福岡県脊髄損傷者連合会・ホームページ   


パソコン教室

  第1回パソコン&インターネット教室

日時 2000年10月22日(日)
  場所 福岡市 TNC放送会館1階 NTTマルチウェーブ研修ルーム
  主催 福岡県脊髄損傷者連合会 福岡支部


  その1

 秋空がさわやかな10月22日(日)朝、福岡市早良区のTNC放送会館1階「NTTマルチウェーブ研修ルーム」において、上記教室が開かれました。
 NTT西日本福岡支店の女性社員有志の会「あそみ会」のIさんの講師により、会員10名と、福岡市青年赤十字奉仕団など10名のボランティアが参加し、パソコンの初期操作方法(マウスの使い方など)、ホームページの閲覧方法等を大変分かりやすく楽しく学びました。
 この教室は、IT(情報通信技術)革命が叫ばれる中、私達も情報アクセスの主体者として、ITにチャレンジし、情報格差を是正することにより、21世紀における会員相互の連帯とネットワーク化を図り、社会参加と自立の向上を目指して開催したものです。
 尚、この教室の開催にあたり、NTT西日本福岡支店、e−ソリューション部門の有志の皆様にご協力を頂きました。誌面を借りてお礼を申し上げます。(久保 親志)

  その2

 2000年10月22日(日)福岡市早良区百道浜にあるNTTマルチウェーブ研修ルームにて会員10名&ボランティア5名の計15名が参加して教室が開かれました。講師はNTTボランティア組織の「あそみ会(阿蘇を見る会の略語だそうです)」のIさんです。
 最初にインターネットの仕組みの講座があり、続いてパソコンを実際に使っての教室で参加者それぞれ真剣に取り組んでいました。色んな質問が出され、又わかりやすく教えていただきながら午前中の教室が終了。
 午後からは参加者全員がパソコンを手探り状態で取り組んでいました。私は仕事でゴム印の版下作りを写植機という機械でやっていますので住所版が簡単にパソコンで直ぐできるものと思って参加しましたが、ゴム印専用の作成ソフトがなければパソコンでの使用が、できない事がわかりました。パソコンの操作の仕方は一日の教室では理解できないと痛感しましたが、回を重ねるにつれてわかってくるのではないかと思いながら第一回目の教室が終了しました。他の方々の様子を見ていると皆さん一生懸命にパソコンと取っ組み合いをしている様子でした。
 第二回目もあまり間隔を空けずに教室を開いてほしいとの声もあり文化体育部長の久保さんもその辺はよく理解していただいている様子でした。10時〜16時迄の長時間の教室でしたが、あまり長く感じなかった。次回を期待します。((西山 利明)

  その3

 10月22日NTTさんのご協力と文化体育部長の久保さんのお世話で、インターネットの仕組み・ホームページの見方・検索・電子メールの送受信など楽しくご指導をいただき参加者も時を忘れて1日を有意義に勉強致しました。
 しかし、家にパソコンを持っている人は復習をし完全に自分の物に出来るでしょうが、持ってない人は、3日もすれば90%ぐらい忘れるのではないかと心配です。
 障害者にとってパソコンは、必要不可欠と言っても過言ではない、しかし、ハード及びソフトそして通信等にかかるコストをどうするかが、最大の問題ではないか、それと教室に通われない人のサポートをどうするか、問題は山積のような気がしました。
 福脊連で問題解決の対策はないのか、国に県にこれからの問題・要望を発信して行くことが大事ではないかと思われます。

 福岡県では、24ギガと言う大容量の構想が議題になっていると聞きましたが、このような巨大プロジェクトが従来の箱物公共投資に終止ないで、県民(障害者)の本当の意味での実益のある、IT社会を作ってもらいたいものですね。
 会員全員のパソコンネットワークが出来れば障害者に明るい世界が開け、当会もまた新しい風が吹くのでは、先ずは、NTTさんのすばらしいスタッフの方とボランティアの皆様に深く感謝申し上げ、これからもご協力を願って、この教室が継続して行くことを願っています。(西山 利明)
広報誌「わだち」No.103より)

(講師をしていただいたNTT西日本のIさんよりコメントを頂きました)
〜パソコン・インターネットは難しくて無理、むり、と思われている方。仲間と一緒に勉強すれば楽しいのではないのでしょうか。まず、「インターネット」の玄関を開けてみましょう!もっともっとチャレンジされたい方、是非声をかけてください〜


