全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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志高く、学びの春。

押切圭子

 4月19日水曜日、九里学園高等学校(米沢市)で、体験講話をさせていただきました。初任者研修資格を取得するために学ぶクラスの終盤カリキュラムの一つとして、障害当事者の話を聞くというものです。受傷後の心身の変化やリハビリ、生活の工夫を述べた他、バリアフリーについての問いかけや施行制度の概要説明を行いました。



 座学の後は、陽が降りそそぐ屋外に出て、車椅子の介助について説明を行いました。生徒の皆さんは、今まで接したことがない障害者との交流に初めのうちは戸惑っていましたが、段差越えや階段昇降の仕方を学ぶうちに、徐々に自信がついて来ました。




 3年生になったばかりの生徒たちが進路を決定する大事な時期に、こうした経験をすることはとても貴重だと思います。少しでも心に響くものがあったら幸いです。