北海道大会を終えて

 

第44回全日本聾教育研究大会
北海道大会事務局長
室岡 弘明
(北海道札幌聾学校教頭)

 

第44回全日本聾教育研究大会(北海道大会)は,来賓10名,講師・助言者15名,参加者400名と,総勢425名が北海道に集い開催し,そして無事終了することができました。ご協力ありがとうございました。

北海道大会は,8年ぶりの開催で,前回は,北海道高等聾学校が主管校で小樽市で開催されました。その時は,私は一般参加をしており,まさか次の北海道大会の事務局長をするとは夢にも思っていませんでした。前々回は,18年前で北海道札幌聾学校が主管校でした。その時は,北海道札幌聾学校の教員をしており乳幼児相談室を担当していました。18年前の北海道大会は新築したばかりの校舎で行い,授業研究分科会や研究協議分科会は学校の教室で行いました。学校にある机や椅子だけでは足りないので,近隣の学校から借りて開催したことを覚えています。あれから18年経った校舎を今回見ていただいたことになります。

18年前の北海道大会は,参加者数が847名で,18の研究分科会で発表本数が158本ありました。前回の北海道大会では,参加者数が691名で,20の研究分科会で発表本数が110本ありました。今回は,参加者数が425名で11の研究分科会で発表本数が88本でした。参加者数や発表本数等がだんだん少なくなっていく状況に少し寂しく思っていますが,参加者のアンケートを見ますと,「大変参考になった。」「全国の状況が分かってよかった。」「もっと協議したかった。」「北海道に来て良かった。」等,大変好評だったので安心しています。

全日本聾教育研究会は全国の特別支援学校(聾学校)が参加する唯一の研究会です。この研究会は聴覚障害教育に携わる教員のための研究会であり,ひいては聴覚に障害のある児童生徒のために行う研究会です。主管校を努めることはとても大変なことですが,本校の実践を見ていただいて全国の先生方からいろいろなご意見をいただき今後の実践に役立てることができる等,今回の大会で一番得をしたのは主管校だったと思っています。大会の成果を今後の授業づくりに生かしていこうと思っています。

参加申込や受付等の時にたくさんの方々に励ましの言葉をいただきました。皆様のご協力で大会を終えることができたと思っています。本当にありがとうございました。全日本聾教育研究会が益々発展することを祈っています。(さて,次回の北海道大会では私はどこにいるのでしょうか?)


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