  第2回パソコン&インターネット教室

日時 2001年2月4日
  場所 春日市 クローバープラザ OAルーム
  主催 福岡県脊髄損傷者連合会 福岡支部


 去る平成13年2月4日、小雨の降る中、福脊連主催の第2回パソコン&インターネット教室がクローバープラザOAルームにて、21名の参加者で行われました。

 講師をしていただいたNTT西日本福岡支店のスタッフの方々により、分かりやすく、時にはユーモアも交えての話で時間の経つのも忘れ楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 内容としては、インターネットについての簡単な仕組みや、マウスの使い方、電子メール送受信の方法、アドレス帳への登録・署名の作成・添付ファイルの送受信、それに、ホームページの見方・検索の仕方などを実際にパソコンを操作しながら勉強しました。

 ところが、私が使っていたパソコンが途中で調子が悪くなり、メールの送受信が出来なくなりました。何か間違えて操作したようです。続きは別のパソコンで行いましたが、パソコンを買って自宅でこんなトラブルが起きたら・・・・と不安になり、なかなか頭の中で整理がつきませんでしたが、その後は何とか無事クリアー出来ました。
 私は作業所で、週に一日だけ簡単な文書作成や名刺作りを行っていますが、パソコンの操作についてまだまだ分からない事ばかりです。これから少しずつ覚えていけたらと思っています。それにしても、10円で世界中へ手紙が瞬時に、しかも写真やイラストも付けて、それも一度に複数の人に送れるとは始めて知り驚きです。

 インターネットの普及により、人と人とを隔てている距離と時間が飛躍的に縮まり、会員間の距離も近くなり、情報の交換や交流が活発になり、便利な社会になる事と思います。

 最後に、パソコン教室を計画して、お世話して下さった文化体育部長の久保さんと、講師として指導していただいたNTT西日本福岡支店の皆様、本当にありがとうございました。又、4月8日には第3回も計画していただいていますが、参加人数に余裕があれば次回もぜひ参加して勉強していき、ぜひパソコン購入を早く実現させたいと思っています。(田中 秀樹)
広報誌「わだち」No.105より)


  第3回パソコン&インターネット教室

日時 2001年4月8日
  場所 春日市 クローバープラザ OAルーム
  主催 福岡県脊髄損傷者連合会 福岡支部


 去る4月8日(日)午前9時30分、福脊連・県役員会に先立ち、第3回パソコン&インターネット教室をクローバープラザOAルームにて開催しました。

 この教室は、高度情報化社会が加速し、インターネットが通信の主流となる時代を目前にし、情報格差(デジタル・ディバイド)是正及び自助努力支援型活動の一環として、会員向けに計画・実行したものです。

 今回は、NTT西日本の若きホープH氏をパソボラ(パソコンボランティア)講師にお願いし、11名が参加しました。セミナーの内容は、インターネットの概要について総復習を行い、次にインターネットの応用についてわかりやすく学びました。また、時にはゲームや占いなどを交えての指導で、楽しくパソコン操作を習得できました。

 特に面白かったのは『ちょんまげ占い』でした。パソコン上でそれぞれの質問に応答していくと、自分の時代劇的人格が表現されるものです。やれ、「傘張り浪人」になった!とか、「悪代官」になった!!とかで、OAルームは爆笑の渦に包まれました。ちなみに私の時代劇的人格は「江戸町奉行」で、大満足でした。

 しかし、楽しいことばかりではありません。今回は反省点も多々ありました。それは、ドタキャンやフリー参加等があり、参加人数の出入りが多く、名簿作りや資料の用意等に苦労したことです。今後、この教室を継続するためにも、参加する皆さんには出欠の連絡等の最低限度のマナーを守って欲しいと思います。

 さて、これからこの教室の中味もスキルアップしますので、IT(情報通信技術)革命に乗り遅れないように私たちも情報アクセスの主体者として、新しい技術にチャレンジしましょう。そして21世紀における会員相互の連帯を図り、福祉と雇用のネットワークを構築したいと願っていますので、ご協力の程、宜しくお願いします。具体的には、先ず、「福脊連のホームページを中心に福脊連だけのネットワークを確立し、会員宅にもインターネット接続環境を整備する」。

 次に、「ノーマネットに所属した九州各県の脊損連合会とリンクさせ、九州ブロックとして、一つのネットワークを完成させる」。これが文化体育部長としての私の夢です。夢は実現してこそ意義があると思います。(久保 親志)

広報誌「わだち」No.106より)


   

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