して授業研究に軸を置き、授業を通して教師の実践力等の専門性を高めることに大いに貢献してきたことは皆さん御承知のとおりです。

全日聾研第41回大会が「授業実践及び実践的研究を通して聾教育の充実・発展を図る」を大会主題として、公開授業・指定授業、15の研究協議分科会、パネルシンポジウムなどで3日間開催されることは誠に意義あることだと思います。

本年4月から学校教育法の改正により特別支援教育としての制度が始まりました。校名変更など聾学校として、大きな変革の波が押し寄せていますが、聴覚に障害のある子どもたちの教育の本質をしっかり見据えて取り組んでいく必要を感じています。

今後、更に聴覚に障害のある子どもたちへの教育を充実発展させていくことは言うまでもありません。特別支援教育では校内支援ばかりでなく、地域の聴覚に障害のある子どもたちへ、聾学校がこれまでのノウハウを生かし、センター的な機能を発揮することがより一層求められています。このセンター的な機能を発揮するためにも、教師一人一人が聾学校の教師としての力量を高めておく必要があると思います。

本大会の運営に当たり、全日本聾教育研究会の御支援を得ながら、「九州は一つ」を合い言葉をもとに、九州地区聴覚障害教育研究会の結束のもと、本校は主管校として大会運営や公開授業・指定授業の準備のために職員全員が一体となり取り組んでおります。

最後になりましたが、本大会に全国各地から多くの方々に御参加いただき、お互いの教育実践を通して授業実践力を高めるための情報交換を行い、多くのことをお土産として各校に持ち帰られ、各校の取組が更に活発になることを願っております。


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