第9回アジア太平洋地域聴覚障害問題会議
(APCD2006)

日本(東京)大会
2006年10月9日

APCD運営委員会委員長
ボウ・スイメイ氏挨拶

ご出席の皆様。
 APCDの運営委員会を代表して,本日東京で第9回APCD日本大会を開催していただいたことに対し,大会組織委員会の会長山東昭子参議院議員,大会実行委員長大沼直紀教授とその同僚の皆様にお祝いと感謝の意を表します。
 私は今朝,誇りと感謝と祝辞を胸にここに立っております。先ず,アジア太平洋地域から参加している数多くの各国代表と同じく,日本が有する専門知識と長年にわたり聾教育の分野で達成した功績である素晴らしい「遺産」を誇りに思います。私は,APCD運営委員会の名誉会長であった故大嶋功氏を存じ上げています。私が大嶋氏に初めてお会いしたのは,1975年に私が第14回ICEDに招待された時でした。以来,大嶋氏は第1回APCD香港大会を開催する準備段階で聴覚障害のある子供たちの教育に関して私に多くの助言を下さっただけでなく,日本の同僚の方たちと一緒にアジア太平洋地域の聾教育向上のために貴重な経験と知識を共有して下さり,多大な貢献をしていただきました。
 次に,この場をお借りして,APCD運営委員会の前日本代表メンバーであった筑波技術短期大学元学長の小畑修一氏,筑波大学附属聾学校副校長の馬場顯氏に心より感謝申し上げます。また,第9回APCD2006日本大会を第40回全日本聾教育研究大会と一緒に同時開催することを2000年に快く同意してくださった市川市にも深謝申し上げます。彼らのご助力,ご支援なしにはこの大会は本日ここで開催できなかったことでしょう。
 最後に,本大会の実行委員長である筑波技術大学学長の大沼直紀教授と組織委員会のメンバーに対し祝辞を述べたいと思います。彼らの素晴らしい準備とご苦労があったからこそ,本日アジア太平洋地域の代表がここに共に集い,日本の素晴らしい「遺産」を共有できるだけでなく,日本における養成所から大学教育にいたる聾教育の分野で今起きている新しい環境・新しい機器・新しい教授法の創出を目指す「革新」を学ぶことができるのです。更にこの大会は,教室指導の観察,リスニング・リーディングに関する研究,教育実践に関する報告などを通じて日本が達成したことを「共有」できる貴重な機会を私たちに提供してくれます。
 特に,全ての中国人参加者を代表して,大沼教授と組織委員会に対し,大会期間中中国語の通訳を準備してくださったことに感謝いたします。改めて,第9回APCDと第40回全日本聾教育研究大会の大成功と,全ての代表及び参加者の皆様が本大会において楽しく,有意義な体験を共有できるようお祈りして私の挨拶とさせていただきます。有難うございました。


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