ごあいさつ
全日本聾教育研究会

会長 秋谷 義一

(東京都立立川ろう学校長)

このたび平成16年度総会におきまして、前会長別府亮次先生の後任として着任いたすことになりました秋谷義一と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、別府亮次前会長は、平成13年度より3年間にわたり本会の充実、円滑な運営に多大なるご尽力をされてこられました。ここにそのご業績に対し心より感謝と敬意を表する次第です。

 本会は全国聾学校106校の約9割に当たる5,000名の教職員と大学、研究機関等の聴覚障害教育担当者で構成されており、この教育に関する最大規模の研究会であります。昭和42年第1回研究大会を開催して以来、今年度は38年目を迎えます。これまでも聾学校教育ならびに聴覚障害教育の充実と発展に大きく貢献してきましたが、今後も大きな役割を果たしていくことが期待されています。いうまでもなく各校、各地区の研究会活動が基本でありますが、全国規模の研究推進に当たっては、今後も全国聾学校長会ならびに全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会との連携・協力を緊密にして取り組んでまいりたいと思っております。
さて、2年後の2006年秋にわが国で開催されます第9回アジア太平洋地域聴覚障害問題会議は、第40回全日本聾教育研究大会とあわせた形で開催されます。主管地区は関東地区聾教育研究会、主管校は筑波大学附属聾学校で、組織委員会ならびに実行委員会はすでに組織され機能し始めております。会員各位のご協力により、ぜひ本大会を成功させていただきたくお願い申し上げます。
近年、特殊教育を取り巻く社会環境は大きく変化してきております。 今後、これまでの特殊教育から特別支援教育へと円滑な転換を図っていかなければなりません。これからの聾学校の望ましい在り方については、各地域の実情に即して具体的に提案していくことが必要であります。これまで積み上げてきた聾学校教育の成果をしっかりと継承していくとともに、新たに期待される役割等についても適切に応えられるよう努めてまいりましょう。
本会会長として、聾学校における教育を中心に据え、わが国の聴覚障害教育の実践的研究の推進に尽力していく覚悟です。会員各位のご支援をいただきたくお願い申し上げます。


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