挨  拶

関東地区聾教育研究会
会長
鈴木 信行
(静岡県立静岡聾学校長)

「聴覚障害児教育の専門性の継承・革新・共有」を大会主題に開催された第40回全日本聾教育研究大会(関東大会)は,第9回アジア太平洋地域聴覚障害問題会議(APCD2006)との共同開催という,今までの全日聾研にはないスタイルの大会となりました。
 開会式には秋篠宮殿下のご臨席を賜り,お言葉もいただきました。幸いにも4日間を通して天候にも恵まれ,全日聾研会員ばかりでなく海外からの参加者も含め約1,200名の参加を得て盛会な大会となりました。
 初日と最終日の文京シビックホールでの基調講演及び全体会では,国際大会にふさわしく様々な国から,また様々な角度からの貴重な提案報告をいただき,我々も含めたアジア太平洋地域における聴覚障害児の教育を巡る諸課題が明らかになってきたことと思います。
 2日目の椿山荘を会場とした研究協議分科会では,全日聾研の特徴でもある授業実践を大切にしたレポートを中心に海外からの発表も含め活発な研究協議が行われ,分科会によっては椅子が足りない状態にもなるという盛況ぶりでした。また,今回はポスター発表という全日聾研では新しい発表形式も加えさせていただきましたがいかがだったでしょうか? 残念ながら予算及び時間の関係上充分な通訳を付けることができず,ご迷惑もおかけしました。分科会をリードしていただいた座長の先生方,分科会運営をに担っていただいた担当校の先生方,レポートを提供していただいた先生方,ご協力ありがとうございました。
 3日目の筑波大附属聾学校の公開授業及び中心授業参観及び研究協議では,確かな教育実践を見ることが出来ましたし,午後の授業研究・研究協議では更に深まった議論も出来ました。
 今研究大会の成果を各学校にお持ち帰りいただき,日々の実践に役立てていただくと共に,特別支援学校体制元年の来年度熊本県立熊本聾学校を中心として開催予定の第41回全日聾研に向けて更なるグレードアップを図り,充実した教育実践レポートをもって参加していただけることを祈念致しております。
 最期に,今大会を支えてくれたAPCD実行委員会の諸先生方,附属聾学校の先生方,筑波技術大学の先生方,そして地道に準備を積み重ねてきた関聾研の全日聾研対策委員会の皆さん,運営委員の皆さん,東京都内を中心にお手伝いいただいた多くの先生方,本当にありがとうございました。
 また,熊本で会いましょう。


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