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県内の障害者とボランティアの市民団体「車いすハート探検隊実行委員会」(岡本幸助会長)は、車椅子利用者のための大津市内のトイレマップを発行した。
会員らが実地調査してつくったもので、各観光スポットや公園などの障害者らが使用しやすい公衆トイレ百十四カ所の位置を示している。実行委は「トイレのことが心配で外出できなかった人も、積極的に街に出て欲しい。」としている。車いすを利用する人は、手すりやスペースがあるトイレに限られており、出かけるのをためらってしまうことが多かった。このため施設が整ったトイレの場所が一目でわかる地図をつくろうと、昨年九月から取り組んできた。
メンバー三十人が半年間かけて、実際に市内二百カ所に足を運んで調査。車いすが入れるスペースがあるか▽手すりがあるか▽水がきちんと流れるか、などの項目をチェックした。「委員会を結成した七年前は、障害者がしようできる公衆トイレはまばらにしかなかったが、今回の調査で二百カ所中百十四カ所の『優良トイレ』があったのは大きな進歩」と岡本会長。
マップは「坂本・比叡山」「石山・瀬田」など六ブロックに分け、車いすでも利用できると判断したトイレの位置を表示。内部の写真や便器の様式も三種類に分類している。このほか主な観光施設の利用時間や電話番号なども併記しており、観光地図としても使用できる。折りたたむと、縦二十四センチ横十センチのコンパクトサイズになる。
岡本会長は「今度は県内全域版に挑戦したい」と意気込む。 |