第43回全日本聾教育研究大会(山形大会)を終えて

 

第43回全日本聾教育研究大会
山形大会実行委員長
花輪 敏男
(山形県立山形聾学校長)

第43回全日本聾教育研究大会山形大会は,平成21年10月14日から16日までの3日間約400名の参加者を迎えて,盛会のうちに終了することができました。全国的に旅費が大幅に削減されたり,新型インフルエンザの流行期が重なったりするなど,大会参加に困難さが伴ったと思いますが,皆様方の聾教育にかける強い想いが勝ったのでしょう。多くの方々にご参加いただきました。心から感謝申し上げます。

初日は,本校の授業をみていただきました。本校では授業改善に取り組んでおりますが,つたない実践ながらもその姿勢だけはお伝えできたのではないでしょうか。午後からは会場を山形テルサに移し,本校研究についての分科会,開会式,国立特別支援教育総合研究所総括研究員の藤本裕人先生による記念講演が行われました。この開会式,記念講演は最終日の閉会式とともに,筑波技術大学とインターネットで結んで要約筆記を行う「遠隔地情報保障」を試行してみました。

2日目は山形市総合福祉センターも会場として加わり,多くの実践・研究が発表されました。まさに,聾教育の専門性が発表され,議論され,整理されていく本研究会のメインとなる部分ではなかったでしょうか。時間が足りなく感じるほどの充実した時間が流れたような気がいたします。

最終日は,分科会助言の先生方の専門性に触れられるよう,ミニ講演会やワークショップなど分科会ごとに工夫した研修会となりました。最後まで中身のぎっしりと詰まった研修会は山形ならではの工夫のひとつです。

来年は北海道大会です。各校の実践が続き,さらに発展することを祈りながら,御礼のご挨拶といたします。


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