高等部研究協議会
(情報・商業)

長野県松本ろう学校

柳澤 奈津美

午前中,公開授業「情報処理U『コントロールを使用したマクロ』」,指定授業「簿記U『手形取引の記帳』」を参観させていただき,午後,専攻科ビジネス情報科の先生方4名と他校よりの参加者6名の計10名で研究会が行われました。
<授業研究会(簿記U)>
 討議の中では主に次の3点が話題となりました。
@簿記用語の定着を図るためにはどうしたらよいか。
「普段の生活の中では使わない用語が多数出てくるので,それらを定着させるための工夫(簡単な言葉に置き換えて説明する。イメージ化しやすいような視覚教材を用意する等)が必要」「複雑な三者間取引の場合はイメージ化させるために動作化も必要なのではないか」等の意見が出されました。また,反復練習の大切さということも話題となりました。
A視覚教材の効果的な活用について。
「アニメーション機能を活用した視覚教材は複雑な三者間取引をイメージ化させる上で良い」「配色には工夫が必要」等の意見が出されました。
B資格取得をどう位置づけていったらよいか
「情報の授業の中で資格取得をすすめたいと思うが,それが中心になってしまうことにも抵抗があり,悩んでいる」という参加者に対して「企業に入った場合は資格が重要」「覚えてきたことや勉強したことを活用して検定に合格できる,という体験も重要なのではないか」というアドバイスもありました。
<学部研究協議会>
以下のような内容を中心に発表や意見交換が行われました。
@「簿記・会計」実践例の発表(「附属聾学校資料集」P190,191を中心に)
A「プログラミング」実践例の発表(同資料集P192,193と公開授業を中心に)
B専攻科ビジネス情報科について(同資料集P180〜)
 文書処理関係の検定やタッチタイプ用ソフト・習得のさせ方等についての情報交換が行われました。また,附属聾学校での生徒用PCの管理方法(入学してきた段階で生徒1人ずつにクリーンインストールしたPCを与え,不具合が起きた場合は本人が対処する)や平成15年度から2科合同で行っている「社会生活」の授業についても紹介がありました。設定した経緯,4時間ずつ10人の先生方で担当していること,自己表現の授業の中では生徒相互の評価を取り入れていること,など,今後の授業を考えていく上でとても参考になりました。
CICTを活用したわかる授業の工夫(北海道高等聾学校太田弘美先生)
第5分科会で発表した内容について聞かせていただきました。
D進路指導について