2 第46回全日本聾教育研究大会(高知大会)

大会実行委員長挨拶

 

全日本聾教育研究会副会長

(高知県立高知ろう学校)

吉村 洋二

 

第46回全日本聾教育研究大会高知大会の実行委員長として、一言ご挨拶申しあげます。

初めて全日本聾教育研究大会に参加させていただいたのは、赴任した年の第44回北海道大会でした。全国から参加された先生方は勿論のこと、大学等で専門的に研究や教鞭をとられている先生方も加わり聴覚障害教育について熱く語り議論を交える会場は他の研究大会にはない雰囲気を感じたことでした。と同時に二年後の大会開催に向け不安と期待が入り混じる中、よしと腹が決まったのもこの北の大地でした。

さて、第46回全日本聾教育研究大会は中国四国地区が主催地区となり、高知ろう学校が主管校を務めることになりました。瀬戸内海を回廊として繋がってきた中国・四国地区11校の協力を得ながら「中四はひとつを」合言葉に、専門性が追求できること、この教育に対する興味関心が深まること、子どもたちに伝えたいという意欲が高まることなど、参加していただいた皆様によかったと感じていただける研究大会となるよう準備を進めております。

高知大会では、昨年の長岡大会で提唱された魅力ある授業実践と専門性の継承・共有・発展の理念を受け、「子どもたちの生きる力を育むために」を大会主題に、考える力・感じる力・想像する力・表す力とともに人としてのあり方といった、子どもたちが社会自立するうえで必要とされる力の育成について協議を深めることができればと考えています。

学校はここ数年、専門性や授業力の向上を目指して「みんなで授業研究をやりましょう」と取り組んできました。全日本聾教育研究大会を引き受ける最大の強みは、専門性を高めようとする個と組織の力が高まること、大会を成功させるというより大会を成功させたい思う人材が育つことではないかと考えます。体力のない学校のささやかな教育実践ですが、公開授業や指定授業、また授業研究分科会などを多くの皆様に見ていただき、ご指導、ご助言をいただければと思います。3日間の研究大会をとおして聴覚障害教育が抱える課題解決の糸口となる有意義な研究大会となるよう期待しております。

「リョーマの休日 〜わざわざ行こう 志国高知へ〜」今年の県のキャッチフレーズとともに多くの方のご来高をお待ちしています。



 (写真)高知県立高知ろう学校 外観 


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