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介護保険
「知ってます?」
平成11年度の当協会の総会にて介護保険についての講演をきかせていただいたが、今までは福祉的施策として行われていたことが、少子高齢化、行政機関の財政の悪化などの理由により契約的な考えに基づく社会保険制度(半分は税金からの支出になるから正確には折哀案的なもの)を取り入れなければならなくなったということのようである。特に少子高齢化の問題は働く現役世代がすくなくなり、介助や年金を受ける支えてもらう必要のある人々が増えることであり負担増になることは避けられない。高齢や障害を持っても働けるような環境作りと共に、無年金者の問題のように制度から零れ落ちてしまう仲間がでないような公的介護制度が求められているのではないか。
障害者プランはどこへ行く
さて「介護保険」であるが、高齢者の介護を目的としたものです。しかし若年障害者であっても長生きできれば65歳を超え高齢者となるわけだからその時点で「介護保険」の対象者となってくる、ただ「介護保険」からの給付対象になっていない補装具の給付等は従来どおり「身体障害者福祉法」にょって行われることとなります。問題は「介護保険」で「身体障害者福祉法」のレベルの介護がうけれるのかというと疑問です? 障害者であっても40歳以上になれば保険料を負担しなければなりません。少子高齢化などにより現役労働者や社会全体に余裕がなくなってきて幅広い負担がもとめられ障害者であっても例外ではなくなってきているようです。脊髄損傷の仲間の多くが65歳まで生きられるのか?こんな声も聞かれました。
保険料や必要なサービスの選択は?
現時点では若年障害者は福祉的施策として福祉プランによって行われます。しかしやがては「介護保険」に一本化されるのではないかと危惧する声が出ています。不安の理由は介護サービスのレベルが低下するのではないかということだと思います。  残念ながら今の制度では現役勤労者の負担が多く立ち行かなくなったから新たな制度をというのが「介護保険」が出来た理由で、財政に余裕が出来たから福祉的施策をよりレベルアップしようという発送で始まるものではないようです。
出典:会報「明日へ」第35号

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