2 第48回全日本聾教育研究大会(兵庫大会)大会実行委員長挨拶

大会実行委員長挨拶


第48回全日本聾教育研究大会
(兵庫大会)大会実行委員長
全日本聾教育研究会副会長
(兵庫県立神戸聴覚特別支援長)

矢野 博

 

第48回全日本聾教育研究大会(兵庫大会)の実行委員長として、一言ご挨拶申し上げます。

今年の4月に神戸聴覚特別支援学校に赴任し、聾学校での勤務の経験がまったくないにもかかわらず、いきなり全日本聾教育研究大会の実行委員長を仰せつかり、驚きとともに自分のような者にこのような大役が務まるのだろうかという不安を覚えずにはいられませんでした。しかし、前々から大会事務局として準備を行なってきた本校職員や主催地区である近畿の各聾学校の先生方の熱意に後押しされて、この大会を実り多きものにするためにさまざまな方々の協力を得ながら準備を進めているところです。今は10月の大会に向けて、まだまだたくさんしなければならないことが残っておりますが、全国から来られる皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。

第48回全日本聾教育研究大会は、近畿地区が主催地区となり、神戸聴覚特別支援学校を主管校として「聾教育における言語活動の充実を図る指導実践を探求する〜学力を伸ばし、豊かな心を育む授業づくり〜」を大会主題として、近畿地区の12校で準備を進めています。新学習指導要領の中でその重要性が謳われ、聾教育(聴覚障害教育)においては以前から重視されてきた言語活動の充実をどのように授業実践の中に取り入れていくか、今回の大会で研究が深められ、その結果が全国に広まって明日の聴覚障害教育のさらなる充実につながればと願ってやみません。

兵庫大会では、1日目(10月16日)の午前中、神戸市垂水区にある本校のほか、姫路聴覚特別支援学校(姫路市)、こばと聴覚特別支援学校(西宮市)の3校で公開授業と指定研究授業を行い、その後、16日の午後と17日には神戸国際会議場で開会行事、記念講演のほか授業研究分科会、研究協議分科会が行なわれる予定になっています。

ところで、上に記しましたとおり、兵庫大会では、大会そのものの有り様が大きく変わり、第47回までの3日間に及ぶ開催日程が2日間に短縮されました。1日少なくなった日程の中で、以前と変わらず―いや、これまで以上に内容に富む大会を運営するにはどうすればよいのか―それもまた兵庫大会の大きな課題であろうと思います。

10月16日、17日の2日間を通して、聴覚障害教育における今日的な課題を共有するとともに、今後の聴覚障害教育について議論が深められ、全国から集って来られた参加者にとって有意義な大会になることを期待しております。
阪神淡路大震災から20年目を迎えた神戸の地で、全国の皆さまのお越しをお待ち申し上げます。


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