特定非営利活動法人 視覚障害者サポート・ゆい設立にあたって

視覚障害者は、他の障害種別と比較して就業率は低いのが現状です。特に昨今、あんま鍼灸業が視覚障害者独自の職種でなくなりつつあり、各種調査での視覚障害者の自営業の減少はあんま等の就労の減少の現れと推測されます。視覚障害者は、新たな就労の仕組みを再構築する必要に迫られています。競争力のあるあんま鍼灸業の実現、視覚障害者の特性を生かした新たな就労の開発などが求められています。

また、福祉サービスは、措置制度から支援費制度、そして、介護保険へ組入の検討と大きく変わってきています。経済的自立の問題以外にも視覚障害者が社会サービス、福祉サービスを円滑に利用できる細かな仕組みを作っていくことも重要です。

一方、パソコンや携帯電話の普及などの社会のIT化は、思ったほど視覚障害者に生活の便利さをもたらしていません。IT機器を使いこなすことは大変な困難を伴い、例え、パソコンが使えても視覚障害者にとって読み書きの不便さは解消されません。

 このような状況を視覚障害者自らが発信し、同時に個別の視覚障害者を取り巻く困難を解決するための活動に視覚障害者と晴眼者が協力して取り組もうというのが私たちnpo視覚障害者サポート・ゆいです。



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