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頸髄損傷者連絡会 活動報告 生活の助け

私達、頸髄損傷者が障害の重さに負ける事なく、積極的・意欲的に生きていくために、私達をとりまく様々の問題を自分達で考え、話し合っていく会があっても良いのではないかと考え、今回、頸髄損傷者が主体となって会を結成し、共に考え、共に行動していこうと思います。

あなたが、障害者としてこれまでにぶつかった問題とか、現在直面している事柄、あるいは、毎日の生活の不便さを克服するためにした努力や工夫の数々を、皆と分かち合いませんか。あなたの経験や知識、あるいは希望や抱負、そして悩みなどを語って下さい。

それらは、他の人にとって大いに参考になるでしょう。それによって勇気づけられ、励まされる人も多いと思います。同じように、あなた以外の同じ障害を持つ人達が、どんな努力をし、どんな考え方で生きているかを知ることは、あなた自身にとってもとても有意義なことと思います。私達は、障害者としての豊富な知識と情報が必要です。しかし、今まで私達は行動が著しく限定されるということから、どちらかというと情報不足、知識不足になりがちで、それ故に正当な権利を手にする事なく見逃していたり、時には必要以上に自分の可能性を諦め、将来を悲観的に見つめるというような事もあるようです。

少なくともそうしたことを防ぐためにも、私達の間で情報や知識の交流を密にし、それを充分に活用することにより、自分の周囲の状況を改善し、将来に夢と希望を託し、自分自身を成長させることに努め、力強く生きていきましょう。したがって、皆さんにおかれては、色々な思いもお有りの事と思いますが、私達の活動の第一歩も、互いの情報・知識を交換する場として出発したいと思います。多くの情報や知識と接していくうちに、私達の共通の立ち向かうべき事柄、方向も皆の意見として固まってくるでしょう。その時は、皆で力を合わせてそれに立ち向かっていきましょう。私達の生活改善のための要求は、まず私達自身が身を持って地域社会の中で生活することにより、社会の理解を得るようにしていかなくてはならないと思うのです。

現実問題として、私達は他の障害者以上に外へ出る機会や、集会に参加したり、それを持つことが困難な場合が多いので、どうしても文章や電話による活動が主になると思います。一部の動きやすい頸髄損傷者のためだけの会ではなく、今までこうしたこととは遠いところにいた人であっても参加して頂けるような会にすべきであり、また、会の必要性から言っても当然そうなるべきものと思います。

今の所、実際の活動としては、皆さんから寄せられたお便りやご意見などをまとめ、機関誌的なものを出すところから始めたいと思っています。また、出来れば既存の会のように、単に障害を持つものだけの集まりとするのではなく、日々私達の介護・介助に関わってくれている家族をも含めて、私達の理解し得ない苦労話や情報の交換、助け合いの場にもしていこうと思っています。

私達の歩みは、試行錯誤を繰り返す遅い歩みかも知れません。しかし、私達を取り巻く状況を少しでも改善するために、また、私達の未来を少しでも明るいものにするために、互いに力を出し合い、共に考え、勇気を持って歩いていこうではありませんか。

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