2 第45回全日本聾教育研究大会(長岡大会)大会実行委員長挨拶

 

全日本聾教育研究会副会長

(新潟県立長岡聾学校長)

横田 敏盛

 

このたびの東日本大震災で被災されました皆様に,心よりお見舞いを申し上げますとともに,1日  も早い復興をお祈りいたします。被災された地域の学校からも第45回全日本聾教育研究大会への参加の申し込みをいただきましたこと,本当に有り難く思っております。今年度の研究大会は,北陸地区が担当し,新潟県の中央部に位置します長岡の地で開催いたします。北陸地区は,6校と学校数は少ないですが,すべての学校が一丸となって,研究を深めながら大会の準備を進めています。ご参会くださる皆様にとって有意義な研究大会となるよう頑張りたいと思います。
 さて,聴覚障害教育を取り巻く環境は大きく変化しております。その中で,聾学校では,今まで以上に幅広く多様な教育的ニーズに対して,より迅速に,より柔軟な対応が求められています。多くの課題の解決が求められている中で,全国から教育実践を持ち寄り,研究協議を深めることは大きな意義があると考えます。長岡大会では,「生き生きと学び,考える,心豊かな子どもに育てよう」をテーマに,これまで聾学校が培ってきた専門性をベースとして,専門性が最も発揮される「授業」を中心に,魅力ある教育実践について研究協議を深めることをとおして,聴覚障害教育の専門性の継承・共有・発展の場にしたいと考えております。
 会場となります長岡の地は,「米百俵の精神」が脈々と受け継がれ,教育に大きな力がそそがれている地域です。大会当日の会場広場前には,この「米百俵」のモニュメントが建てられております。主管校である長岡聾学校の教職員もこの精神を大切に,全職員が力を合わせ,準備にあたっております。さわやかな秋の季節,収穫の秋に,全国各地の多くの皆様から長岡の地においでいただけることを大変うれしく思っております。私どもも公開・指定授業や研究協議をとおしまして,多くの皆様からご指導を賜りたいと考えます。3日間にわたる大会をとおして,「聴覚障害教育のこれから」について,様々な視点から活発な協議が展開され,実りの多い大会となることを願っております。どうか,よろしくお願いいたします。


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